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2月は、短時間に大雪が降る場合もあることから、雪害に対する警戒が必要です。今後の気象情報と施設周辺の積雪状況に注意し、園芸施設が倒壊しないようにしましょう。
農業用ハウスでは、屋根に積もった雪は積もったままにせず、なるべく早く滑り落ちるようにします。暖房機があるハウスでは内張の天カーテンを開放して暖房し、雪を融かして滑り落とします。暖房機を設置していないハウスには、ストーブなどの補助暖房機を持ち込み、ハウス内の気温を上げましょう。屋根の雪を放置しておくと、被覆資材が雪の重みでたるんでしまい、雪が滑り落ちにくくなります。特に「農ビ」はたるみやすい資材なので、優先して屋根に積もった雪を落としましょう。
また、ハウスサイドに滑り落ちた雪が積み上がり、ハウスの肩まで達すると、その重みで倒壊しやすくなります。そのため、ハウスサイドの除雪はこまめに行い、屋根の雪が落ちるスペースを十分に確保しておきましょう。
除雪機を使った作業は使い方を誤ると命に係わる事故につながります。除雪機を点検する際は、必ずエンジンを止めるなど、安全確保に十分気を配って除雪を行ってください。
今日は、新庄市にある東北農林専門職大学の一年間を振り返ります。
本学は、昨年4月に2期生の43名を迎えて開学2年目をスタートしました。2期生は、明確な将来像を持って入学した学生が多い印象です。例えば、地域の方から大学近くの耕作放棄地を借用し、農地の復活にチャレンジしている学生グループがいます。その農地で採れた農作物は、大学近隣の産直施設で販売しています。ぜひ足を運んでいただければと思います。
また、今年度からは本学の学びの核となる臨地実務実習をスタートしました。この実習は、大学を飛び出し農林業経営の現場で学ぶ内容となっています。実習後の学生の様子を見ると、たくましさが増したり、実習に関連する新しいことにチャレンジしたりと、着実に成長している姿が見受けられます。学生の成長を支えてくださる受入れ先の皆様には、心より感謝申し上げます。 この4月からは新2年生も加わり約80名が臨地実務実習に臨みます。実習は県内を中心に東北各地で行います。
東北農林専門職大学では、日本をけん引する農林業経営者を育成するため、学生の学修を支えてまいります。
近年は、極端な高温や大雨などの気象災害や病害虫の増加によって、果樹の作柄に影響を及ぼす年が多くなっています。気候変動の影響を最小限に抑え、高品質な果実を安定してつくるためには、剪定をしっかり行って日当たりが良く、農薬の散布ムラが少なく、作業しやすい樹をつくることが重要です。
そのため、樹間が混み合っている園地では、始めに、間伐や縮伐を行います。次に、重なっている大枝の間引きや高所の枝の切り下げを行い、高い部分をコンパクトにして、日当たりが良く、農薬がかかりやすい樹形を目指しましょう。
さらに、樹勢に応じて、側枝の整理を行います。樹勢が強い樹では、花芽の少ない強い側枝を、弱い樹では伸びの弱い下がり枝などをせん除します。
また、昨年夏の高温少雨の影響で、花芽の数が例年よりも少ない園地がみられます。そのため、園地の樹の状態をよく確認し、花芽が少ない場合には側枝をやや多めに残すなどして対応しましょう。
剪定は、高所での作業が多くなります。雪上で脚立を使用する場合は、よく踏み込んで足場を安定させるなどし、転落事故には十分注意して、焦らずじっくりと進めましょう。
県では、地域の特徴を活かし、先駆的で優れた農業経営に取り組む農業者や団体を称えるため「山形県ベストアグリ賞」を授与しております。今年度は、8つの個人・団体が県知事賞となるベストアグリ賞を受賞しました。
今回は、併せて農林水産大臣賞、東北農政局長賞を受賞された方々をご紹介します。
まず、農林水産大臣賞を受賞した天童市の「株式会社 やまがたさくらんぼファーム」は、県内で最大級の観光果樹園を経営し、農園内ではカフェや加工品の販売も行っています。また、地域内の他業種と連携し、農業・観光において地域に貢献されています。
次に、東北農政局長賞を受賞したのは大江町の「渡辺 誠一」さんは、自らすももの育種を行い、10種類以上の品種・系統を開発されています。大江町では、すもも産地が形成され、新規就農者の増加に寄与しております。
各受賞者の取組内容は、県ホームページと県農業情報サイト「やまがたアグリネット」で紹介していますので、ぜひご覧ください。
2月は例年、積雪が最大となることから、万全の雪害対策を取ることが大切です。除雪作業の際は、次の点を心がけるようにしましょう。
まず除雪作業に入る前に、雪の重みでハウスが倒壊する恐れがある場合は、ハウスに近付かないようにしましょう。また除雪作業中は、屋根などに積もった雪の落雪にも十分注意を払いましょう。ハウスの倒壊や、落雪に巻き込まれるといった、万一の事故に備え、複数名で声がけしながら作業を行ってください。
除雪機を使用する際は、周囲の安全に気を配りながら、機械操作に十分注意し、事故防止に努めましょう。特に、機械に雪などがつまった場合は必ずエンジンを切り、ローターが止まってから取り除くなど、十分に安全を確保して、作業を行いましょう。
毎年、農道や園地の除雪作業中の転落事故や、除雪機のローターに巻き込まれる事故が発生しています。事故防止のための安全管理を徹底しましょう。