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作物名8月の見通し

りんご
これはつがるに関するコメントです。
長野産「夏明」が8月上旬から出荷開始となり、29年産新リンゴの販売が始まる。前年比ではやや遅れ気味であるが、現時点では着果量も十分に確保されており、8月中旬には「つがる」の出荷が始まって下旬にかけて数量もまとまってくる。本年は青森の冷蔵品も残量があることから本格的な販売の切り替えは9月に入ってからとなるだろう。

ぶどう
山形県産の「デラウエア」は7月下旬の出荷遅れ部分が8月上旬に入る。山梨県産の大房は気温が高い事や梅雨明けが早い事が出荷に影響(着色遅れ及び不良)を与えかねない、現状は生育は遅いものの盆前はある程度、数量の確保できる状況である。長野県産の大粒系品種の出荷は前年比やや減。

もも
前年と違い生育は遅い計画ではあったが、気温が高い事や平年に比べ梅雨明けが早い事を考えると、8月も玉肥大は鈍く小玉で作柄は不良になる可能性がある。山梨・福島・長野とも8月上旬はあるものの下旬は少なそう。山形県はここ2年間7月下旬からの販売ではあったが今年は平年に戻って8月5日ごろから「あかつき」の出荷開始。

メロン
関東産地のメロンは7月でほぼ切りあがり、8月は北海道・青森産中心となる。若干生育遅れが見られ、北海道産の赤肉メロンでは盆後に出荷のピークが来る可能性もあることから、盆前までは価格も維持されよう。アールスメロンも盆前にかけて引き合い強まり価格も上げ基調だが、盆後には一転して下げの展開に。

すいか
長野・山形など各産地ともに8月上旬は出荷出揃ってピークに入り、盆前までは数量ある見込み。また、北海道産「ダイナマイト」の肥大は良好で5L中心に。レギュラー品は道内の引き合いも強く関東への出荷は少なくなるかも知れない。盆明けまで販売あり。

きゅうり
現状、東北産は気温高と干ばつ傾向の中で、6月の低温による遅れも平年並みに回復。7月下旬時点では入荷順調だが、8月は成り疲れで入荷ペースは周期的に変化する見通し。月計の予想入荷量は潤沢入荷した前年比95%と減少するも、ほぼ平年並み。相場は入荷量の増減により変動し、価格は基調安の前年比高も平年を下回る。

トマト
各産地とも7月の気温高により花落ちが散見される。8月下旬に出荷減少の懸念はあるも、総体では生育概ね順調。月計の予想入荷量は前年と横ばい。月前半は潤沢入荷が続き軟調推移も下旬は成り疲れと花落ちの影響により入荷伸び悩み強含みの展開が予想される。価格は前年並みだが平年よりやや安。

なす
各産地とも気温高で推移しているが、目立った問題もなく生育は概ね順調。作付面積は前年と変わらず、月計の予想入荷量は前年並み。7月下旬~8月にかけて露地物がピークを迎え、上旬は弱含みの展開も下旬は成り疲れの予想から入荷ペースは緩慢となり上げ気配強まる見込み。価格は前年並みだが平年よりやや安。

ねぎ
関東産は干ばつ傾向で太物の発生は少ないが、入荷前年並み。北海道、東北産は5~6月の低温で現状、肥大は遅れ気味だが、8月には入荷前年並みの見込み。月計の予想入荷量も前年とほぼ変わらず。関東産は上旬でほぼ終了し、北海道、東北産は増えながら推移し、下旬には下げ気配強まる見込み。本年は市場外流通の中国産が出回り順調の見込みから、国産の引合いは前年ほど強くはなく、価格は前年、平年比でも安。