台風18号接近に伴う農作物等被害防止対策について
台風18号の接近により、県内も大雨や強風等の影響を受ける恐れがあります。
今後の気象情報に留意し農作物等の被害予防対策について、下記の点を参考に技術対策を徹底して下さい。
記
1 水稲・大豆
(1) 事前対策
ア 収穫期に達している圃場については、可能な限り早めに収穫する。
イ 大雨によるほ場停滞水の排水が速やかに行われるよう、ほ場周辺や水路の点検整備を行う。また、大豆やそばでは排水溝や明きょ等の点検・手直しを行う。
(2) 事後対策
ア 浸水や冠水があった場合は、揚水ポンプなどを利用し速やかな排水対策に努める。
イ 冠水や倒伏した水稲ほ場では、穂発芽や被害粒の発生が懸念されるので、刈取りを急ぐともに、別刈り・別調製を行う。
2 果 樹
(1) 事前対策
ア 収穫期に達している品種は、早めに収穫する。
イ 水田転換樹園地や低地樹園地等を中心に、停滞水が発生しないように排水溝等の点検を行う。
ウ 強風に備えて丈夫な支柱を立てて倒伏を防止するとともに、枝を固定して果実の落下を防止する。防風ネットは事前に点検し、損傷がひどいネットは耐久性の強いものに替え、支持支柱も補強する。
エ 強風による落果の発生が懸念されるため、樹冠下に敷わらを行い、落下時の損傷を極力軽減する。
オ 棚栽培では、棚の倒壊を防止するため、古くなった支柱の交換や棚線の点検を行う。
カ ぶどうの雨よけテント等の施設で、まだビニールの除去等のあとかたづけが終了していない園地では早急に実施する。
(2) 事後対策
ア 落下した果実はできるだけ早く拾い集め、傷の程度で選別しそれぞれの用途に応じて処理する。
イ 倒木はできるだけ早く起こして支柱で支える。すぐ起こすことが困難な場合は、根に土をかけるなどして乾燥を防止する。
ウ 半分以上の根が切断した場合は、翌年以降樹勢が衰弱するため、その程度に応じて着果程度を軽くする。
エ 枝が裂けた場合は、結果枝を減らして負担を軽くし、裂開部を接合するため癒合剤を塗布し、縄やカスガイ等で固定する。
オ 浸水や滞水している場合は、ポンプによるくみ上げを早急に行い排水するとともに、土砂等が堆積している場合は除去する。
カ 風により果実にキズが発生した場合は、炭そ病などの病害が発生しやすくなるので、発病果は見つけ次第つみ取り処分する。
3 野菜・花き
【事前対策】
(1)露地品目
ア 表面水を速やかに排水するため、排水溝の点検や補修を行い、大雨による浸水や停滞水による根腐れ等の発生を防ぐ。
イ アスパラガス、食用ぎく、りんどう等では、支柱や防風ネット、フラワーネット等の点検、補強を行い、強風による茎葉の損傷を防ぐとともに、収穫可能なものは収穫作業を急ぐ。
(2)施設品目
ア 大雨による施設内への水の浸入を防ぐため、施設周辺の排水溝等の点検を行う。
イ 防風施設やパイプ支柱、アンカーなどの点検を行い、損傷箇所や連結ジョイントなどにゆるみがある場合は速やかに補修を行う。アンカー等を設置していない施設では、強風によるパイプや支柱の浮き上がりを防止するため、必ず設置する。
ウ 強風による被害を防ぐためハウスの天窓や側窓などの点検を行い、マイカー線の締め直し、支持材の点検、被覆資材の破損部補修等を実施する。また、天窓等が自動開放しないよう手動運転する。
エ 食用ぎく、ストック、トルコぎきょう等のフラワーネットの点検を行う。特に、ストックでフラワーネットをまだ設置していない場合は早急に設置する。
【事後対策】
(1)露地品目
ア 浸水や滞水している場合には直ちに排水対策を実施する。
イ ねぎ等で倒伏がみられた場合には、天候の回復を待ってできるだけ速やかに起こし、生育の回復を図る。
ウ 病害発生の拡大を防ぐため、発生状況に注意し防除対策を講じる。また、液肥等の葉面散布を行い、生育の回復を図る。
(2)施設品目
ア 水の侵入により滞水した場合は、ポンプなどにより速やかに排水する。
イ ハウス被覆資材が破損した場合には風等の状況を見ながら速やかに補修して、内部の作物の管理が十分に行える状態にする。
ウ 被覆資材の破損などで茎葉の損傷など作物への被害が発生した場合は、被害株の抜き取りや茎葉を摘除するとともに、かん水や液肥の茎葉散布、追肥により草勢回復に努める。また、病害虫の発生に留意する。
エ 大きな被害が発生した場合には速やかに植え替え作物の準備を行うが、暖房機等の施設装備を考慮して作目・作型を決定する。
5 畜 産
(1) 事前対策
強風による破損被害を防止するため、畜舎・堆肥舎等施設の点検と補強を行うとともに、施設内への浸水防止対策を講じる。また、放牧場では、放牧家畜を排水が良く風裏となる牧区に移し、事故防止に努める。
(2) 事後対策
今秋に更新した草地及び青刈とうもろこしほ場に浸水があった場合は、早急に排水対策を講じる。
強風によりとうもろこしが倒伏した場合は、栄養成分と嗜好性の低下を防止するため、できるだけ速やかに収穫・調製する。なお、収穫作業にあたっては、倒伏方向に向かって刈り取るとともに、低刈りによる土砂の混入に留意する。
