こんにちは、ゲストさん

ホーム >流通分析室 >おいしい山形東京支部 >


作物名9月の見通し

りんご
令和2年度の青森県産貯蔵りんごは、前年度の半減とは違い例年並みの数量があった。3年度の露地りんごは、天候による被害を受けている地域もあり、秋りんごの数量は全体的に若干減と見込まれる。一部地域で8月は想定以上の雨量と低温による影響が今後の出荷に影響がでる可能性もあるが、寒暖の差があるため、色付きは良好であると推測する。青森県産「つがる」は9月初旬にスタートしてくると全体的に数量が増加し、現在の価格推移も例年並みであるため、秋果実の販売品目としては堅調な動きが継続していくと思われる。

ぶどう
9月からは秋果実として「露地ぶどう」が取り上げられる。各産地黒系品種からの転作で「シャインマスカット」が増量する予定。山梨産は上旬、長野・岡山産は中下旬からピークの予定。8月の高温と雨の影響で糖度の上りが遅いことから、出荷ペースは当初予定より遅れる見通しだが20日頃は多くなる。山形産「デラウェア」は9月いっぱい販売できる予定。

もも
8月下旬の販売は福島・山形・長野・新潟となっていたが出荷量は前年に比べ少なく、8月で長野・新潟産はほぼ終了となり、9月に入って福島・山形産の販売となり入荷量が少なく全体量は落ち込む。前年は10月上旬まで販売はあったが本年度は9月いっぱいで終了となる。「秋分の日」頃までは高値が続きそう。

きゅうり
8月中旬以降、成り疲れや天候不良から東北産が減少し相場高騰している。出荷は徐々に回復に向かっており、高値疲れもあって9月は相場反落となる見通し。予想入荷量は前年・平年をやや下回るも、価格の下落局面なことから見通し単価は平年の1割近く安い。

トマト
北海道・東北産が高温の影響を受けた段の収穫に入ったことや、8月中旬の気温低下を受けて数量減少中。9月に入ると高値疲れから相場は軟化する予想だが、数量面では大幅な増加は見込めず。月後半は北日本産地の出方が落ち着き、千葉産が増量となる。予想入荷量は前年・平年並み~微増。見通し単価は前年並みも平年比では1割安。

なす
8月中旬の大雨や気温低下を受けて数量は大幅に減少中。その後は天候良く気温が上がったことから生育も好転し、9月には増量が見込まれる。予想入荷量は前年・平年を下回り、見通し単価は平年よりわずかに高い。

ねぎ
北海道・東北産の生育は概ね順調。8月は中旬に降雨や出荷休みで減少し価格高騰したが、下旬は数量回復して価格は軟調推移。9月に入ると学校給食の再開で幾分需要が増えるも数量面での不安なし。予想入荷量は少なかった前年を上回り平年並み。見通し単価は前年・平年をやや下回る。

だいこん
北海道産は高温・干ばつでの作柄不良あるも、天候良く9月は回復傾向に。秋期は秋刀魚と合わせて特売が組まれるが、本年も不漁の見込みから大根の需要は期待できず。予想入荷量はやや少なかった前年並み。見通し単価は前年・平年よりやや安い。