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農業用水の節水利用について

県内では、6月下旬以降、降水量がかなり少なくなっています。このため、農業用水が不足し、農作物の生育の遅れや収量や品質の低下が心配される状況となっています。
現在、各河川の水量低下が進んでいるほか、多くの農業用のダム・ため池において貯水量が低下しています。
水稲では、稲の穂が出始める出穂期を迎え、多くの水を必要とする時期に入ります。今後の天候によっては、さらに農業用水の不足が心配されますので、節水に努める必要があります。
具体的な方法としては、かんがいする地域を区切って順番に水を配分する「番水」や、移動式ポンプを活用し排水路から水を汲み上げ、用水として繰り返し利用する「反復利用」があります。農業用水の管理を行っている土地改良区や水利組合などと十分に連携して取り組みましょう。
また、こまめに水田を見回り、畦畔や水尻から漏水していないか確認し、圃場内に水が行き渡ったら速やかに水口を止めることも大切です。
多くの農地に水が行き渡るように、地域ぐるみで話し合い、みなさんで節水に努めましょう。

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