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研修受入れ農業法人の紹介 「有限会社 月山パイロットファーム」

民田なすの収穫作業
民田なすの収穫作業

だだちゃ豆の収穫作業
だだちゃ豆の収穫作業

【有限会社 月山パイロットファーム】
 代表取締役 相馬 大(常勤役員4名)
昭和52年4月設立
所在地 〒999-7634 山形県鶴岡市三和字堂地60

【経営規模、内容】
  畑:21ha、加工場:2棟
  生産物:馬鈴薯、人参、豆類(エダマメ:「だだちゃ豆」等)
加工品:漬物(青菜漬・赤かぶ漬等)
有機野菜の生産・加工・直販による複合経営理念をいち早く掲げた先駆性、消費者との交流による生産物の販売および収益性の安定化を図ったこと、さらに、さまざまな困難を「協同」によって成功に導いていること等が評価され、平成3年度の山形朝日農業賞を受賞されております。 

(1)法人設立の動機
 昭和52年、月山山麓に造成された開墾地を舞台に、大型の有機農業実践農場の確立を目指し、一貫して化学肥料や農薬を使わない農業を目標とした畑作物生産と農産加工事業に取組まれております。

(2)新規就農関係研修等のかかわり
 農業参入を希望される若者を育成、指導していくことが重要であるとの観点から、平成20年度山形県実践農業研修事業における研修生1名を受入れて、有機農業の考え方・実践方法および農業の総合産業化等について鋭意、御指導されています。

(3)今後の目標
 「無農薬で畑作を続けていくには輪作しかない」との理念により、これまで実験を繰り返してきた結果、土着の伝統作物(赤かぶ、だだちゃ豆など)を中心に馬鈴薯、人参、豆類、葱、赤かぶ、青菜、民田なす、大根など、アブラナ科、ナス科、ユリ科、セリ科、豆科、イネ科の6科の作物を組合せる輪作体系を確立されております。
 今後の技術的課題として、土づくりに要する堆肥を減らし、微量要素については少量の米ぬかボカシで賄える仕組みを確立したいとのことです。豆科の作物は空中窒素を同化する能力があり、同様にヒマワリは土中のリン酸を有効化する働きを利用し、少肥生産を目指したいとのことです。さらに、燃料高騰、資源高が常態化していく中、廃油を利用したBDFをトラクターの燃料に使用すること等により、外部からの資材投入を減らし、いかなる時代状況でも安定した食糧生産ができる農場の建設を目指し取り組んで行くとのことです。

【新規就農を考えている方へのアドバイス】
 頭脳だけでは進まない。体力だけでは続かない。信念だけでは広がらない。最初はとても厳しい仕事ですが、あきらめずに続ければきっとプライドとアイデンティティは満たされる仕事です。それには何よりも人との出会いが一番大切。不思議なことに、最初の三つを持ち合わせていれば、どんどん出会いも広がります。厳しい覚悟をもって、それからは迷わずに進んでみてください。

執筆者
仲野英秋
財団法人やまがた農業支援センター
E-mail:nakano@ynk.or.jp
電 話:023-641-1117
FAX:023-624-6019



発信者/山形県農業大学校研修部 星川孝子

問合せ先/山形県新庄市大字角沢1366 TEL・FAX0233-22-8794

更新日/2008年 7月 31日

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