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農業一口メモ

2026年6月16日 「中干し」は適期に行いましょう

稲の生育が旺盛になり、水田の緑が濃くなる時期になりました。初期生育量をしっかり確保した田んぼでは、間もなく「中干し」を行う時期になります。
「中干し」は、穂になる有効な茎数を確保した頃に行います。「中干し」と併せて、田んぼに溝を掘る「作溝」を行うことで、「中干し」の効果を高め、今後の水管理を効率的に行うことができます。
「中干し」は、田んぼから水を落とし、田面に小さなヒビが入る程度まで乾かします。土の中に酸素が入り、根の生長が促進され、その結果、秋の登熟が良好になります。また、収量が安定し、品質や食味も向上する重要な技術です。さらには、窒素の過剰な吸収を抑制し、穂をつけない無効分げつや、小さな穂にしかならないじゃくしょうほ弱小穂の発生を減らし、倒伏につながる下位節間の伸長も抑えます。田んぼの土が締まり硬くなるため、秋にコンバインでの収穫作業がしやすくなる効果もあります。
「中干し」と「作溝」は、稲作にとって大切な要素がたくさん詰まった技術です。おいしいコメを安定してつくるため、適期にしっかり行いましょう。

2026年6月15日 さくらんぼの適期内収穫

現在、さくらんぼは、主力品種「佐藤錦」や、大玉新品種「やまがた紅王」の収穫最盛期を迎えています。
今年は、果実の着色に適した気温であったことに加え、日照も十分に確保されたことから、順調に着色が進んでいます。
一方で、今年は、樹や枝による着色のバラつきが大きい状況です。収穫は、例年通りに進めるのではなく、園地の樹をよく確認し、熟期に達した樹や部位から優先して進め、もぎ遅れがでないようにしましょう。
また、「やまがた紅王」の果実は、熟度が進むと果皮が黒っぽく着色し、ツヤがなくなってきます。過度に着色した果実は、規格外となります。熟度が進みやすい樹上部や枝先、二年枝基部の果実は「すぐりもぎ」を行い、ロスがでないようにしましょう。
早朝からの収穫作業が続き、疲れが溜まってくる時期となります。体調管理や熱中症に十分留意しながら、引き続き選果を徹底し、美味しい山形のさくらんぼを消費者の皆さんに届けましょう。

2026年6月12日 飼料用トウモロコシの湿害対策

飼料用トウモロコシは、ホールクロップサイレージとしての利用だけでなく、濃厚飼料用として子実のみの利用も行われており、乾物収量と栄養価が高い、優れた飼料作物です。
一方で、土壌中の水分が高いと湿害を受けやすいため、栽培には排水性の良い圃場が適しています。降水量が多くなるこれからの時期は、排水対策を万全にして、生育不良を防ぎましょう。
具体的には、圃場の排水性を高めるために「明きょ」と呼ばれる排水溝を掘ることが有効です。これにより、隣接する水田などからの水の侵入を防止するとともに、降雨後は、圃場表面に停滞した雨水の速やかな排水が期待されます。
なお、湿害によって生育が停滞した場合は、速やかに排水した後に、できるだけ早く10aあたり5kg程度の窒素を追肥すると生育の回復に効果があります。
収量を確保して飼料コストの低減に努め、畜産経営の安定化を図りましょう。

2026年6月11日 「高温アラート」を活用しましょう

「やまがたアグリネット」では、農作業に役立つ様々な気象情報を配信しています。気象注意報や警報をお知らせするメールマガジンの「あぐりんウェザー」や、霜の被害の防止対策に活用できる「低温アラート」に加え、近年問題となっている生育期間の高温に対応するため、「高温アラート」のサービスを追加しました。
「高温アラート」は、アメダス観測地点で計測した気温が、設定した温度を超えた場合にメールでお知らせする、会員向けサービスです。
使い方は、「高温アラート」の通知温度設定ページから、アメダスの観測地点を選択し、アラートメールを受け取る温度を設定するだけです。選択した観測地点の気温が設定した温度を上回ると、それをお知らせするメールを受け取ることができます。ハウス栽培での温度管理や水田の水管理等にご活用ください。
「やまがたアグリネット」は、県内在住の農業者または農業関係者の方であれば、どなたでも無料で会員になることができますので、是非、会員登録をお願いします。

2026年6月10日 「農大市場」開催のお知らせ

農林大学校では、実践学習の一環として、学生が生産した農産物、農産加工品や林産物を直接販売する「農大市場」を開催しています。
今年は、年3回の開催を予定しており、今年第1回目は、19日金曜日の午前10時から11時までの1時間、新庄市角沢にあるキャンパス内で開催します。
稲作、果樹、野菜・花き、農産加工、林業の各学科が販売ブースを設置予定です。
農林大学校の学生達が心を込めて生産した米や新鮮な野菜、切り花・花壇苗のほか、ジュース、ジャム、ケチャップなどの農産加工品、木のベンチなどの林産物を販売しますので、ぜひご家族皆様でおいでください。
お越しの際は、エコバッグをお持ちいただきますよう、ご協力をお願いします。
次回以降は、9月18日金曜日、11月3日火曜日、文化の日に開催予定です。
詳しい内容は、農林大学校のホームページをご覧下さい。