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野菜「セルリー」のナメクジ防除の取組み

農業総合研究センターでは地域特産作物に使用する農薬の登録促進を図るため、薬剤による防除試験を行っています。
セルリーは以前から山形市で栽培されており、今年度から県の大規模園芸団地化推進プロジェクト事業に採択され規模拡大を進めている作物ですが、使用できる農薬が少なく、特にナメクジの対策に苦慮しています。
 ナメクジは湿った場所や物陰を好んで生息しますが、セルリー栽培では頻繁に灌水するため多湿となり、また、地面を覆っているマルチが隠れ家となって、ナメクジが好む生息条件となるため、被害が多くなります。ナメクジはおろし金のような歯で植物を削り取るように食べるため、セルリーの葉柄には溝状の食痕を残し(写真)、葉にも同様の被害を与えます。また、株の中に隠れたまま出荷されれば異物混入の原因ともなります。
今年度試験に使用した薬剤は、他作物ではナメクジに登録のあるものですが、セルリー栽培においても被害を軽減する効果や、株内のナメクジ数を減少させる効果が認められました。来年度も試験を継続し、得られたデータによりセルリーのナメクジ防除薬剤としての農薬登録を目指しています。


試験の様子
試験の様子

無散布における葉柄の被害
無散布における葉柄の被害


発信者/農業総合研究センター食の安全環境部 永峯淳一

問合せ先/023-647-3500

更新日/2018年 2月 13日

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