閉じる

ホーム > 農業一口メモ > 「つや姫」の高品質・良食味米生産

ここから本文です。

「つや姫」の高品質・良食味米生産

 全国のトップブランド米「つや姫」について、高品質・良食味米に仕上げるためのポイントを紹介します。
 出穂期から30日程度は、玄米の肥大が盛んな時期なので、間断かん水などで圃場の土壌水分を切らさずに管理することが大切です。「つや姫」の落水時期の目安は9月上旬頃です。早すぎる落水は、品質や食味の低下につながるので避けましょう。
 刈取り時期は、出穂後の日平均気温の積算値を目安に、青籾の割合や枝梗の枯れ具合、籾水分などで判断します。刈り遅れると胴割れ粒が増加して品質低下につながりますので、適期内の刈取りがとても重要です。
 県が新たなデジタル技術として実証している営農支援システム「アグリルック」では、インターネットを通じて、「つや姫」の「刈取適期マップ」や、「作業適期予測カレンダー」等の情報を得ることができます。利用方法については、最寄りの農業技術普及課までお問い合わせください。
 収穫した籾は、急激な乾燥や過乾燥を避け、適切な温度でゆっくり乾燥しましょう。籾摺り機は事前に試運転を行って胴割粒やくだけ米が発生しないように調整し、高品質、良食味の「つや姫」に仕上げましょう。

農業一口メモ一覧へ

バナー広告