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さくらんぼの盗難防止対策

 大切に栽培したさくらんぼを盗難被害から守るため、防犯対策のポイントについてお話しします。
 はじめに、収穫した果実の保管や園地内の管理方法についてのポイントです。収穫した果実は短時間でも園地に放置せず、ハウスや作業小屋の出入り口や窓は閉じて鍵をかけておきましょう。脚立やかごなどの道具はこまめに片付け、身内のスタッフと部外者が区別できるよう、目印となる帽子や服などを身に着けましょう。
 次に、園地への侵入防止対策のポイントです。園地の外周にネットや柵を設置して外部から侵入しにくい環境づくりをしましょう。また、防犯カメラやセンサーライトを設置したり、園地に「警戒中」「立入禁止」「防犯カメラ作動中」などの看板やのぼり旗を設置することも効果があります。
 最後に、地域の関係者が連携した取組についてです。生産者や農協、警察が連携して防犯パトロールを行い、周辺の不審者や不審車両の情報、盗難発生情報などを関係者間で共有しましょう。これらの対策を講じて盗難被害を未然に防ぎましょう。
 もし、不審者や不審車両を発見した時には、その場ですぐに110番通報してください。その際には、身長や着衣、車種や車の色、車両ナンバー、逃走方向などを記録するようにしてください。
 山形のさくらんぼを守るため、地域みんなで力を合わせて取り組んでいきましょう。

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