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ストックの開花調節による安定生産

庄内地域のストック出荷量は県内の約7割を占めており、秋冬出しでは全国有数の産地となっています。
ストックは、気温や日射量等気象のわずかな変化が開花期や切り花品質に大きく影響することが知られており、加えて、品種によって気象の変化に対する開花反応が大きく異なります。
近年、気象の変化が激しく、秋の気温や天候の影響を受けて出荷期が大幅に前後し、目標の時期に合わせることができず、需要に十分応えられていないことが課題となっています。これには、主要品種が極早生から早生に変わったことも影響しています。
当課では、これまで過去7年間の生育データから、播種期(移植栽培では定植期)別に花芽分化、発蕾、着色程度、開花進捗度、出荷期について、標準的な生育の目安を作成・提示しており、この生育の目安と現在の生育状況を比較して、適切な開花調節を行うよう指導しています。
具体的には、生育中期に、開花が進みすぎている場合には遮光を行い、開花の遅延が懸念される場合は植物調節剤の利用や日長処理(電照)などの技術を使い分けて、開花調整するよう指導しています。
さらに、今年度から、JA花き栽培指導員、ストック専門部役員と共に、「開花調節技術適用判定会」を開催し、生育に合わせた実施技術について話し合いを行っています。判定会で検討された結果はストック専門部会員に伝えられ、産地として目標の出荷時期に合わせることを目指しています。
当課では、今後も気象と生育に関するデータを収集、情報提供を行い、生産組織、関係機関と連携しながらストックの生産振興に取り組んでいきます。


開花調節技術適用判定会の開催(H20.9.20)
開花調節技術適用判定会の開催(H20.9.20)

開花遅延に対する長日処理
開花遅延に対する長日処理


発信者/庄内総合支庁農業技術普及課 恩田美和

問合せ先/0235-64-2103

更新日/2017年 10月 11日

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