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就農のためのワンポイントアドバイス【■ステップ8■ 具体的な就農準備 住居・施設・機械の取得について】

 「農業を始めるためにはどんな準備が必要なのか?」先月号から、より具体的な就農準備について御紹介しています。先月号では「農地」の確保についてお話ししましたが、今月は、住居および施設・機械の取得について御紹介しましょう。

1 住居の確保について
 安定した住居を確保することは、新規就農の第一歩と言えます。通常は、いきなり住居を購入せずに、賃貸住宅や空き家を借りるというのが現実的です。
 市町村によっては、新規就農者用に住宅を建設したり、既存の賃貸住宅の賃借料の一部を助成してくれるところもずいぶん増えてきました。研修先や居住地を決定する前に、各市町村の助成内容や、入居条件を確認しておくとよいでしょう。
 また、全国的に空家問題が深刻で市町村行政の大きな課題になってはおりますが、人気のテレビ番組のように「築百年の空き家を改修、作業小屋は広く、目の前は野菜畑・・・・」などという物件を借りるのは容易なことではありません。建屋が物置状態だとか、持ち主の所在が分からない、持ち主が入院中、見ず知らずの他人に貸したがらない等々、借用は難しいのが現状のようです。
 最近は、各市町村に「空き家バンク」の設置も進んでいます。最終的には空き家を借りるにしても、最初は賃貸住宅を借り、長い時間をかけて理想の空き家を借りる方が失敗が少ないのかもしれませんね。

2 農地・施設(作業小屋・ハウスなど)は、なるべく住居に近いほうが良い!
 農地と住居、作業小屋などの施設は、農業経営を行い地域生活を送るうえでの、車の両輪と言えます。住居から30分かけて畑に行き、畑から忘れ物を取りに行くにも30分・・・などという位置関係では、農業経営上効率が悪くて仕方がありません。
 できるだけ農地と住宅、住宅と作業小屋や資材置き場が近いに越したことはないのですが、確保が難しいことから、農地の近くに作業小屋代わりのコンテナハウスを置いたり、遮光資材で被覆したビニールハウスを設置したりと、様々工夫している方も多いようです。
 農業関連施設を新たに設置するには、それなりの資金がかかるので、新規就農者用の共通の作業小屋を確保してくれる市町村や受け入れ組織、農協などの取り組みが少しずつ増えてきました。
 研修先の農家をはじめとした地元の皆さんと仲良くして、遊休不動産物件情報を入手しやすくしておきましょう。

3 機械導入の計画は綿密に行いましょう
 作物の種類や作付規模など、経営内容によって必要な機械や施設の整備内容は大きく異なります。
 機械や施設の導入には多額の資金が必要なので、新規就農者の方は、初めから大規模な投資はせずに、必要最小限の投資に抑えることが重要です。
 購入する場合は、購入先から見積りをとる、中古の導入も検討する、共同で機械を所有するほか、リースやレンタルの導入、リタイヤする農家から安く譲り受けるなど様々な方法を検討しましょう。施設同様、機械類についても新規就農者の共同使用に向けた準備をしてくれる市町村もあります。

辛口チェックポイント ちょっとその前に…

・農機具等を借りる際、「研修先の農家さんが貸してくれるだろう。」と思う新規就農者の方がいますが、一方で「当たり前のように農機具を使う!」と憤慨する研修先農家の方もいます。
 貸していただける場合は、使用料、メンテナンスなどについてきちんと契約を交わしましょう。


<執筆・お問い合わせ先>
公益財団法人 やまがた農業支援センター
山形市緑町1-9-30 緑町会館6階
電話 023-641-1117
FAX  023-624-6019


更新日/2017年 12月 26日

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