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農業一口メモ

2026年6月10日 「農大市場」開催のお知らせ

農林大学校では、実践学習の一環として、学生が生産した農産物、農産加工品や林産物を直接販売する「農大市場」を開催しています。
今年は、年3回の開催を予定しており、今年第1回目は、19日金曜日の午前10時から11時までの1時間、新庄市角沢にあるキャンパス内で開催します。
稲作、果樹、野菜・花き、農産加工、林業の各学科が販売ブースを設置予定です。
農林大学校の学生達が心を込めて生産した米や新鮮な野菜、切り花・花壇苗のほか、ジュース、ジャム、ケチャップなどの農産加工品、木のベンチなどの林産物を販売しますので、ぜひご家族皆様でおいでください。
お越しの際は、エコバッグをお持ちいただきますよう、ご協力をお願いします。
次回以降は、9月18日金曜日、11月3日火曜日、文化の日に開催予定です。
詳しい内容は、農林大学校のホームページをご覧下さい。

2026年6月9日 さくらんぼの適期収穫と厳選出荷

今年のさくらんぼの生育は、平年より7日程度早く、間もなく主力品種「佐藤錦」の収穫が本格化します。
今年は気温が高いため、果実の成熟が急激に早まることが予想されます。そのため、樹勢が弱い樹や、樹の上部の枝など熟度が進みやすい部分から順次収穫を行う「すぐりもぎ」を徹底しましょう。
収穫作業は、果実の鮮度を保つため、朝の涼しい時間帯に行い、収穫後はできるだけ早く涼しい場所に移します。また、果実が傷まないように、収穫籠の内側やコンテナに布やウレタンを敷き、選果台に移す時も丁寧に作業しましょう。
「S」玉や、着色が50%未満の果実は、生食用さくらんぼとして出荷できません。「M」玉以上で大きさを揃え、等級ごとの着色基準を遵守して、しっかりと選果します。また、今年は「紅秀峰」を中心に、双子果の発生が例年より多い樹がみられるため、選果の際は注意しましょう。
生産者一人ひとりが、適期収穫と厳選出荷を心がけることが大切です。今年も美味しい山形のさくらんぼを消費者の皆さんに届けましょう。

2026年6月8日 稲の初期生育量を確保しましょう

稲の葉色が濃くなり、分げつが盛んに発生する時期となりました。
これからの約2週間で発生した分げつは、穂をつける重要な茎になります。目標の穂数を確保するため、分げつの発生を促進しましょう。そのためには、田んぼの水を浅くして、水温を高めつつ、昼夜の温度較差を維持するような水管理が重要です。
一方で、雨が少なく気温が高い日が続いて、土壌還元が急激に進むと酸素が不足して硫化水素など稲に有害なガスが発生することがあります。いわゆる「わき」です。「わき」が発生している田んぼでは、根の生長が悪くなり、葉色が淡くなって、分げつの発生も抑制されてしまいます。「わき」が発生したら、田んぼの水を入れ換えて、土壌中に酸素を供給します。「わき」の程度が激しく、稲の葉色が淡くなって、生育が停滞している場合は、夜間に落水して半日から1日程度田んぼを干して、土壌中に酸素を供給します。
「雪若丸」や「つや姫」は、特に初期生育量の確保が重要な品種です。田んぼの見回りを行って稲の生育状況を確認し、きめ細かい管理を行いましょう。また、わき対策を徹底して根を健全に保ち、充実した分げつを発生させましょう。

2026年6月5日 ストックの土壌消毒

本県では、秋の気温の低下が早い気象条件を活かしたストック栽培が盛んです。10月に出荷するストックの播種時期は、7月下旬頃が目安となります。
今の時期は、ストックの作付けに備えて、雑草対策や、土壌病害対策のため、ハウスの土壌消毒を行います。土壌消毒には、農薬を用いる方法のほかに、アルコールや米ぬかなどの有機物を用いる土壌還元消毒法があります。どちらの方法も、土壌消毒に要する期間は3週間~4週間となります。このため、播種まで1か月ほど確保でき、地温が高くなる6月中下旬が、土壌消毒を始めるのに適しています。作業計画をしっかり立てて実施しましょう。
土壌消毒は、処理方法の誤りや処理ムラが生じると、効果が低下するだけでなく、ストックに生育障害を引き起こす場合があります。事前に作業方法をよく確認し、ムラが無く均一な処理となるよう、圃場の耕耘やビニール被覆等を丁寧に行いましょう。また、農薬を使用する際は、マスクを着用するなど、安全に十分配慮しましょう。

2026年6月4日 さくらんぼ作業での安全対策

これから、さくらんぼの収穫作業が本格化し、高い所での作業が多くなります。山形県ではこの時期、ハウスや脚立からの転落事故が多発しており、残念ながら死亡事故も発生しています。
さくらんぼ作業中の事故を防止するため、次のことを心がけましょう。
まずは服装を見直しましょう。枝やパイプに引っかかりにくい作業着を着用し、滑りにくい履物で作業を行いましょう。さらに、万が一落下した際に頭部を守るヘルメットを着用しましょう。
次に、脚立を使う際の注意点です。開き止めの金具を確実にロックして、最上段には上らないようにしましょう。
また、施設や道具の点検も重要です。パイプやクランプの錆、ハウスバンドの亀裂等をチェックし、必要に応じて作業前に修理・交換しましょう。
高所作業台車を使用する場合は、周囲や頭上をよく確認してから動かしましょう。
さらに、作業はできるだけ複数で行い、互いに安全を確認し合いましょう。
そして最後に、体調管理にも注意しましょう。十分な栄養と睡眠をとり、疲労回復に努めてください。また、熱中症にも注意し、休憩と水分を取りながら万全な体調で作業に臨むことが大切です。
安全対策を徹底し、農作業事故ゼロを目指しましょう。