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さくらんぼの高温障害対策

 現在、さくらんぼは、収穫期を迎えています。
 今年は気温が高い日が続いているため、果実の熟度が進んでいます。
 収穫期に高温に遭った場合、ウルミ果や、果皮にツヤがなくなったり、果肉が褐変したりする高温障害果が発生しやすくなります。
 高温障害などによるロスを軽減するためには、果実の熟度が進みやすい「樹の上部や枝先」などから優先的に収穫することが重要です。
 これに加え、施設内の気温や果実の温度を下げるため、遮光資材の被覆、樹上からの散水又は灌水、反射シートの除去などが有効です。なお、灌水する際には、10a当たり1mm程度の少量とします。
 高温少雨対策の詳細については、無料で登録できる「やまがたアグリネット」の会員になっていただくと、ホームページから「さくらんぼ高温対策マニュアル」を閲覧することができます。
 疲れが溜まってくる時期となりますので、体調管理や熱中症に十分留意しながら、引き続き選果を徹底し、美味しい山形のさくらんぼを消費者の皆さんに届けましょう。

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