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農作業中の熱中症予防

 日中の気温が高くなり、熱中症の発生が増えてくる時期になりました。熱中症予防は、日中の気温が高い時間帯を避けて農作業することが基本となりますが、この他に、対策を3つ紹介します。
 1つ目は、作業中の水分補給を欠かさず、こまめに休憩することです。のどが渇いていなくても、20分おきに毎回コップ1~2杯以上を目安に水分補給するとともに、塩分補給も時々行います。 
 2つ目は、熱中症予防グッズを活用することです。屋外では汗が素早く乾く素材の衣服と帽子の着用や、ファン付きウェア、また首などを冷やす冷却グッズを利用し、屋内ではエアコンや扇風機を活用しましょう。
 3つ目は、高温多湿の環境を避けることです。温度計や湿度計で作業環境を目で確認するとともに、日よけを設けるなど、できるだけ日陰で風通しを良くして作業しましょう。
 熱中症は、つらい暑さを感じなくても、知らず知らずのうちに症状が出る場合があります。なるべく2人以上で作業し、時間を決めて声をかけあったり、異常がないか確認しあうようにしましょう。暑さによる疲労や集中力低下に留意し、安全第一を心がけて農作業事故を防ぎましょう。

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