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りんご黒星病の開花期前後の防除

 黒星病はりんごの重要病害で、発病した葉から胞子が飛んで健全な葉や果実に次々に感染を繰り返すため、生育期間中は薬剤防除をしっかり行うことが大切です。
 展葉期からの防除が重要ですが、特にこれからの「開花直前」、「落花直後」、「落花10日後」、「落花20日後」は生育期間中、最も重要な防除時期です。園地を見回り、生育状況をよく観察し、タイミングを逃さないように薬剤散布を行いましょう。
 なお、開花期前後に低温となり、展葉期から開花期までの期間や、開花期から落花期までの期間が例年より長くなる場合は、散布間隔が10日以上開かないよう注意し、場合によっては、追加防除を行うなど臨機応変な防除に努めましょう。
 また、薬剤散布にあたっては、十分な薬液量を準備し、散布ムラが無いよう丁寧に散布します。散布予定日に降雨が予想される場合は、計画を前倒しして防除するとともに、散布間隔が開きすぎないように注意しましょう。

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