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耕作放棄地を農地に再生し、世界のマーケットへ!初収穫した「啓翁桜」をロシアへ輸出

 酒田市浜中地区では、高齢化等の影響で増加している耕作放棄地の早急な解消が課題となっております。そこで、庄内みどり農協と生産者グループ「波の会」が、国の耕作放棄地再生利用緊急対策事業を活用して耕作放棄地の再生と「啓翁桜」の栽培実証に取り組み、平成29年2月16日に「啓翁桜」を初出荷しました。
 この実証圃では、「波の会」のメンバーと農協や当課等の関係機関が一体となって取り組んできました。1月中旬以降に収穫し促成した切り枝は、初出荷以降、関東の市場を中心に販売され、花芽の密な着生具合とボリュームの良さから大変好評でした。
 また、初出荷の翌週の2月23日には、酒田地区農産物輸出推進協議会の取組みでロシアへ輸出するため、90cmの切り枝1500本を出荷しました。「啓翁桜」をロシアに輸出する際は植物検疫を受ける必要があり、害虫等が付着していると輸出することができなくなります。実証圃では、栽培期間中の病害虫防除を徹底し、調整、出荷時にも枝を厳選したことで、無事に検疫を通過し輸出することができました。輸出した「啓翁桜」は2月28日にはロシアに到着し、3月8日の「国際女性デー」にあわせて販売される予定です。
 「波の会」では、今年は全体で約1万本の出荷を計画しており、来年以降も出荷本数は増加する見込みです。当課では、これからも世界に通用する高品質な「啓翁桜」が生産・出荷されるよう、産地全体の技術の高位平準化に向け支援していきます。


写真1 植物検疫前に、枝の品質を入念にチェック
写真1 植物検疫前に、枝の品質を入念にチェック

写真2 出荷される切り枝。花芽の着生も良好
写真2 出荷される切り枝。花芽の着生も良好


発信者/庄内総合支庁酒田農業技術普及課 高橋 佳孝

問合せ先/0234-22-6521

更新日/2017年 3月 1日

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