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農業一口メモ

2024年6月25日 農産加工施設の衛生管理

 食品衛生法が改正され、令和3年6月から、農産加工を含む食品製造事業者はHACCPに沿った衛生管理が義務化されました。HACCPに対応するうえで重要なのは、普段実施している一般衛生管理です。作業従事者の健康状態・衛生管理、設備や器具、製造施設の衛生管理について問題がないかしっかり確認しましょう。
衛生管理の基本となるのは、「手洗い」と「5S」活動です。「5S」とは、「整理、整頓、清掃、清潔、しつけ」の5つを指します。まず、必要なものと不要なものとを仕分けして、不要なものを処分し整理します。必要なものは置く場所を決めて整頓し、誰でもわかるようにラベルを貼って表示します。ごみや汚れのないように清掃し、清潔な状態を保つようにします。最後に、これらをルール化し、いつ、だれが、何をどのように作業し、どこに記録するかを決めて、作業する人全員が守るように習慣化します。
 また、食品衛生法の改正により、令和6年6月から、漬物を製造し販売する場合は、漬物製造業の営業許可証が必要になりました。営業許可の相談は、最寄りの保健所までお願いします。

2024年6月24日 大豆の中耕培土と雑草対策

 中耕培土は、除草と倒伏防止を兼ねる、大豆の安定生産には欠かせない作業で、大豆の3葉期と6~7葉期の2回実施します。
 中耕培土を行うことで、土壌に酸素が供給され、根の発育が良くなり根粒菌の活性が高まります。その結果、養分吸収が多くなり、生育が見違えるほど良くなります。さらに、中耕培土でできた溝は、排水対策に大きな効果を発揮します。
 培土を行う際には、出来るだけ株元まで土を寄せることが重要です。1回目の培土は子葉節までの高さで軽く行い、2回目は初生葉節から第1葉までの高さで行います。なお、2回目に、尿素を成分とする緩効性肥料を10a当たり窒素成分で7~8kg施用すると、収量が向上します。
 一方、最近は、外来種である帰化アサガオ類など、防除が難しい雑草が増えています。通常の防除だけでは対応することが難しく、圃場にまん延して収量が減ってしまう事例も見られています。帰化アサガオ類が確認されている圃場では、土壌処理剤を確実に散布し、中耕培土をしっかり行うとともに、効果の高い茎葉処理剤を早めに散布しましょう。

2024年6月21日 梅雨期における農作物の病気の防除

 梅雨期は、カビや細菌による病気が発生しやすい時期です。雨の日が続くと病原菌が増えやすく、病気が多発する恐れがあるので、ポイントをおさえた防除を行うことが大切です。
 また、梅雨期は、さくらんぼ灰星病、ももせん孔細菌病、りんご黒星病、西洋なし輪紋病、すいか炭そ病、ねぎ軟腐病など、直接減収につながる病気や、きゅうり褐斑(かっぱん)病やべと病など、葉に発病して生育に悪影響を及ぼす病気が発生しやすくなります。圃場(ほじょう)をよく観察して早期発見・早期防除に努めましょう。
なお、この時期は、降雨が続くことから病原菌が短期間に増えやすく、適期に防除できず、病気が蔓延してしまい、十分な防除効果が得られないことがあります。防除予定日に雨が予想されている場合は、予定を前倒して降雨前に防除を実施します。また、雨が続く場合は、防除間隔を短くしたり、雨の合間を見て防除したりすることで病気の蔓延を防止します。
梅雨期の病気の防除は、その年の収量や品質を大きく左右します。天気予報をしっかりと確認し、柔軟に対応しながら適期に防除を実施しましょう。

2024年6月20日 ストックの土壌消毒

 本県では、秋の気温の低下が早い気象条件を活かしたストック栽培が盛んです。10月に出荷するストックの播種時期は、7月下旬頃が目安となります。
 ストックの作付け前には、雑草対策や、土壌病害対策のため、ハウスの土壌消毒を行います。土壌消毒には、農薬を用いる方法のほか、アルコールや米ぬかなどの有機物を用いる土壌還元消毒法があります。どちらの方法も、土壌消毒に要する期間は3週間~4週間となりますので、播種まで1か月ほど確保でき、地温が高くなる6月中下旬が、土壌消毒を始めるのに適しています。作業計画をしっかり立てて実施しましょう。
 土壌消毒は、処理方法の誤りや処理ムラがあると、効果が低下するだけでなく、ストックに生育障害を発生させる場合があります。事前に作業方法をよく確認し、ムラが無く均一な処理となるよう、圃場の耕耘やビニール被覆等を丁寧に行いましょう。また、農薬を使用する際は、マスクを着用する等、安全に十分配慮しましょう。

2024年6月19日 「農大市場」開催のお知らせ

 農林大学校では、実践学習の一環として、学生が生産した農産物や農産加工品を直接販売する「農大市場」を開催します。
 年4回の開催を予定しており、今月は明日6月20日(木)の午前10時から11時までの1時間、新庄市角沢にある新しいキャンパス内で開催します。
稲作、果樹、野菜、花き、農産加工、林業の各経営学科が販売ブースを設置予定です。
 学生達が心を込めて生産した米や今が旬のさくらんぼ、切り花・花壇苗、新鮮な野菜のほか、農産加工品のジュース、ジャム、ケチャップなどを販売しますので、ぜひご家族皆様でおいでください。
 お越しの際はエコバッグをお持ちいただくよう、ご協力をお願いします。
 次回以降は、8月22日(木)、9月20日(金)、11月2日(土)に開催予定です。
 詳しい内容をお知りになりたい方は、農林大学校のホームページをご覧下さい。