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秋野菜の播種時期が近づいてきました。この時期から栽培できる野菜は、白菜や大根、青菜など様々な品目があります。今回は、それぞれの生育特性に合わせた栽培のポイントを紹介します。
一つ目は播種時期です。品目ごとに適期があり、早すぎると病害虫が多発し、収穫ができなくなるので、早播きは避けましょう。播種時期の目安は、村山地域平坦部を例にとると、白菜は8月15日~23日頃、大根や青菜は8月25日~9月5日頃までです。近年は温暖化の影響で、秋の気温が高く経過する年もありますので、天気予報を参考に、適期に播種ができるように圃場の準備を進めましょう。
二つ目は土づくりです。過剰な施肥や微量要素の不足は、様々な生理障害を引き起こします。そこで、播種前に完熟堆肥や石灰資材を施用します。また、基肥は品目ごとの適正量とし、ホウ素等を含む微量要素肥料もあわせて施肥し、土づくりに努めましょう。
秋野菜の播種に向けて、栽培のポイントを押さえながら、圃場の準備や肥料の設計など計画的に準備を進め、実りの多い秋を迎えましょう。
家族経営協定は、農業経営の方針や家族一人一人の役割、就業条件などを家族で話し合い、明文化したものです。
生活と経営の境目が曖昧になりがちな家族経営において、役割や労働条件が不明確なままでは、経営効率の低下や家族内の不満を招く一因となります。家族でおこなう農業を魅力的でやりがいのあるものにするには、全員が主体的に経営に参画し、それぞれの能力を発揮できる環境を整えることが重要です。
実際に締結した農家からは「役割が明確になり、責任感を持って仕事にあたれるようになった」「給与や休日などのルールが決まり、将来について前向きに話し合う機会が増えた」など、多くのメリットが報告されています。
5年先、10年先のビジョンを見据え、理想の経営や日々の暮らし、家族のあり方についてじっくり話し合うことは、絆を強め、次世代へつなぐ大切な第一歩となります。この機会に、未来に向けた対話を家族みんなで始めてみませんか。
家族経営協定について詳しく知りたい方は、お近くの農業技術普及課までお問合せください。
ダリアは、1日のうち、明るい時間が14時間以上ないと、花びらの数が少ない「露心花」と呼ばれる、商品価値が低い花が増えてしまいます。対策として、蛍光灯やLED電球などで電照を行います。電照は、冬期間も出荷継続する施設栽培では、必須の設備です。露地栽培でも、収穫期後半における、露心の発生抑制に効果があります。
まず、電照の設定について説明します。電照は、遅くともお盆頃までには開始し、収穫終了まで続けます。点灯時間は、朝は4時半頃から明るくなるまで、夕方は暗くなる前から18時半までです。露心が発生しやすい品種では、朝夕ともに30分程度点灯時間を延長します。
電照設備は、光源に、20ワットの電球型白色蛍光灯等を用います。LED電球は、商品により効果の有無があるので、導入前に効果を確認する必要があります。ソケットやケーブルは防水タイプを使います。その他、電源と24時間タイマーが必要です。
設置方法は、電球の間隔を約270cm、地面からの高さを約180cmに設置します。圃場の明るさは、最低でも、新聞が読める程度を確保します。
果樹園では、真夏の暑さが続くこの時期、ハダニが急激に増加します。発生が多くなると、さくらんぼでは早期に落葉し、樹勢の低下や翌年の花芽の充実不良につながるため、注意が必要です。
ハダニの防除対策のポイントは、早期発見と早期防除です。ハダニが発生しやすい幹周りの徒長枝や混み合った枝の葉の裏側をよく観察し、1枚の葉に3頭以上のハダニを確認したら、薬剤防除を行います。
ハダニを簡単に確認するには、黒い紙や画面を消した状態のスマートフォンを調べたい葉の下に置き、葉を叩く方法があります。ルーペ等で見ると、黒い背景にハダニが落ちて動くため、見つけやすくなります。
ハダニは、果樹の葉だけでなく、園地内の雑草にも寄生しています。草刈り後は雑草から樹に移動するため、薬剤防除は、草刈りを行った3日後頃に行うと効果的です。
また、樹冠内部で散布ムラが生じないよう、不要な徒長枝はせん除し、薬液が葉裏や樹上部の葉にも十分付着するよう、丁寧に防除します。
ハダニは、夏のこの時期の発生を抑えることが重要です。樹体の健全な生育に向け、しっかりと防除対策を行いましょう。
今日は、東北農林専門職大学の令和9年度入学者に係る総合型選抜試験について紹介します。
本大学は、優れた技術力と経営力、国際競争力を身につけ、農業・森林業のリーダーとなる人材を育成する、山形県立の専門職大学です。農林業の生産や経営等に係る知識と、理論に裏付けられた技術、地域活性化に向けた課題解決の実践的手法などを学ぶことができます。
募集する学科は二つあり、一つ目は、スマート農業等の最新の技術や、輸出などのグローバル化にも対応した農業経営者の育成を目指す農業経営学科です。もう一つは、自然環境や豊かな生態系など、森林の恵みを活用した多様なビジネス展開を目指す森林業経営者を育成する森林業経営学科です。
総合型選抜は、小論文、面接、書類審査を行います。出願期間は令和8年9月18日~10月2日まで、試験日は令和8年10月17日です。詳しい情報は、東北農林専門職大学ホームページ「入試情報」をご覧ください。ご不明な点は、東北農林専門職大学教務学生課までお問い合わせください。