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近年、農業においても環境への負荷低減の重要性が増しています。このような中、皆さんも、特別栽培農産物の生産に取り組んでみてはいかがでしょうか。
特別栽培農産物とは、使用する化学合成農薬の使用回数と化学肥料の使用量を、地域の慣行栽培の半分以下に減らして栽培した農産物のことです。
本県では、約7,300戸の生産者が、米や大豆、野菜、果樹など様々な作物で特別栽培農産物の生産に取り組んでいて、全国でもトップクラスの取組面積となっています。
環境への負荷を低減する特別栽培農産物生産の取組みは、安全・安心のニーズにも対応し、消費者の信頼と評価を獲得する有効な手段となります。
本県では、「つや姫」の生産認定の要件となっていたり、環境保全型農業に対する支援を受ける際の取組み要件に設定されており、特別栽培農産物認証の取得意識が高まっています。
本県における特別栽培農産物の認証機関は「公益財団法人やまがた農業支援センター」と「鶴岡市」です。認証の手続きなど、詳しくは、認証機関または最寄りの農業技術普及課にご相談ください。