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秋の農作業が本格化する時期になりました。安全で効率的に作業を進めるためには事前の準備が大切です。
「仕事は段取り八分」と言われます。あらかじめ作業内容を決め、農業機械や器具は、作業前に点検しておくことが重要です。また、危険な作業や工程を洗い出しておき、作業内容に応じてヘルメットやゴーグル等の安全装備を整えましょう。更に、圃場に障害物等がないか、滑りやすい場所はないか等、危険箇所の把握も併せて行いましょう。
これまでの暑さによる疲れが出てくる時期でもあります。農作業事故を防ぐためには、常日頃から、疲れを溜めないよう十分な休憩を取ることも重要です。長時間の連続作業は集中力が低下して、能率が下がるだけでなく、重大な事故に繋がる恐れがあります。無理をせず、1時間ごとに10分を目安に休憩を取るのが、能率の良い働き方です。
夕暮れも早くなる時期であり、「暗くなってきたけど、もう少しだけ」という無理や焦りも事故につながります。無理のない作業計画を立てて、気持ちに余裕を持ち、安全に農作業を行いましょう。
東北農林専門職大学では、学園祭「東北農林祭2026」を、今週末の9月19日土曜日に開催します。時間は、午前9時30分から午後5時までです。大学の特徴である臨地実務実習でお世話になっている実習先との関わりを、模擬店などを通して知っていただけるイベントです。
実習先の農産物を活用した模擬店のほか、講演会、クイズラリー、学修成果発表、ライブ演奏など、見どころが盛りだくさんです。
講演会では、農業分野から、東京大学工学部を卒業され、川西町で農業を営む「利休宝園」代表の米利休さん、森林業分野から、金山町出身で、走る楽しさを人々に伝えている、東北RIZE代表の須賀暁さんをお招きします。
ぜひ家族そろってお越しください。
学生、教職員一同、皆様のご来場を心よりお待ちしています。
なお、学園祭は地域企業の皆様からの協賛金で運営されています。温かいご支援に、心より感謝申し上げます。
えだまめの主力品種「秘伝」は、西村山地域や置賜地域を中心に栽培されており、乾燥子実が緑色になる青大豆系の品種です。
「秘伝」は、食味が優れ、大粒で外観が良いことから、卸売市場において知名度が高く、消費者からの評価も高い品種です。えだまめとしての収穫期は、9月中旬から10月上旬になります。
収穫は、莢の厚さが8mm程度に肥大した時期に始めます。莢の肥大状況をよく観察し、適期に収穫できるよう計画的に作業を進めましょう。
収穫始めの9月中旬は、まだ日中の気温が高いため、収穫後の子実の呼吸量が多く、すぐに鮮度が低下します。そのため、鮮度保持に留意した収穫・調整作業が重要になります。収穫は気温の低い時間帯に行い、風通しの良い涼しい場所で、速やかに脱莢を実施し、冷水で洗浄してから、直ちに予冷を行うようにしましょう。
家畜の「夏バテ」は、真夏よりも朝夕の気温が下がる9月に多く現れる傾向にあります。この夏も気温の高い日が多かったことから、家畜にも暑熱ストレスが蓄積していると考えられます。「夏バテ」は、家畜の生産性の低下や疾病の原因となりますので、次の二つの対策に取り組みましょう。
一つ目は飼料を十分に食べさせることです。嗜好性や消化性が良く、栄養バランスが整ったものを給与しましょう。粗飼料については、家畜が食べやすいように、長さを短めに細断して給与することも効果があります。更に、給与回数を増やすこと、早朝や夕方の涼しい時間帯に給与することも効果的です。
二つ目は給水です。新鮮で冷たい水を十分に与えることが大切ですので、給水設備の清掃・点検を徹底しましょう。
なお、給与した飼料の食べ残しが多い場合は、体調を崩している可能性がありますので、すぐに体温を測り、状況に応じて獣医師の診察を受けましょう。
朝夕の個体観察を入念に行い、「夏バテ」している家畜を早く発見し、一日も早い回復に努めましょう。
果樹の品質や収量を上げるためには、今年のうちに樹に貯蔵養分を十分に蓄えて、来年の春先の生育を良くすることが重要です。
そのため、果樹の基肥は、根が活動している9月中に施用し、肥料成分を吸収させるようにします。
特に、さくらんぼは発芽から収穫までの期間が短く、貯蔵養分の量が少ないと初期生育が劣るので、適期に施肥し、しっかりと肥料を効かせることが重要です。また、今年、いつもの年よりも収穫量が多かった園地や樹、樹勢が弱い樹には前年よりも多めに施肥し、しっかり灌水を行いましょう。
なお、有機質主体の肥料を用いる場合は、化成肥料と比べて、根が肥料成分を吸収するまでに時間がかかるため、2週間程度早めに施用します。
肥料は、園地全体に均一に散布するのではなく、基準となる施肥量に、植え付け本数や樹勢、着果量などを考慮して、樹1本ずつ加減しながら施用することが重要です。
また、事前に堆肥を施用した場合は、堆肥由来の肥料成分量を考慮し、施肥量を調整しましょう。