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新規就農者からのアドバイス3[山形ガールズ農場 菜穂子さん]
「新卒メンバーがやってきた!」
寒い日が続いております。農作業が、なかなか進みません。
それでも元気なのが、新メンバーたちです。山形に移り住んで来て、慣れない土地での慣れない農作業に、戸惑いながらも勢いよく畑に飛び出していきます。
【朝の日課】
ガールズ農場では、朝は6時に出社し、作業着に着替えて、その日の流れを確認して、準備運動を全員で行います。「いち・に・さん・し」「ごー・ろく・しち・はち」といった具合です。それから、今日の目標を一言しゃべって、畑へGOです。
準備体操が大事なのは、身体を壊さないため。腰が痛くなりがちな農作業ですから、若いからといって無理は禁物です。わたしも、ちょっと腰が痛いです。すべての農作業は体力作りです。美しいプロポーションを手に入れるため、腹筋背筋も鍛えます。全員でエンジンを組んで体操をすることで、気持ちも引き締まり、身体も目を覚ました状態で畑に行くことでけがの危険が少しでも減らせると考えています。
ガールズの新メンバーは、社会人も1年生なので、きちんとしゃべれるようになることも日々トレーニングしていかなければなりません。お客様の前でしゃべること、営業でしゃべることも、後々必要なスキルですから。そこで、一日一日の目標を立てて、一言だけでも自分の言葉で伝えることを実践しています。下手をすると毎日単純作業で、つまらない作業になってしましますから、どんな小さなことでも、昨日より上手になるんだ、はやくできるようになるんだ、声がけをしてチームワークで仕事をするんだとか、小さな目標を立てることが、大きな目標をかなえるためには、必要です。チームで仕事をするという意識もこれで芽生えます。人の評価、自分の評価が常にあり、社会に出たら、自分はこうだから、は、通用しないのだということを社会人として身につけてほしいと願っています。
【雇ってみましょう】
人を雇うということは、自分にとって強い負荷になっています。気ままに一人で農業をやっていれば感じなくてよい苦労がたくさんあります。もちろん経営的な視点から見れば、生活を背負っている、仕事を作って、利益を上げてお給与を支払わなければならないのですから、その責任を背負うということはプレッシャーです。
ガールズ農場の場合は、まだまだコレカラ!というところですが、将来を見据えて、はやく利益が出る体質にしなければなりません。
【手より口】
それから、常に人がいる!ということにも、わたしは家族とやっていたときには、感じなかったプレッシャーがあります。仕事を進めようとしたら、手よりも口を動かさないといけないのです。ゼロから始めるメンバーですから、わかるわけがないのです。まずは、植物との付き合い方、植物にリズムを合わせることから覚えていかなければならないのですから、時間がかかります。
「あの、あれ、ハウスの中にあるから、こっちの方さだけやっといて」みたいな会話が、成り立つわけがないのです。なんとなく家族とだと成り立ってしまうものが、当然通じません。人に分かりやすく、誤解なく伝えることと、だれでもが理解できるような体制をとることが、必要になってきます。
【先輩と後輩】
ガールズ農場には、1年働いた先輩が2人います。先輩がいることは、新メンバーが増えた今、とても助けになっています。先ほどの「あの、あれもってきて・・・」の会話がおおよそ通じるようになっているのです。しかも新メンバーが何に戸惑うのか、何が分からないのかが、自分の経験から想像がつくために、分かりやすく説明してくれます。農家に生まれて農家に育ったわたしには何が分からないのか、どうして理解できないのかが分からないことがよくあります。そこに気がつくことができるということは、すばらしいことだと思います。また、農家の常識を知らないガールズたちは、時にはっとするようなことを言います。ガールズ農場では、その感性をマイナスではなくプラスにとらえて、女子の感覚で農業に新風を吹かせることと思います。
【人材とともに】
今の私の目標は、この新入社員たちを立派な生産者に育てることです。来年には全員が戦力となる人材に成長すること、この人材たちとともにガールズ農場の発展があると思っています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
村山市 菜穂子さん プロフィール
村山市出身、農家の3女として生まれる。大学時代、教育実習の経験から“食と命”に興味を持ち、あらためて農業に魅力を感じ就農。平成17年度農業大学校の研修(直売部門)と並行し、山形県産果実消費拡大キャンペーンにも参加。平成19年国立ファーム(有)へ入社し、生産から販売までの仕事を経験。平成21年4月同社の生産部門として、国立ファーム(株)山形ガールズ農場を始動。同社代表を務める。県農業青年クラブ連絡協議会会長。
~これからの内容(予定)~
5月 社長の苦悩~人を雇うということ~
6月 素人上等!お師匠を探そう
7月 さくらんぼ、が与える感動
8月 流通と生産のチームワーク
9月 女子大生が集まる農場
10月 ブログで情報発信
11月 加工で増える、産出額。でるか、利益?
