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促成山菜栽培に取り組んでみませんか

 稲刈りや夏の品目の栽培が終わり、来月には雪が降り始める時期となりました。今の時期は、たらのめ、うるい、行者にんにくなどの促成山菜の穂木採取や根株の堀り上げ時期となっています。今年も、大雨や高温といった極端な天候となり、山菜の株養成にも大きな影響がありました。採取した穂木や根株の状態をよく見極め、腐敗したものが混入しないように選別を徹底しましょう。また、乾燥やねずみの食害などが発生しないように、保管場所や保管方法にも注意を払いましょう。
 さて、山形県は促成山菜の全国一の産地であり、県外の消費者からも高い評価を得ています。促成山菜栽培は、冬の間にハウスの中で促成から収穫までの作業が可能で、冬期の貴重な収入源となっています。また、夏の管理にあまり手間がかからないため、水稲や野菜といった夏の品目と組み合わせやすく、周年農業が可能です。
 これから本格的な促成山菜の時期になります。栽培に興味がある方は、最寄りの農業技術普及課へお問い合わせください。

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