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さくらんぼ作業での安全対策

 これから、さくらんぼの収穫作業が本格化し、高い所での作業が多くなります。山形県ではこの時期、ハウスや脚立からの転落事故が多発しており、残念ながら死亡事故も発生しています。
 さくらんぼ作業中の事故を防止するため、次のことを心がけましょう。
 まずは服装を見直しましょう。枝やパイプに引っかかりにくい作業着を着用し、滑りにくい履物で作業を行いましょう。さらに、万が一落下した際に頭部を守るヘルメットを着用しましょう。
次に、脚立を使う際の注意点です。開き止めの金具を確実にロックして、最上段には上らないようにしましょう。
 また、施設や道具の点検も重要です。パイプやクランプの錆、ハウスバンドの亀裂等をチェックし、必要に応じて作業前に修理・交換しましょう。
高所作業台車を使用する場合は、周囲や頭上をよく確認してから動かしましょう。
 さらに、作業はできるだけ複数で行い、互いに安全を確認し合いましょう。
 そして最後に、体調管理にも注意しましょう。十分な栄養と睡眠をとり、疲労回復に努めてください。また、熱中症にも注意し、休憩と水分を取りながら万全な体調で作業に臨むことが大切です。
 安全対策を徹底し、農作業事故ゼロを目指しましょう。

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