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新規就農奮闘記9 〔岡部優子さん〕

 皆さん、こんにちは。今回の担当は妻の優子です。よろしくお願いします。
 急に寒くなり、体調を崩したりしていませんか?少し作業が落ち着くこの時期、私たちも気を抜かないようにしています。
 農園の様子ですが、さくらんぼの時期から続く「くろべえ茄子」の収穫も10月末まで。でも、その後も雪が降る前にやらなくてはいけないことがたんまりとあって、なかなか忙しい毎日です・・・。しかも日が短くなって、1日が早い、早い!・・・そう言っていたら、もう年を越してしまいそう。笑
 私の日々のバタバタ感をお話していたら、前置きが長くなってしまいそうなので、このへんで・・・。
 はぁ、でも、本当にゆったりとした余裕のある女性になりたいなぁ。長年の理想ですが、まだまだ遠い・・・です。笑

【アグリウーマン】

 今回は女性目線での農業をテーマにしてみました。
 私たちが就農する頃は、少しずつ女性就農者が増えてきていました。でも、まだまだ周囲のスポットがあたるほど珍しい頃でした。今は、様々な形で女性が農業に携わり、女性目線が新しい農業のカタチを創っていると思います。
 私自身、ひとりの農業者になりたいと思い、研修を受けて就農したわけですが、最初は地元の農家さんからも「無理すんなぁ」とか「(男性とは)違う仕事あっからそっちしてけろ」とか、皆さん、優しい言葉をかけて下さいました。笑
 でも、私がさくらんぼのハウスの上に登ったり、真っ黒になって(日焼けで黒、土汚れで黒・・・笑。)作業していると、いつのまにか男も女もなくなってきて、今や、ハウスの上での作業も「早ぐ登ってこーーい!」(ご心配なく。あくまでも愛情ある呼びかけですよ)という感じに。なんだか地域の輪の中に入らせてもらえた気がして嬉しかったです。

 こうした私のほんの数年の経験からですが、女性目線で感じたことがあります。
 一人で農業をするのは簡単ではないなぁということ。女性だったら、なおさらそう思います。もちろん、無理ではないんです。前にもお話したとおり、今は色んな形があるので、女性だからこそできることもたくさんあると思います。
 農家に雇用で入ることも一つ、加工を中心に作物を栽培する形もあるかと思います。あるいは、家族で経営されていて、その中で部門を作って担当されている方もいます。または、私たちのように夫婦で就農のカタチ。

 ただ、雇用でもなく、家族ででもなく、女性がたった一人で始めるのは、相当なパワーがいるんだろうなと思います。もちろん周囲の協力も必要です。
 例えば、大きな機械を使う作業。私も乗り方を教えてもらいながら乗ったりしますが、機械って難しくないですか?笑
 うまく言えないですけど、男性って機械のノウハウが元々備わっている気がしません?(機械に強い女性もたくさんいると思いますが、すみません・・・これは、あくまでも私個人の感想です。)笑
 私の場合ですが、作業にしても、力仕事などは男手、旦那さんに追いつかないことが多いです。だから、一人では時間がかかる。そう思うと、一人で何でもこなせるパワフルな女性だとしても、やっぱり周りの協力とか、手伝ってくれる仲間の存在は、とても大事なのかなぁと思ってしまいます。
 また、女性は、結婚でも、出産でも、生活リズムが大きく変化します。家のこと、子どものこと、やっぱり女性は仕事ばかりではいられないのが、まだまだ実情なのかなぁ、と…。
 また、仕事だけでなく、少々のライフステージの設計も必要かなぁと感じています。それと周囲のサポートも必要。でも、私自身、男だ女だという考えがあまり好きではなくて、同じように農業をしたい!と思い続けてきましたから、こうお話していることとは裏腹の気持ちもあるんです。笑
 今は、全国各地で女性農業者が活躍しています。そういう方々の話を聞くと、凄いと思うし応援したい。もし、これから女性一人で農業をしたいという人がいれば、いろいろなお話をしながら、応援できたらいいなぁ、そう思っています。

 私たちの研修時代の仲間でも、1人で就農して頑張っているパワフルな女性がいます。地域に溶け込んで周囲の協力を得られるのも彼女の魅力。そういったコミュニケーション力も大切だなぁと思います。
 また、数年前「アグリウーマン塾」の第一期生として、県内の女性農業者の皆さんとお会いする機会を頂きました。
 皆さんそれぞれが農業に携わるカタチややり方も違って、今後の経営のイメージや目標などをお話しました。まだ経営を始めて間もない頃でしたので、皆さんのお話に刺激を受けっぱなしでしたが、美味しいモノを作り届けたい、広めたい、女性だからこそのアイディアを活かしたい、そういう共通する思いも感じることができ、これから頑張るぞ―!という気持ちになりました。
 あれから数年、同じ思いも持ち続けながら、違うイメージや理想も重なって、私たちなりに農業を生業としています。

 私の目線だけで色々お話してきましたが、やっぱり同じ境遇で話せる仲間がいるって心強いです。農業を通じて、今後の出会いがとても楽しみです。いつか皆さんにお会いできますように・・・。


「アグリウーマン塾」刺激とパワーをいただきました!
「アグリウーマン塾」刺激とパワーをいただきました!

 
 


発信者/農林大学校研修部

問合せ先/TEL:0233-22-8794 FAX:0233-23-7537

更新日/2020年 10月 29日

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