今後の気象情報に留意し農作物等の被害予防対策について、下記の点を参考に技術対策を徹底して下さい。
記
1 水稲・大豆
(1) 事前対策
ア 収穫期に達している圃場については、可能な限り早めに収穫する。
イ 大雨によるほ場停滞水の排水が速やかに行われるよう、ほ場周辺や水路の点検整備を行う。また、大豆やそばでは排水溝や明きょ等の点検・手直しを行う。
(2) 事後対策
ア 浸水や冠水があった場合は、揚水ポンプなどを利用し速やかな排水対策に努める。
イ 冠水や倒伏した水稲ほ場では、穂発芽や被害粒の発生が懸念されるので、刈取りを急ぐともに、別刈り・別調製を行う。
2 果 樹
(1) 事前対策
ア 収穫期に達している品種は、早めに収穫する。
イ 水田転換樹園地や低地樹園地等を中心に、停滞水が発生しないように排水溝等の点検を行う。
ウ 強風に備えて丈夫な支柱を立てて倒伏を防止するとともに、枝を固定して果実の落下を防止する。防風ネットは事前に点検し、損傷がひどいネットは耐久性の強いものに替え、支持支柱も補強する。
エ 強風による落果の発生が懸念されるため、樹冠下に敷わらを行い、落下時の損傷を極力軽減する。
オ 棚栽培では、棚の倒壊を防止するため、古くなった支柱の交換や棚線の点検を行う。
カ ぶどうの雨よけテント等の施設で、まだビニールの除去等のあとかたづけが終了していない園地では早急に実施する。
(2) 事後対策
ア 落下した果実はできるだけ早く拾い集め、傷の程度で選別しそれぞれの用途に応じて処理する。
イ 倒木はできるだけ早く起こして支柱で支える。すぐ起こすことが困難な場合は、根に土をかけるなどして乾燥を防止する。
ウ 半分以上の根が切断した場合は、翌年以降樹勢が衰弱するため、その程度に応じて着果程度を軽くする。
エ 枝が裂けた場合は、結果枝を減らして負担を軽くし、裂開部を接合するため癒合剤を塗布し、縄やカスガイ等で固定する。
オ 浸水や滞水している場合は、ポンプによるくみ上げを早急に行い排水するとともに、土砂等が堆積している場合は除去する。
カ 風により果実にキズが発生した場合は、炭そ病などの病害が発生しやすくなるので、発病果は見つけ次第つみ取り処分する。
3 野菜・花き
【事前対策】
(1)露地品目
ア 表面水を速やかに排水するため、排水溝の点検や補修を行い、大雨による浸水や停滞水による根腐れ等の発生を防ぐ。
イ アスパラガス、食用ぎく、りんどう等では、支柱や防風ネット、フラワーネット等の点検、補強を行い、強風による茎葉の損傷を防ぐとともに、収穫可能なものは収穫作業を急ぐ。
(2)施設品目
ア 大雨による施設内への水の浸入を防ぐため、施設周辺の排水溝等の点検を行う。
イ 防風施設やパイプ支柱、アンカーなどの点検を行い、損傷箇所や連結ジョイントなどにゆるみがある場合は速やかに補修を行う。アンカー等を設置していない施設では、強風によるパイプや支柱の浮き上がりを防止するため、必ず設置する。
ウ 強風による被害を防ぐためハウスの天窓や側窓などの点検を行い、マイカー線の締め直し、支持材の点検、被覆資材の破損部補修等を実施する。また、天窓等が自動開放しないよう手動運転する。
エ 食用ぎく、ストック、トルコぎきょう等のフラワーネットの点検を行う。特に、ストックでフラワーネットをまだ設置していない場合は早急に設置する。
【事後対策】
(1)露地品目
ア 浸水や滞水している場合には直ちに排水対策を実施する。
イ ねぎ等で倒伏がみられた場合には、天候の回復を待ってできるだけ速やかに起こし、生育の回復を図る。
ウ 病害発生の拡大を防ぐため、発生状況に注意し防除対策を講じる。また、液肥等の葉面散布を行い、生育の回復を図る。
(2)施設品目
ア 水の侵入により滞水した場合は、ポンプなどにより速やかに排水する。
イ ハウス被覆資材が破損した場合には風等の状況を見ながら速やかに補修して、内部の作物の管理が十分に行える状態にする。
ウ 被覆資材の破損などで茎葉の損傷など作物への被害が発生した場合は、被害株の抜き取りや茎葉を摘除するとともに、かん水や液肥の茎葉散布、追肥により草勢回復に努める。また、病害虫の発生に留意する。
エ 大きな被害が発生した場合には速やかに植え替え作物の準備を行うが、暖房機等の施設装備を考慮して作目・作型を決定する。
5 畜 産
(1) 事前対策
強風による破損被害を防止するため、畜舎・堆肥舎等施設の点検と補強を行うとともに、施設内への浸水防止対策を講じる。また、放牧場では、放牧家畜を排水が良く風裏となる牧区に移し、事故防止に努める。
(2) 事後対策
今秋に更新した草地及び青刈とうもろこしほ場に浸水があった場合は、早急に排水対策を講じる。
強風によりとうもろこしが倒伏した場合は、栄養成分と嗜好性の低下を防止するため、できるだけ速やかに収穫・調製する。なお、収穫作業にあたっては、倒伏方向に向かって刈り取るとともに、低刈りによる土砂の混入に留意する。
発信者/生産技術課
更新日/2009年 10月 6日
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