こんにちは、ゲストさん

ホーム >農業総合情報 >


おうとう実生苗の遺伝子情報から果実形質を予測する「DNA選抜技術」の開発

 当試験場では、長年おうとうの品種改良に取り組んできており、「紅さやか」、「紅秀峰」等の品種を育成しました。おうとうでは、交配から20年ほどの歳月を経てようやく品種が出来上がります。また、年間数百個体の実生苗を調査していますが、多くは育成中に淘汰され品種になりません。おうとう実生苗は実を結ぶまで4年以上かかることから、結実前に果実形質を予測できれば、早い段階での選抜が可能となり、品種改良の効率化が期待できます。
 そこで当試験場では近年、実生苗の遺伝子情報から、収穫期、果実の大きさ、果皮の着色、果肉色等の果実形質を予測する「DNA選抜技術」の開発に取り組んでいます。これまで、果肉色については、図に示したように、白いバンド(DNA)の位置の違いによって、「佐藤錦」のような白い果肉色であるか、「紅さやか」のような赤い果肉色であるかを予測することができるようになり、実際の実生選抜にも利用しています。収穫期(特に早生)と果実の大きさ、果皮着色を予測する技術は現在開発中です。これらの技術が開発されれば、優良品種育成の効率が飛躍的に向上することから、今後とも取組みを強化していきます。


図1 DNA選抜技術による赤肉・白肉個体の識別
図1 DNA選抜技術による赤肉・白肉個体の識別


発信者/五十鈴川寛司

問合せ先/0237-84-4125

更新日/2016年 12月 27日

関連情報

3月12日
農業情報3月号の記事を掲載しました!【農技環境課】
3月12日
啓翁桜」新規生産者の出荷がスタート【酒田普及課】
3月12日
次世代型施設を利用したトマトの周年栽培実証に着手【園芸試験場】
3月12日
こだわり食品フェア2018で新商品PR【農研センター】
3月12日
みんなで6次産業化、東根生まれのドレッシング商品化へ【北村山普及課】

ページの先頭へ