閉じる

ホーム > 農業一口メモ

ここから本文です。

農業一口メモ

2026年10月12日 さくらんぼの品種構成を見直そう

近年、春の開花期の天候不順によるさくらんぼの結実不足が課題となっています。収量を確保して経営を安定させるため、さくらんぼ園地の品種構成を見直しましょう。
主力品種「佐藤錦」の結実を安定させるには、受粉樹の導入が重要です。令和7年、令和8年に十分な着果量が得られた園地は、受粉樹の割合が4割から5割と高く、概ね5品種以上が植えられていました。受粉樹が4割未満の園地では、計画的に複数の品種を導入しましょう。導入する品種は、「佐藤錦」の開花時期を参考に5品種以上とし、園地にまんべんなく配置されるように計画しましょう。「佐藤錦」より開花が早い品種には「紅秀峰」や「やまがた紅王」、開花が同時期の品種には「紅さやか」や「紅ゆたか」、「紅てまり」、開花が遅い品種には「大将(たいしょう)錦(にしき)」などがあります。
県では、苗木の購入助成を通して、「佐藤錦」から他品種への転換を支援しています。支援の内容や補助金の申請については、最寄りの農業技術普及課や農業振興課、JA、苗木販売業者等にお問い合わせください。

2026年10月9日 農林大学校の令和9年度入校生の一般選抜試験

山形農林大学校では令和9年度入校生を募集します。募集する学科は、稲作、果樹、野菜・花き、畜産、農産加工、林業の六つの経営学科です。
選抜に当たっては、筆記試験及び口述試験の内容を総合的に判定して行います。
一般選抜の試験日は、12月2日(水曜日)、出願期間は11月17日(火曜日)から11月24日(火曜日)までです。郵送の場合は当日消印有効です。また、農林大学校に直接お持ちいただく場合の受付時間は、平日の午前8時30分から午後5時15分までです。
農林大学校は、農林業のスペシャリストを養成する2年制専修学校です。創設70年以上の歴史を持つ学校で、これまでに3,800人以上の卒業生を送り出してきました。ぜひ、志を同じくする仲間と共に実践力を高め、卒業後には仲間と力を合わせて、山形県の農林業を未来に繋げていきましょう。入試に関する情報は、農林大学校ホームページの入試情報をご覧ください。ご不明な点は、農林大学校教務学生担当、電話0233-22-1528にお問い合わせ願います。

2026年10月8日 アスパラガス茎枯病の対策

近年、最上地域や置賜地域を中心に、露地栽培のアスパラガスが増えています。アスパラガスの収穫終了後は、来年春の収穫に向けて養分を蓄える大切な時期ですが、秋雨等の影響により、茎枯病が発生しやすい時期でもあります。茎枯病は、土壌中の病原菌が茎に感染することで発病します。発病すると、地上部が早期に黄化し、株全体が枯れ込んでしまうため、養分の蓄積ができなくなります。そこで、次の対策を実施し、茎枯病を予防しましょう。
はじめに、発病した茎は抜き取り、袋に入れて圃場の外へ持ち出し、処分します。
次に、薬剤防除を行う場合は、治療効果のある薬剤を選びましょう。アスパラガスは薬液をはじきやすいため、薬剤を散布する際は、必ず展着剤を加用し、薬剤をしっかり付着させます。

2026年10月7日 やまがたフラワーフェスティバル2026

やまがたフラワーフェスティバル2026が、今度の土曜日、10月10日に、南陽市宮内の「交流プラザ蔵楽」で開催されます。入場は無料で、どなたでもお越し頂けます。
この催しは、県民の皆様に、県内で生産されている花を広く紹介するとともに、品評会も開催し生産者の技術向上を図り、県内の花に関連する産業が更に発展することを目的に毎年開催している、県内最大の花のイベントです。
品評会では、県内各地の生産者が栽培した切り花や切り枝、鉢物・花壇苗200点以上が出品され、農林水産大臣賞等を受賞した花が展示されます。全国に出荷されている最高品質の山形の花をご堪能ください。また、品評会に出品された花は、ご購入いただけます。
会場のオープンは10時で、先着百名様には、お花のプレゼントがあります。また、今年は、熊野大社周辺の宮内会場の「南陽の菊まつり」と同日開催です。「南陽の菊まつり」と「やまがたフラワーフェスティバル」の両会場にあるフラワーアートをスマートフォン等で撮影して、会場内の特設ブースで画像提示された方には、抽選でお花が当たるイベントも行います。両会場は車で5分弱と近いので、それぞれに足を運んで、写真を撮って、気軽にご参加ください。今年の10月10日は、花の魅力を満喫できる特別な1日になること請け合いです。

2026年10月6日 柿の防雹ネットの被覆と適期収穫

間もなく柿の収穫時期を迎えます。近年は、気象の変動が大きく、降雹による農作物被害が増えています。秋の降雹被害は10月から11月の発生が多いことから、防雹ネットは、遅くとも10月上旬には設置しましょう。
主力品種である「平核無」の今年の生育は、果実肥大期の降雨量が多く、土壌水分が十分に確保されたことから大玉傾向であり、品質の良い果実の収穫が期待されます。今後、平年並みの気象で経過した場合、収穫は10月20日頃から始まると見込まれます。
収穫適期は、果実表面の色を目安に判断しますが、着色の進み方は気象状況や地域、樹勢等で異なるため、収穫が遅れないよう計画的に進めましょう。特に、樹勢が弱い樹や小玉の樹では着色の進みが早い傾向があるので、優先的に収穫します。
収穫に当たっては、園地ごと、樹ごとに着色をよく観察するとともに、JAや各総合支庁農業技術普及課の情報などを参考にしながら、適期収穫に努めましょう。