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農業一口メモ

2026年1月9日 「新規就農支援研修」研修生募集のお知らせ

 東北農林専門職大学キャリアサポート・研修センターでは、県内で新たに農業を始めたい方を対象とした令和8年度新規就農支援研修生を募集しています。
 この研修は、就農に必要な実践技術と基礎的知識を習得するために、県の試験研究機関や先進農業経営者の下で学ぶ農業実習と、当センターで基礎知識を学ぶ集合研修を組み合わせて行います。研修期間は令和8年4月から令和9年3月までの1年間で、トラクターの運転技術や農業機械メンテナンスの実習、土壌肥料や経営に関する講義など、スムーズな就農に役立つ幅広いメニューとしています。
 受講は無料ですが、事前の申込みが必要です。申し込みの締め切りは、県の試験研究機関での農業実習を希望される場合は、1月23日(金曜日)まで、先進農業経営者での農業実習を希望される場合は、2月27日(金曜日)までとなります。研修の詳しい内容や国の就農支援制度などを事前に説明いたしますので、早めにご相談ください。
 詳しくは、東北農林専門職大ホームページをご覧いただくか、東北農林専門職大キャリアサポート・研修センター電話0233-22-8794までお問い合せください。

2026年1月8日 米麹で作る手作り味噌

 味噌は大豆と麹、食塩を混ぜ合わせて発酵熟成させた食品で、麹の原料の違いにより米味噌、麦味噌、豆味噌、これらを混合した調合味噌に分類されます。山形県では大豆に米麹を加えて造った米味噌が主流です。
 今回は、その米味噌約4kgの作り方を紹介します。用意する材料は大豆1kg、米麹1.3kg、塩480gです。大豆はよく洗い、たっぷりの水に一昼夜浸した後、鍋で十分柔らかくなるまで煮て、すり鉢などでよくつぶします。
 次に米麹と塩を混ぜ、そこに潰した大豆を加えてさらに混ぜ合わせます。よく混ざったら、5リットル程度の桶の中にビニール袋を広げ、味噌を手のひらで押しながら隙間なく詰めていきます。すべて詰め終わったら、表面をラップなどで覆い、押し蓋に約1kgの重石を乗せ、ビニール袋の口をしっかり閉じて桶の蓋をします。これを日の当たらない場所に移動し、3か月から4か月ほど発酵熟成させると食べ頃になります。
 寒さが厳しくなるこの時期は雑菌の繁殖が少なく、味噌の仕込みに適していると言われていますので、ぜひ手作り味噌にチャレンジしてみてください。

2026年1月7日 さくらんぼの加温ハウス栽培

 さくらんぼの加温ハウス栽培は、加温開始時期の判断が重要です。
 通常は、休眠から覚醒した後に加温を始めます。「佐藤錦」が休眠から覚めるには、7℃以下の低温に1,650時間遭遇する必要があります。この時期は、村山地域の平坦部の場合、平年では1月20日前後となります。今季は12月に気温が高い期間があったため、平年より数日程度遅れる見込みです。
 近年は、初冬の気温が高く、休眠覚醒が遅れることも多くなっています。そのため、「やまがたアグリネット」の会員サイトなどで、低温遭遇時間の確認を必ず行ってから加温を始めましょう。
 また、通常の加温栽培よりも生育をさらに早めるため、休眠から覚める前に、休眠打破剤を処理する方法もあります。休眠打破剤の使用に当たっては、散布時期や希釈倍率によって、効果に差がでたり、樹勢に悪影響を及ぼしたりすることがあるため、十分に注意しましょう。
 詳しい休眠打破剤の使用方法については、最寄りの農業技術普及課にご相談ください。

2026年1月6日 「さくらんぼ産地再生フォーラム」の開催

 令和7年のさくらんぼは、「佐藤錦」の開花期間中に、強風、降雨、低温となったことから結実が悪く、生産量は、平成以降で最も少ない8,310トンとなりました。令和6年産に続き2年連続の不作となったことで、消費者や市場関係者からの産地に対する信頼が揺らいでおり、安定生産が喫緊の課題となっています。
 そこで、安定生産への意識醸成を図るため、「さくらんぼ産地再生フォーラム」を開催します。日時は、1月21日(水曜日)午後1時から4時まで、場所は、山形ビッグウイング2階大会議室です。内容は、訪花昆虫の生態と管理方法、結実対策の優良事例や対策技術の研修のほか、結実しやすい園地環境を整備するために、県で行っている補助事業について紹介します。
 参加には、事前のお申し込みが必要です。また、会場出席のほか、オンライン参加も可能です。詳しくは、「さくらんぼ産地再生フォーラム」で検索し、県のホームページから1月9日までお申し込みください。

2026年1月5日 果樹の雪害対策

 1月上旬から2月上旬までは、降雪量が多く、果樹の枝折れや棚の倒壊などの被害が発生しやすい時期です。降雪が続く場合は、こまめに園地を見回り、雪を落として、枝折れや施設の破損などを防ぎましょう。
 一度降り積もった雪をそのままにしておくと、枝や棚に雪が凍り付き、落ちにくくなります。このため、降雪が続いた時や、まとまった雪が降った時は、できるだけ早めに枝や棚、パイプなどに積もった雪を落とします。なお、雪を落とした後は、枝から支柱が外れていることがあるため、次の降雪に備えて、支柱のかけ直しや、枝と支柱の結束を行います。パイプを2本クロスして枝を支えると、より効果が上がります。
 また、雪が解ける際には、埋もれた枝が下に引っ張られて裂けることが多いため、雪からの枝の抜き上げや掘り出しを行います。掘り出すことができない場合は、枝の周囲に溝を掘るか、スコップで枝の上や周りの雪に切れ目を入れ、枝が引っ張られる力を弱めます。
 雪対策をしっかり行い、樹や施設を護って、今年の生産に繋げましょう。