12月 冬こそ、フル回転
1月 続けるために、来年は
★★皆様から菜穂子さんへのコメントや疑問等を受け付けます。
下記のメ-ルアドレスにお送り下さい。お待ちしています。
寒い日が続いております。農作業が、なかなか進みません。
それでも元気なのが、新メンバーたちです。山形に移り住んで来て、慣れない土地での慣れない農作業に、戸惑いながらも勢いよく畑に飛び出していきます。
【朝の日課】
ガールズ農場では、朝は6時に出社し、作業着に着替えて、その日の流れを確認して、準備運動を全員で行います。「いち・に・さん・し」「ごー・ろく・しち・はち」といった具合です。それから、今日の目標を一言しゃべって、畑へGOです。
準備体操が大事なのは、身体を壊さないため。腰が痛くなりがちな農作業ですから、若いからといって無理は禁物です。わたしも、ちょっと腰が痛いです。すべての農作業は体力作りです。美しいプロポーションを手に入れるため、腹筋背筋も鍛えます。全員でエンジンを組んで体操をすることで、気持ちも引き締まり、身体も目を覚ました状態で畑に行くことでけがの危険が少しでも減らせると考えています。
ガールズの新メンバーは、社会人も1年生なので、きちんとしゃべれるようになることも日々トレーニングしていかなければなりません。お客様の前でしゃべること、営業でしゃべることも、後々必要なスキルですから。そこで、一日一日の目標を立てて、一言だけでも自分の言葉で伝えることを実践しています。下手をすると毎日単純作業で、つまらない作業になってしましますから、どんな小さなことでも、昨日より上手になるんだ、はやくできるようになるんだ、声がけをしてチームワークで仕事をするんだとか、小さな目標を立てることが、大きな目標をかなえるためには、必要です。チームで仕事をするという意識もこれで芽生えます。人の評価、自分の評価が常にあり、社会に出たら、自分はこうだから、は、通用しないのだということを社会人として身につけてほしいと願っています。
【雇ってみましょう】
人を雇うということは、自分にとって強い負荷になっています。気ままに一人で農業をやっていれば感じなくてよい苦労がたくさんあります。もちろん経営的な視点から見れば、生活を背負っている、仕事を作って、利益を上げてお給与を支払わなければならないのですから、その責任を背負うということはプレッシャーです。
ガールズ農場の場合は、まだまだコレカラ!というところですが、将来を見据えて、はやく利益が出る体質にしなければなりません。
【手より口】
それから、常に人がいる!ということにも、わたしは家族とやっていたときには、感じなかったプレッシャーがあります。仕事を進めようとしたら、手よりも口を動かさないといけないのです。ゼロから始めるメンバーですから、わかるわけがないのです。まずは、植物との付き合い方、植物にリズムを合わせることから覚えていかなければならないのですから、時間がかかります。
「あの、あれ、ハウスの中にあるから、こっちの方さだけやっといて」みたいな会話が、成り立つわけがないのです。なんとなく家族とだと成り立ってしまうものが、当然通じません。人に分かりやすく、誤解なく伝えることと、だれでもが理解できるような体制をとることが、必要になってきます。
【先輩と後輩】
ガールズ農場には、1年働いた先輩が2人います。先輩がいることは、新メンバーが増えた今、とても助けになっています。先ほどの「あの、あれもってきて・・・」の会話がおおよそ通じるようになっているのです。しかも新メンバーが何に戸惑うのか、何が分からないのかが、自分の経験から想像がつくために、分かりやすく説明してくれます。農家に生まれて農家に育ったわたしには何が分からないのか、どうして理解できないのかが分からないことがよくあります。そこに気がつくことができるということは、すばらしいことだと思います。また、農家の常識を知らないガールズたちは、時にはっとするようなことを言います。ガールズ農場では、その感性をマイナスではなくプラスにとらえて、女子の感覚で農業に新風を吹かせることと思います。
【人材とともに】
今の私の目標は、この新入社員たちを立派な生産者に育てることです。来年には全員が戦力となる人材に成長すること、この人材たちとともにガールズ農場の発展があると思っています。
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村山市 菜穂子さん プロフィール
村山市出身、農家の3女として生まれる。大学時代、教育実習の経験から“食と命”に興味を持ち、あらためて農業に魅力を感じ就農。平成17年度農業大学校の研修(直売部門)と並行し、山形県産果実消費拡大キャンペーンにも参加。平成19年国立ファーム(有)へ入社し、生産から販売までの仕事を経験。平成21年4月同社の生産部門として、国立ファーム(株)山形ガールズ農場を始動。同社代表を務める。県農業青年クラブ連絡協議会会長。
~これからの内容(予定)~
5月 社長の苦悩~人を雇うということ~
6月 素人上等!お師匠を探そう
7月 さくらんぼ、が与える感動
8月 流通と生産のチームワーク
9月 女子大生が集まる農場
10月 ブログで情報発信
11月 加工で増える、産出額。でるか、利益?
12月 冬こそ、フル回転
1月 続けるために、来年は
★★皆様から菜穂子さんへのコメントや疑問等を受け付けます。
下記のメ-ルアドレスにお送り下さい。お待ちしています。
発信者/農業大学校 研修部
問合せ先/山形県新庄市大字角沢1366 TEL・FAX0233-22-8794
Email/nf-funtoki@agrin.jp
更新日/2010年 4月 28日
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