こんにちは、ゲストさん

ホーム >新規就農情報 >先輩の体験談 >新規就農者からのアドバイス >


新規就農奮闘記1 〔我妻拓也さん〕

「自己紹介・農業を始めてから独立まで」

 皆さん初めまして。今年一年間、新規就農奮闘記を担当させていただく事になりました、「野菜農園 EDEN笑伝」代表の我妻拓也と妻の飛鳥と申します。私たちは夫婦で就農した事もあり、この奮闘記も夫婦で担当します。
 大変読みづらいとは思いますが、毎月交互に担当させていただきます。

 先に旦那の方から始めさせていただくのですが、特に僕の方が文章を書くのがだいぶ苦手なので読みにくいところが多々あるかと思いますが最後までお付き合い頂けたら幸いです!

 まずは自己紹介。僕の出身は山形県米沢市で非農家でした。もともとここ米沢市の中でも山に近い方で自然に囲まれて育ってきたので自然と触れ合うのは好きな方でした。
 僕が農業と出会うきっかけなったのは以前働いていた会社の倒産でした。当時は妻と結婚して子供も二人授かった時で、「よしこれから頑張ろう!!」って時だったのですごく衝撃的でした。
 まずは仕事探しだ!三人を養っていかなきゃいけない…そんな時ふと思いついたのが妻の実家の農業でした。妻は女二人姉妹でしたので農家の後継者がいない事が頭をよぎりました。
 その時の僕の農業のイメージは、のんびり畑耕して、のんびり昼寝して、好きな時に働いて、冬はゆっくり休んで~etc…ごめんなさい。完全になめてました(笑)。そして何より「僕農業継ぎます」なんて言ったら妻の両親も喜ぶにちがいない!
 そんな事を勝手に思いながら農業の世界に飛び込みました。実際妻の両親には喜んでもらえたと思います。

 そんなあまい考えでしたので、実際やってみると想像を超える大変さが待っていました。 そして何しろ大規模農家でしたので…
 何が大変だったかと言うと、まず僕は農業の知識や経験が全くのゼロ!!農機具の名前、使い方、農地の面積、肥料の種類や成分、農薬の種類や成分など、農機具もトラクターや耕うん機位は知っていましたが、他にも見たことのない機械やらアタッチメントやら、使い方などまず分かりません。よく会話で出て来る、農地の面積を表す単位(一反やら一町歩)も初めて聞きました。なのでもちろん会話についていけません!肥料の三大要素N・P・K、学校で聞いた記憶だけはあります!!ですから頭の中がチンプンカンプン!!ある意味自慢できるくらい農業に関してど素人でした。
 そして極めつけは当時で水稲だけで40ヘクタール位あり、圃場もバラバラで周りの田んぼが全部同じ形でどこが自分の田んぼだか分からない…もう考えただけで心が折れそうでした(笑)。
 田んぼの草刈りなども朝から晩まで毎日刈り、すべて刈り終えた頃には最初の田んぼがまた伸びてるとか…愚痴ったらきりがないのでこの辺にしときますが、正直全く農業の楽しさが分かりませんでした。
 それでも僕は昔から負けず嫌いだったので、分からない事があればとにかくネットなどを活用して調べまくったり、農家の先輩などにしつこく聞いたりして少しずつ覚えました。
 田んぼにも毎朝早起きしてすべての圃場を回って生育状況を確認したり、水を調節したりと、出来る限りの事はしてきました。すると不思議なもので、毎日稲と向き合っていると稲が我が子のように見えてきて、愛情が湧いてくるんですね!それからはあんなに過酷だと思っていた草刈りなども苦じゃ無くなり、むしろ楽しく思えてきました。
 そして秋になり大事に育てた稲を収穫して食べた時、涙が出ました。今までは何も思わず普通に食べていたけど、人の口に入るまでにどれだけの時間と労力がかかるんだ~そして何より自分で愛情込めて作った米ってこんなに美味しいのかと、この時初めて実感しました。
 「作って食べる」これが農業の一番の魅力ですね!!

 妻の実家での農業時代は稲作だけではなく野菜の栽培なども経験させてもらい、基本的な栽培技術を実践しながら学ぶことができました。
 直売所オープンに立ち会えたり、海外研修生と学びながら様々な農業経験をする中で、天候不順で不作だったり、成功だけではなく失敗経験も共に経験出来たことも、後々になってはよかったのかなと今では感じます。
 数年農業をしているうちに、自分なりに「もっとこうしたらいいのに」とか「俺だったらこうするのにな~」と経営や作業効率、人の使い方などについてもいろいろ感じるようになりました。
 しかし素人に毛が生えた程度の自分の意見は、大規模農業を一代で築いてきた義父の耳にはまず届かないだろうな、とも感じていました。実際そういう場面もあったし、身内だから言うに言えない事も多々ありますしね(汗)。
 次第に自分で農業経営してみたい気持ちが強まり、せっかく楽しい農業に飛び込んだのだから自分なりに自分のやり方でチャレンジしてみたい!!と思うようになり、のちの独立就農という道を切り開くことになったわけです。その独立するのにもひと悶着あるわけですが・・・僕が選んだ道は明るく楽しい『いばらの道』でした。  次回に続く・・・・。

これから自分で始める農業経営に喜びと希望で満ち溢れていた頃
これから自分で始める農業経営に喜びと希望で満ち溢れていた頃

鍬1本から始めた独立就農
鍬1本から始めた独立就農


問合せ先/TEL:0233-22-8794 FAX:0233-23-7537

更新日/2018年 2月 28日

関連情報

12月25日
新規就農奮闘記11 〔岡部優子さん〕【農林大学校】
11月30日
新規就農奮闘記10 〔岡部洋介さん〕【農林大学校】
10月29日
新規就農奮闘記9 〔岡部優子さん〕【農林大学校】
9月30日
新規就農奮闘記8 〔岡部洋介さん〕【農林大学校】
8月28日
新規就農奮闘記7 〔岡部優子さん〕【農林大学校】

ページの先頭へ