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農業一口メモ

2026年6月24日 大豆の中耕培土と雑草対策

中耕培土は、除草と倒伏防止を兼ねる、大豆の安定生産には欠かせない作業で、大豆の3葉期と6~7葉期の2回実施します。
中耕培土を行うことで、土壌に酸素が供給され、根の発育が良くなり根粒菌の活性が高まります。その結果、養分吸収が多くなり、生育が見違えるほど良くなります。さらに、中耕培土でできた溝は、排水対策に大きな効果を発揮します。
培土を行う際には、出来るだけ株元まで土を寄せることが重要です。1回目の培土は子葉節までの高さで軽く行い、2回目は初生葉節から第1葉までの高さで行います。なお、2回目に、尿素を成分とする緩効性肥料を10a当たり窒素成分で7~8kg施用すると、収量が向上します。
一方、最近は、外来種である帰化アサガオ類など、防除が難しい雑草が増えています。通常の防除だけでは対応することが難しく、圃場にまん延して収量が減ってしまう事例も見られています。帰化アサガオ類が確認されている圃場では、土壌処理除草剤を確実に散布し、中耕培土をしっかり行うとともに、効果の高い茎葉処理除草剤を早めに散布しましょう。

2026年6月23日 梅雨の時期における農作物の病気の防除

梅雨の時期は、カビや細菌による病気が発生しやすい時期です。雨の日が続くと病原菌が増えやすく、病気が多発する恐れがあるので、ポイントをおさえた防除を行うことが大切です。
また、梅雨の時期は、さくらんぼ灰星病、ももせん孔細菌病、りんご黒星病、西洋なし輪紋病、すいか炭そ病、ねぎ軟腐病など、直接減収につながる病気や、きゅうり褐斑病やべと病など、葉に発病して生育に悪影響を及ぼす病気が発生しやすくなります。圃場をよく観察して早期発見・早期防除に努めましょう。
なお、この時期は、連続した降雨により病原菌が短期間に増えやすい上、適期に防除できずに病気がまん延してしまうことがあります。防除予定日に雨が予想されている場合は、予定を前倒して降雨前に防除を実施します。また、雨が続く場合は、防除間隔を短くしたり、雨の合間を見て防除したりすることで病気の蔓延を防止します。
梅雨の時期の病気の防除は、その年の収量や品質を大きく左右します。天気予報をしっかりと確認し、柔軟に対応しながら適期に防除を実施しましょう。

2026年6月22日 農薬危害防止運動

県では、農薬による事故を防ぐために6月1日から8月31日までの期間、「山形県農薬危害防止運動」を実施しています。農薬散布に当たっては次の三点に注意しましょう。
一つ目は、農薬散布者自身の安全確保です。農薬を散布する際は、農薬用マスク、保護メガネ、防除衣、手袋等を必ず身に着け、散布中の事故防止に努めます。農薬の調製、防除器具の点検時も防除装備を着用しましょう。また、体調管理には十分注意し、暑い日の日中や体調が悪い場合は農薬散布を行わないようにします。
二つ目は、農薬の飛散による事故の防止です。農薬散布時は、隣接する作物や周辺環境に配慮し、園地外へ飛散しないようにすることが重要です。特に、住宅地や公共施設等の周辺では、事前に周辺住民に散布予定日時を周知するなどの必要な措置を徹底しましょう。
三つ目は、農薬容器の表示事項の遵守です。ラベルに記載されている適用作物や使用時期等の使用基準と注意事項をよく読み、適切に使用して、安全で安心な農産物を消費者に届けましょう。

2026年6月19日 雨除けトマトの栽培管理

トマトは、最初の花が咲いた後、主枝から本葉と花房が規則的に発生し、本葉の付け根からは、わき芽が伸びてきます。栽培期間中、花房には3~5個の果実をつけて収穫し、わき芽はかき取りながら、主枝を伸ばして管理します。
5月初めに定植する夏秋栽培では、6月下旬になると6段目の花房の花が咲き始めて、1段目の果実の収穫時期となります。しかし、この頃から、主枝の先端が細くなり、花房が貧弱になる等、様々な生育の変化が見られるようになります。
これらの原因の一つは、草や葉が成長する勢いである草勢がするためで、追肥を行い、草勢を維持することが重要です。追肥開始のタイミングは、3段目の花が咲き始める頃が一般的ですが、品種や草勢によっては、少し早めに施用する場合もあります。トマトは肥料に対して敏感に反応するため、一度に多量の追肥をすると、生育が旺盛になり過ぎ、茎の中心部が裂けて穴があくなどの障害が発生し易くなるので注意が必要です。追肥には液肥を使い、灌水と一緒に様子を見ながら、こまめに行いましょう。

2026年6月18日 元気な農業人材確保プロジェクト事業

県では、新規参入者やUターン者を含めた多様な人材による農業経営の継承をサポートするため、「元気な農業人材確保プロジェクト事業」を実施しています。
この事業では、農業に興味がある方、これから農業を始めたい方向けに、1週間程度から、最長6か月間の雇用契約を伴う農業体験を提供しています。体験者を受け入れる農家の方には、受入日数に応じて謝礼の支払いや体験者に支払う賃金等に対する支援を行います。
また、第三者への経営移譲を希望する農家向けには、経営移譲に必要な契約書の作成費用、資産の鑑定料等に対する支援を実施しています。
経営継承に関する相談窓口も開設していますので、お気軽に、山形県農業経営・就農支援センターのワンストップ窓口、電話023-641-1117にお問い合わせ下さい。