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農業一口メモ

2025年7月1日 山形農林大学校「オープンキャンパス」開催のお知らせ

山形農林大学校では、入校を希望する高校生やその保護者、高校の先生などを対象とした「オープンキャンパス」を開催します。
「オープンキャンパス」では、在校生との体験実習、学校施設の見学、教育内容や募集要項の説明等を行い、農林大学校への理解を深めていただきます。
体験実習では、稲作・果樹・野菜・花き・畜産・農産加工・林業のうち、二つの実習を体験することができます。内容は、農作物の栽培管理や収穫作業、花束づくり、牛の世話、加工施設の見学、高性能林業機械の実演などを予定しています。
また、施設見学では、新校舎や学生寮の見学の他、学生寮での食事も体験していただきます。
開催は、一回目が7月12日(土)、二回目が7月26日(土)、三回目が8月17日(日)です。
「オープンキャンパス」の詳しい内容をお知りになりたい方は、農林大学校のホームページをご覧いただくか、電話0233-22-1528、教務学生担当まで、お問い合わせください。

2025年6月30日 農作業中の熱中症予防

 日中の気温が高くなり、熱中症の発生が増えてくる時期になりました。熱中症予防は、日中の気温が高い時間帯を避けて農作業することが基本となりますが、この他の対策を3つ紹介します。
 1つ目は、作業中の水分補給を欠かさず、こまめに休憩することです。のどが渇いていなくても、20分おきに毎回コップ1~2杯以上を目安に水分補給するとともに、塩分補給も時々行います。 
 2つ目は、熱中症予防グッズを活用することです。屋外では汗が素早く乾く素材の衣服と帽子を着用し、ファン付きウェアや首などを冷やす冷却グッズも利用しましょう。屋内ではエアコンや扇風機を活用しましょう。
 3つ目は、高温多湿の環境を避けることです。温度計や湿度計で作業環境を目で確認するとともに、日よけを設けるなど、できるだけ日陰で風通しを良くして作業しましょう。
 熱中症は、つらい暑さを感じなくても、知らず知らずのうちに症状が出る場合があります。なるべく2人以上で作業し、時間を決めて声をかけあったり、異常がないか確認しあうようにしましょう。
暑さによる疲労や集中力低下に留意し、安全第一を心がけて農作業事故を防ぎましょう。

2025年6月27日 収入保険

 農業経営収入保険は、平成31年1月から始まった保険制度です。保険期間において、ご自身の収入が、基準収入の9割を下回った場合に、下回った額の9割を上限として補てんするものです。
 収入保険の最大の特徴は、経営努力では避けられない様々なリスクを補償の対象としていることです。自然災害による収入の減少だけでなく、市場価格の下落や、けがや病気により収穫作業ができないなどの場合も補償対象となります。
 収入保険に加入するには、保険期間の前年1年分の青色申告実績が必要です。まだ加入されていない方や、これから青色申告を予定している方は、万が一に備えて、収入保険の加入を検討してみてはいかがでしょうか。
 詳しい内容につきましては、山形県農業共済組合の窓口へお問い合わせください。

2025年6月26日 家畜の暑さ対策の準備をしましょう

 夏の暑さは、私たち同様、家畜にとっても大きなストレスになります。
 例えば乳用牛は、4℃から20℃が適温域とされており、25℃を超えると暑熱ストレスを感じ始めることから、畜舎内の温度が高くなると、飼料摂取量の減少、乳量や受胎率の低下といった影響が表れます。
 これらを防ぐためには、暑さを和らげて、家畜が健康で快適に過ごせる環境作りが大切です。本格的に暑くなる前に、早めに対策を始めましょう。
 暑さ対策は、畜舎環境と飼養管理の両面から行うと効果的です。まず、送風機や細霧装置を用いて、家畜の体感温度を下げることが重要です。また、熱を遮る方法として、屋根に石灰資材を塗布したり、軒下に寒冷紗を張ったりして、直射日光を和らげます。
 飼養管理の対策としては、冷たく清潔な水を常に十分飲めるようにし、出来るだけ嗜好性の良い良質な粗飼料を与え、食欲低下の防止に努めます。
 様々な暑さ対策を組み合わせて、生産性の低下を防ぎましょう。

2025年6月25日 「食品加工支援ラボ研修会」開催のお知らせ

 山形県農業総合研究センターでは、県産農産物を使った加工品開発を支援するための施設「食品加工支援ラボ」を活用し、食品加工技術、衛生管理、加工機器の操作等について学ぶ加工技術研修会を毎年開催しています。研修会は、これから食品加工を始めたい方や改めて加工技術を学びたい方などを対象としています。
 今年度は計5回の開催を予定しており、1回目の研修会は7月15日(火)の午後1時30分から、食品加工施設の開設方法やアイスクリーム類製造の基礎を学ぶ座学に加えて、さくらんぼやさつまいもを使ったアイスクリームの製造実習を行います。
 受講には、事前の申し込みが必要です。申し込み方法や研修会の年間カリキュラムついて知りたい方は、「食品加工技術相談窓口」電話番号023-647-3517にお問い合わせください。
 また、「食品加工技術相談窓口」では、食品加工に関するお困り事への相談も受付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。