こんにちは、ゲストさん

ホーム >農業総合情報 >


天敵を利用したオウトウのナミハダニ防除技術開発

 多くの果樹に寄生するナミハダニは増えるスピードが速く、また、殺ダニ剤への抵抗性を獲得しやすい難防除害虫です。さらにオウトウは、高品質化のため雨除けビニールをかけて栽培することから、高温乾燥を好むナミハダニにとっては雨の影響を受けない雨除けハウスは増殖に好適な環境にあります。
 自然界には、ナミハダニを捕食したりする天敵が多数知られています。一方、オウトウでは、通常、オウトウショウジョウバエ対策として殺虫剤を散布しますが、この殺虫剤がオウトウショウジョウバエだけでなく、ナミハダニの天敵にも影響を与えていました。近年、天敵に影響の少ない殺虫剤が開発・普及してきたことや、ナミハダニの薬剤抵抗性獲得防止の観点から、天敵を積極的に利用したナミハダニ防除技術の研究を開始しました。
 本研究では、天敵製剤とその圃場にいる土着天敵(従来からいる天敵のこと)を上手に組み合わせて、ナミハダニの発生を抑える技術の開発を目指します。今年度は、県内のオウトウ圃場で確認されるナミハダニの土着天敵の把握と、天敵製剤(ミヤコカブリダニ)の効果的な使用方法を調査します。これらを通じて安定したナミハダニの防除技術を開発していきます。

ナミハダニの天敵(カブリダニ類)
ナミハダニの天敵(カブリダニ類)


発信者/高部真典

問合せ先/0237‐84‐4125

更新日/2016年 5月 26日

関連情報

3月12日
農業情報3月号の記事を掲載しました!【農技環境課】
3月12日
啓翁桜」新規生産者の出荷がスタート【酒田普及課】
3月12日
次世代型施設を利用したトマトの周年栽培実証に着手【園芸試験場】
3月12日
こだわり食品フェア2018で新商品PR【農研センター】
3月12日
みんなで6次産業化、東根生まれのドレッシング商品化へ【北村山普及課】

ページの先頭へ