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カバープランツ(ミント植物)の簡易増殖苗を現地で実証する

栽植したペニーロイヤルミントのマット苗
栽植したペニーロイヤルミントのマット苗

マット苗を栽植した法面
マット苗を栽植した法面

 近年、草刈作業労力の軽減や水稲(籾)を加害するカメムシが好む雑草の生育抑制などをねらいに、ほふく性で草丈が低く密生する植物をカバープランツとして利用する取組が進んでいます。
 村山総合支庁では、プロジェクト事業として農業技術普及課が主体になり、上山市高松地区でペニーロイヤルミントをカバープランツとして水田畦畔に導入してきました。その結果、カメムシの被害軽減などの一定の効果がみられ、19年度から農地・水・環境保全向上対策事業として農道、畦畔管理に活用しています。
 本年は、中山間地での法面へ導入するため、ミント苗の簡易増殖技術を試行・検討してきました。その結果、植物のランナー(ほふく性の茎)を育苗マットで簡易に増殖する技術を開発しました。予備試験を経て法面への定着が確認されたことから、今回マット苗を400枚に増殖し植え付けました。
 苗の植え付けは、10月21日(火)に法面が平坦部より広く段上に水田が並ぶ上山市小倉地区で、地元の農業者、土地改良区、上山市、JA、総合支庁関係者15名と委託業者が行いました。
マット苗1枚を半分にカットしたものを約9aに150cm×75cm間隔で2段に植え付け、その上から乾燥防止の養生シートを貼り付け、延べ800箇所に丸1日かけて栽植しました。
 参加者からは、法面にうまく定着し草刈の軽減ができれば作業が楽になるとの声が出され、新たな法面管理手法として期待されております。今年度中にマット苗を利用した法面管理手法マニュアルを作成し、来年度に効果を検証したうえで他地域への普及拡大を図りたいと考えています。



発信者/村山総合支庁農業技術普及課 斎藤 晴澄

問合せ先/023-621-8291

更新日/2008年 10月 24日

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