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農業一口メモ

2026年4月21日 さくらんぼの丁寧な結実対策

 さくらんぼの果実を成らせることができるのは「今だけ」です。特に、近年は果実が成りづらくなっているため、結実対策をしっかり行い、着果量を確保しましょう。
 低温や強風など天候が悪い場合は、マメコバチやミツバチの活動が鈍くなります。毛ばたきによる人工受粉は、少なくとも五分咲きと満開期の2回、必ず実施します。
 また、結実が安定しない園地、早期落葉や凍霜害などの影響で、雌しべの枯死が多い園地では、さらに回数を多くし、丁寧に受粉します。満開を過ぎても、枝の下側等には開花の遅い花が多く残っています。枝の下側も丁寧に受粉し、しっかり結実させましょう。
 さらに、開花期に乾燥が続く場合は、灌水を行い、湿度を保ちます。実止まりを確保し、果実肥大を促進するためには、開花後にも十分な土壌水分が必要ですので、乾燥が続く場合は積極的に灌水を行いましょう。
作業が重なり忙しい時期ですが、さくらんぼを成らせることができるのは「今だけ」です。結実対策を最優先し、おいしいさくらんぼを全国の消費者のみなさんに届けましょう。

2026年4月20日 りんご黒星病の開花期前後の防除

 りんご黒星病は、発病した葉から胞子が飛び、健全な葉や果実に次々と感染を繰り返す病気です。そのため、生育期間中は薬剤防除をしっかり行うことが大切です。
 展葉期からの防除が重要ですが、特にこれからの「開花直前」、「落花直後」、「落花10日後」、「落花20日後」は、生育期間中で最も重要な防除時期となります。園地を見回り、生育状況をよく観察し、タイミングを逃さずに薬剤散布を行いましょう。
 なお、開花期前後に低温となり、展葉期から開花期までの期間や、開花期から落花期までの期間が長くなる場合は、散布間隔が10日以上開かないよう注意し、場合によっては、追加防除を行うなど臨機応変な防除に努めましょう。
 また、薬剤散布にあたっては、十分な薬液量を準備し、散布ムラが無いよう丁寧に散布します。散布予定日に降雨が予想される場合は、計画を前倒しして防除するとともに、散布間隔が開きすぎないよう注意しましょう。

2026年4月17日 さくらんぼの丁寧な結実対策

さくらんぼの結実は、開花期の天候に大きく影響されます。結実対策をしっかり行い、着果量を確保しましょう。
低温や強風など天候が悪い場合は、マメコバチやミツバチの活動が鈍くなります。毛ばたきによる人工受粉は、少なくとも五分咲きと満開期の2回、必ず実施します。
また、結実が安定しない園地、早期落葉や凍霜害などの影響で、雌しべの枯死が多い園地では、さらに回数を多くし、丁寧に受粉します。満開を過ぎても、枝の下側等には開花の遅い花が多く残っています。枝の下側も丁寧に受粉し、しっかり結実させましょう。
さらに、開花期に乾燥が続く場合は、灌水を行い、湿度を保ちます。実止まりを確保し、果実肥大を促進するためには、開花後にも十分な土壌水分が必要ですので、乾燥が続く場合は積極的に灌水を行いましょう。
さくらんぼは、令和6年、7年と2年連続の不作となりました。結実対策を徹底し、しっかりと果実を成らせて、全国の消費者のみなさんに、山形のおいしいさくらんぼをお届けしましょう。

2026年4月16日 水稲の育苗管理

水稲の育苗期間中は、例年天気の変化が大きいため、きめ細かな管理が重要になります。
苗箱にかけるポリマルチなどの被覆資材は、出芽したら取り除き、芽の伸び過ぎに注意します。無加温育苗では、気温が低いと出芽の遅れや不揃いになりやすいため、被覆資材を取り除く時期を遅らせたり、ハウス周縁部の生育が劣る苗箱を中央部に移動して入れ換えるなど、状況に応じたきめ細かな管理で出芽を揃えます。
 緑化期以降は、遮光資材を適期に外し、温度の急激な上昇で苗が徒長しないよう、ハウスの戸口や裾を開けて、徐々に外気に慣らします。
プール育苗の場合は、1.5葉期頃から入水するとともに、苗が徒長しないよう、ハウス内の気温は慣行育苗より低めに管理します。
苗の良否が稲の初期生育量に大きく影響し、さらに生育後半まで影響を及ぼします。適切な灌水とこまめな温度管理で、充実度の高い健苗を育成し、気候変動に負けない稲作をスタートさせましょう。

2026年4月15日 ももせん孔細菌病の耕種的対策

「ももせん孔細菌病」は耕種的防除と薬剤防除を組み合わせて対策を徹底することが重要です。薬剤防除に加え耕種的な対策を行い、せん孔細菌病の被害を防ぎましょう。
せん孔細菌病の病原は細菌で、雨等の水分で移動し、葉裏の気孔や傷口から侵入して、葉や果実、枝に感染・発病します。風当たりの強い園地では、風雨で葉や果実、枝に傷が生じやすいため、発病が多くなる傾向が見られます。例年発生する園地では、防風ネットを設置して風当たりを弱くすることが重要です。
また、せん孔細菌病は、前年に感染した枝が開花期頃から発病し、葉に感染することで拡大します。このため、発病した枝を切り取って伝染源を減らすことがとても重要です。この春型枝病斑は例年4月下旬から7月上旬頃まで発生するので、見つけ次第、枝の元から切り取り、園地外に持ち出して適切に処分します。枝葉が繁茂すると枝の病斑が見つけにくくなるため、早い時期から園地をよく見回り、伝染源の除去を徹底しましょう。