みんなで6次産業化、東根生まれのドレッシング商品化へ
平成30年2月22日、果樹王国ひがしね6次産業化推進協議会(会長 土田正剛市長、会員226名)が主催する「東根産野菜を使ったイタリア料理試食会」で、東根市内で生産された野菜を原料としたドレッシング2品が、お披露目となりました。このドレッシングは、JAの野菜栽培研修施設で研修生が栽培した野菜を原料に、市内のイタリア料理店のシェフがレシピを考案し、市内の農産加工実践者が製造した“オール東根”で完成させた6次産業化の商品です。
商品の開発にあたっては、生産した研修生の思いを届けるため、シェフと農産加工実践者が協力し、原料となる玉ねぎや人参の自然な甘みと春菊やアレッタ(茎ブロッコリーの一種)の爽やかな風味が感じられるよう、野菜の組合せや分量、加工方法を探る試作を繰り返してきました。
生産者、加工実践者による試食会では「野菜の美味しさがとても引き立つ」等の意見が多く評価は上々で、6次産業化で東根市の農業を盛り立てていく取組みへの期待が大きく膨らみました。完成したドレッシングは、平成30年3月上旬から、東根市役所近くの文化施設「まなびあテラス」内のカフェ等で販売が始まり、市内の直売所でも販売される予定です。
当課では、今回の取組みに、野菜の栽培技術から加工技術の指導まで、総合的に支援を行い商品化を後押ししてきており、今後も地域農産物の魅力アップをめざし、農業と他産業が連携した6次産業化を推進していきます。
発信者/村山総合支庁北村山農業技術普及課 那須嘉寛
問合せ先/0237-47-8631
更新日/2018年 3月 12日
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