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「やまがたアグリネット」では、農作業に役立つ様々な気象情報を配信しています。農作物の休眠状況や加温の開始時期を判断する際には、あぐりんウェザーの低温遭遇時間情報ページをご活用ください。
低温遭遇時間は、「あぐリんウェザー」の農作業情報、会員メニューの項目から利用します。調べたい期間と温度を入力すると、期間内に設定温度を下回った時間数を累積して表示します。
例えば、さくらんぼ「佐藤錦」は、7℃以下の低温に1650時間遭遇すると自発休眠から覚醒します。休眠が覚醒する前に加温するには、休眠打破剤や高温処理を併用し、それまでの7℃以下遭遇時間を参考にしましょう。
また、啓翁桜では、10月1日以降に8℃以下となった積算時間から休眠の覚醒状態を判断できます。休眠覚醒前でも、この積算時間に合わせた休眠打破処理を行い加温することで、促成出荷することができます。
低温遭遇時間情報は、「やまがたアグリネット」会員限定のサービスです。県内在住の農業者または農業関係者の方であれば、どなたでも無料で会員になることができます。この機会に是非会員登録してください。