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置賜地域における「シャインマスカット」の長期貯蔵の取組み

  ぶどう「シャインマスカット」は、市場評価が高いことから産地間競争が激化しており、遅場産地である本県のブランド確立のためには、長野県、山梨県などの主産地の出荷量が減少する時期を狙った長期貯蔵出荷の拡大が必要です。
 そこで、JA山形おきたまでは長期貯蔵出荷を推進するため、平成27年度に「シャインマスカット」専用の冷蔵庫を導入しました。導入1年目の平成27年度は、貯蔵に取り組む生産者が10名程度、貯蔵量は約2.0tで、11月下旬~12月下旬に出荷し、貯蔵ロスが少なく、レギュラーシーズン(9月~10月)より4割程度高い価格で販売されました。
 当課では、JA山形おきたまと連携して栽培講習会などの機会に貯蔵への取組みを生産者に呼びかけたところ、平成28年度は22名で貯蔵量は約10tに急増しました。貯蔵品の出荷は11月25日から週3回の出荷を継続して行っており、最需要期の12月中旬には1回あたり約500㎏を出荷しました。
 また、12月8日に東京都内で仲卸2社から「シャインマスカット」貯蔵品の市場性を聞き取り調査を行ったところ、12月出荷の貯蔵品は、国内だけでなく海外でも需要が高いこと(特に香港では人気商品で知名度も高い)や、近年増加している長野県や山梨県など他産地と差別化するため、ギフト用に適する品質の高い果房を継続出荷することが重要であることが分かりました。
 当課では、高品質安定生産と共に長期貯蔵した品質の高い果房の継続出荷を推進し、競争力の高い産地づくりを進めていきたいと考えています。


1 JAおきたまの大型冷蔵庫での貯蔵の様子
1 JAおきたまの大型冷蔵庫での貯蔵の様子

2 大田市場に出荷されたJAおきたま産シャインマスカット
2 大田市場に出荷されたJAおきたま産シャインマスカット


発信者/置賜総合支庁農業技術普及課 菅原秀治

問合せ先/0238-57-3411

更新日/2016年 12月 27日

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