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農薬によるミツバチへの危害防止

 ミツバチは、メロンやさくらんぼ等の交配に利用され、園芸作物の安定生産には欠くことができません。ミツバチは巣箱の設置場所を中心に蜜や花粉のある植物を求めて広範囲に活動します。そして、稲の花が咲くこれからの時期は、活動が盛んな午前中に、水田に飛来することも多くあります。
 一方で、稲の花が咲く出穂期は、「斑点米カメムシ類」の防除時期となります。殺虫剤によるミツバチへの被害が発生しないよう、防除が始まるまでに防除実施者と養蜂家は連絡を取り合って、防除予定区域や巣箱の設置状況を必ず確認して共有しましょう。
 両者で連携を密にして十分に話し合い、防除実施者は防除時期や防除時間帯に配慮する、養蜂家は巣箱の設置場所を移動するなどの対応を徹底し、ミツバチへの危害防止に努めましょう。

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