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山形県における昨年の水稲直播栽培面積は、2,644haで、そのうちの約7割が、鉄粉をコーティングした種籾を播種する「鉄コーティング直播栽培」となっています。
「鉄コーティング直播栽培」では代かきした水田に播種しますが、種籾が土の中に潜ってしまうと発芽しにくくなるので、圃場の均平に注意し、代かき後に土を落ち着かせた状態で土壌表面に播種することがポイントです。土壌の硬さの目安は、1mの高さからゴルフボールを落として、土中にボールが1cmから半分が埋まる程度です。
種籾は塩水選と種子消毒の後、12℃から15℃の水に4日から5日間漬けたあと水を切り、鉄粉をコーティングします。コーティング後は鉄が酸化して発熱するので、発芽率が低下しないよう薄く広げる等、放熱しながら乾燥します。播種前には、種籾の発芽率を確認してから播種しましょう。
直播栽培は苗立ち本数が収穫量に大きく影響します。播種時期や圃場の状態、気象情報等を十分検討して適期に播種し、目標とする1平方メートル当たり100本以上の苗立ち数をしっかり確保しましょう。
この時期の果菜類の育苗は、生育ステージに合わせた、きめ細かな管理が必要です。今日は、健全な苗づくりのための三つのポイントを紹介します。
一つ目は換気による温度管理です。日の出が早まり、7時頃からハウスやトンネル内の気温が上がりやすくなるので、被覆資材を部分的に開放し、日中の天気をみながら換気幅を調整し、適切な温度管理に努めましょう。
二つ目は灌水です。灌水は晴天日の朝に行い、夕方までに土の表面が乾く程度が適正な量となります。灌水量が多いと、苗が軟弱になるため注意が必要です。なお、培養土の種類によって保水性が異なるので、特性に応じて加減しましょう。
三つ目は生育の調整です。生育がばらついた場合は、生育の揃い具合に応じてグループに分け、それぞれ温度や灌水の管理を変えます。定植作業が遅れる場合は、液肥を施用し苗の老化を抑え、管理温度を低くして生育を抑制するなど、よりこまめな管理に努めましょう。
さくらんぼの果実を成らせることができるのは「今だけ」です。特に、近年は果実が成りづらくなっているため、結実対策をしっかり行い、着果量を確保しましょう。
低温や強風など天候が悪い場合は、マメコバチやミツバチの活動が鈍くなります。毛ばたきによる人工受粉は、少なくとも五分咲きと満開期の2回、必ず実施します。
また、結実が安定しない園地、早期落葉や凍霜害などの影響で、雌しべの枯死が多い園地では、さらに回数を多くし、丁寧に受粉します。満開を過ぎても、枝の下側等には開花の遅い花が多く残っています。枝の下側も丁寧に受粉し、しっかり結実させましょう。
さらに、開花期に乾燥が続く場合は、灌水を行い、湿度を保ちます。実止まりを確保し、果実肥大を促進するためには、開花後にも十分な土壌水分が必要ですので、乾燥が続く場合は積極的に灌水を行いましょう。
作業が重なり忙しい時期ですが、さくらんぼを成らせることができるのは「今だけ」です。結実対策を最優先し、おいしいさくらんぼを全国の消費者のみなさんに届けましょう。
りんご黒星病は、発病した葉から胞子が飛び、健全な葉や果実に次々と感染を繰り返す病気です。そのため、生育期間中は薬剤防除をしっかり行うことが大切です。
展葉期からの防除が重要ですが、特にこれからの「開花直前」、「落花直後」、「落花10日後」、「落花20日後」は、生育期間中で最も重要な防除時期となります。園地を見回り、生育状況をよく観察し、タイミングを逃さずに薬剤散布を行いましょう。
なお、開花期前後に低温となり、展葉期から開花期までの期間や、開花期から落花期までの期間が長くなる場合は、散布間隔が10日以上開かないよう注意し、場合によっては、追加防除を行うなど臨機応変な防除に努めましょう。
また、薬剤散布にあたっては、十分な薬液量を準備し、散布ムラが無いよう丁寧に散布します。散布予定日に降雨が予想される場合は、計画を前倒しして防除するとともに、散布間隔が開きすぎないよう注意しましょう。
さくらんぼの結実は、開花期の天候に大きく影響されます。結実対策をしっかり行い、着果量を確保しましょう。
低温や強風など天候が悪い場合は、マメコバチやミツバチの活動が鈍くなります。毛ばたきによる人工受粉は、少なくとも五分咲きと満開期の2回、必ず実施します。
また、結実が安定しない園地、早期落葉や凍霜害などの影響で、雌しべの枯死が多い園地では、さらに回数を多くし、丁寧に受粉します。満開を過ぎても、枝の下側等には開花の遅い花が多く残っています。枝の下側も丁寧に受粉し、しっかり結実させましょう。
さらに、開花期に乾燥が続く場合は、灌水を行い、湿度を保ちます。実止まりを確保し、果実肥大を促進するためには、開花後にも十分な土壌水分が必要ですので、乾燥が続く場合は積極的に灌水を行いましょう。
さくらんぼは、令和6年、7年と2年連続の不作となりました。結実対策を徹底し、しっかりと果実を成らせて、全国の消費者のみなさんに、山形のおいしいさくらんぼをお届けしましょう。