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おうとう樹脂細菌病の秋期防除

 おうとうの重要病害の一つに、樹脂細菌病があります。本病の発生には3種類の細菌が関与していて、その種類によって発病部位が異なりますが、枝幹部や芽、葉などに病斑を形成します。
 枝幹部の感染時期は、主に冬を中心とする晩秋から翌春にかけてであり、枝表面に生じた傷口から感染します。枝には褐色の円形病斑を生じ、やがてやや陥没して縦長楕円状になったり、病斑部が亀裂裂開したりします。かいよう状の病斑部からは樹脂(ヤニ)が出て、幼木では枯死に至ることもあります。芽に感染すると、不発芽や芽の枯死等が発生します。なお、樹脂(ヤニ)を漏出していても、それが透き通っておらず虫糞が混じって濁っているようであれば、コスカシバ等による虫害なので、区別できます。
 防除対策としては、他病害虫との同時防除を兼ねて、晩秋期~冬(越冬前)にボルドー剤を2~3回、春期発芽前に石灰硫黄合剤を散布し感染を予防します。病患部は、見つけ次第、健全部を含めて大きく削り取り、塗布剤を処理します。削り取った病患部や枯死枝、枯死樹は適切に処分しましょう。
 当試験場では、今後とも県内の主要な農作物に発生する病害の感染時期、感染経路の解明や効果的な防除対策の確立を目指し、試験研究に取組んでまいります。


接種部位の樹脂の漏出
接種部位の樹脂の漏出


発信者/後藤佳奈

問合せ先/0237‐84‐4125

更新日/2016年 10月 31日

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