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露地野菜は晩霜や低温に注意

 5月は、露地野菜の多くが定植時期となります。定植直後の苗は、霜や低温の影響を受けやすいので、次の2点に注意しましょう。
 1点目は適期に定植することです。平年より暖かい日が続くと、早く定植したくなりますが、20日頃までは霜が降りる恐れがあり、早植えすると霜や低温の被害に遭いやすくなります。前年までの作業日誌と現在の苗の生育状況、天気予報とを照らし合わせて、定植する日を決めましょう。
 2点目は定植後の温度管理です。トンネルを設置し、定植間もない場合は、ホットキャップを設置して保温します。霜注意報の発表等、翌朝の低温が予想される場合は、夕方早めにトンネルを閉めて温度低下を防ぎます。この際、茎葉やつるがトンネル資材に付着しないように注意しましょう。なお、翌朝は遅れずにトンネルを開け、日中は過度に保温せず、活着と生育促進に努めましょう。
 細やかな管理が必要な時期ですので、適期定植とトンネルの開け閉め等を適切に行って、初期生育を十分確保し、丈夫な野菜づくりを心がけましょう。

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