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山形県の「そば」は、作付面積が約5,400haあり、国内第2位で、県内の農作物の中でも、水稲に次ぐ第2位の作目となっています。また、県内には、製粉・製麺から麺類飲食店まで、優れた技術力を有する、そばに関連した企業が数多くあります。
更にそばは、食材としての価値だけでなく、観光資源としても大きな魅力のある作物です。県内各地で開催される「新そばまつり」などには、山形のおいしいそばを味わうために、県内外から多くの観光客が訪れ、地域の活性化につながっています。
品種は、「でわかおり」と「最上早生」が多く栽培されていますが、大石田町の「来迎寺在来」などのように地域ごとに特色ある品種も作付けされています。また、山形県農業総合研究センターで開発された「山形BW5号」は、収量性が高く、「最上早生」に比べて、麺の白みが強く、味や香りが良い大変おいしい品種で、県内各地で栽培が始まっています。
今年も、打ち立てのおいしい山形の「そば」をたくさん味わってください。