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5月上中旬頃に定植した夏秋トマトは、収穫の最盛期を迎えています。昨年は、夏の高温の影響で、着果不良や障害果が多く発生しました。トマトは夏の暑さで草勢が弱りやすいため、温度管理に加え、灌水と肥培管理、株の管理が重要となります。
まず初めに温度管理です。この時期に着果を安定させ、空洞果の発生を防止するには、ハウス内の気温を上げないことが重要です。ハウスの側面に加え、妻面のビニールを開放して換気を十分に行いましょう。また、換気扇や農業用の循環扇を活用すると、さらに効果が高まります。
次に灌水と肥培管理です。1日の灌水量は、晴天日で1株当たり2~3L程度、曇天の場合、その2/3程度を目安にしましょう。追肥は、液肥を使って灌水と一緒に行うと効果的です。この場合、液肥は数回に分けて与えましょう。
最後に株の管理です。株の下の古くなった葉を摘み取って、風通しを良くすることで、病害虫が発生しにくい環境にします。また、長期どり栽培で行う「つる下げ」は、トマトに与えるストレスが大きいので、一度に大きく主枝を下げず、3回程度に分けて少しずつ下げるようにしましょう。
山形農林大学校では、入校を希望する高校生やその保護者、高校の先生などを対象とした「オープンキャンパス」を開催します。
「オープンキャンパス」では、在校生と交流しながら、体験実習、学校施設の見学、教育内容や募集要項の説明等を行い、農林大学校への理解を深めていただきます。
体験実習では、稲作・果樹・野菜・花き・畜産・農産加工・林業のうち、二つの実習を体験することができます。内容は、農作物の栽培管理や収穫作業、ブルーベリーなどの調製、花束づくり、牛の世話、畜舎や加工施設の見学、チェーンソーや小型グラップルの体験などを予定しています。
また、施設見学では、校舎や学生寮の見学の他、学生寮での食事も体験していただきます。
次回の開催は、7月25日(土曜日)です。
「オープンキャンパス」の詳しい内容をお知りになりたい方は、農林大学校のホームページをご覧いただくか、電話0233-22-1528、教務学生担当まで、お問い合わせください。
「山形県『ラ・フランス』振興協議会」では、適正な収穫・出荷時期と出荷規格の遵守を推進し、高品質な「ラ・フランス」の出荷に取り組んでいます。取組の中では、「山形ラ・フランス」の名称を、地理的表示保護制度(略称GI保護制度)に登録し、本県産「ラ・フランス」を他地域産と差別化し、その品質の高さを消費者にPRしています。
GI保護制度には、出荷箱等への表示に厳格な規定があり、令和9年8月以降、「山形県『ラ・フランス』振興協議会」に入会していない出荷団体や生産者が、GI保護表記である「山形ラ・フランス」やこれに類似する表示を行った場合、法律に基づき、罰則の対象となります。
特に、出荷団体を通さずに直売所で販売したり、贈答品を直送したりする場合など、個人の生産者が直接出荷・販売する際には注意が必要です。
「山形県『ラ・フランス』振興協議会」に入会し、GIの基準を守ることで、「山形ラ・フランス」と表示して、出荷することができます。未入会の場合は、ぜひ入会をお願いします。入会方法については、県園芸大国推進課にお問い合わせください。
7月は、りんごや西洋なし、もも、かきで、最終的な着果量に調整する仕上げ摘果の時期です。
りんごや西洋なしでは、着果が多い部分を手直しするとともに、サビ果や奇形果、傷果を摘果します。ももでは、肥大の悪い果実に加え、果形が左右対称となっている双胚果、果実の内部が割れる核割れ果を摘果します。
かきでは、L級以上の大玉で食味の良い果実を作るため、8月上旬までに、20枚~25枚の葉に1果を残す程度に調整します。
また、この時期は、果樹全般に枝や葉が茂り、農薬が付着しにくいため、樹の幹回りや主枝の分岐部を中心に徒長枝を切除します。
一方で、徒長枝の切り過ぎは、樹や果実の日焼けの発生を助長する場合があります。そのため、主枝の背面に発生した中程度の強さの徒長枝は、概ね30cm程度の間隔で残すようにしましょう。
また、高温時にはハダニ類の発生が多くなるため、自園地の発生をこまめに確認し、適期防除に努めましょう。
農業経営収入保険は、平成31年1月から始まった保険制度です。保険期間において、ご自身の収入が、基準収入の9割を下回った場合に、下回った額の9割を上限として補てんするものです。
収入保険の最大の特徴は、経営努力では避けられない様々なリスクを補償の対象としていることです。自然災害による収入の減少だけでなく、市場価格の下落や、けがや病気により収穫作業ができないなどの場合も補償対象となります。
収入保険に加入するには、保険期間の前年1年分の青色申告実績が必要です。まだ加入されていない方や、これから青色申告を予定している方は、万が一に備えて、収入保険の加入を検討してみてはいかがでしょうか。
詳しい内容につきましては、山形県農業共済組合の窓口へお問い合わせください。