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暖房機の点検と掃除

 農作物の種類によっては、暖房機の使用を終える時期を迎えます。今日は、暖房機の点検と掃除のポイントをご紹介します。
 1つ目は、燃焼部分の掃除です。バーナノズルの周辺にこれまでの燃焼でついたススなどの汚れを付けたままにしておくと、燃料と空気が正常に混合しないため、完全燃焼の妨げとなります。洗油などを使って、汚れを落としましょう。また、掃除と同時に点検を行い、摩耗が進んでいる場合は、交換しましょう。
 2つ目は、燃焼室の掃除です。ススなどの汚れが付いたままでは、缶体への熱交換が妨げられ、暖房効率の低下を招きます。燃焼室内の汚れを落として、かき出しましょう。
 3つめは、パッキンなどの消耗品の点検です。劣化が見られ、漏れが心配される場合は、新品に交換しましょう。
 次の暖房シーズンまで汚れが付いたまま放置すると、腐食が進み、暖房機の寿命が短くなる恐れがあります。暖房終了のタイミングに点検と掃除を行うことが、暖房機を長持ちさせ、省エネにもつながります。

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