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作物名11月の見通し

りんご
10月に入ってから一段と気温が下がり、着色良く品質レベルは高い。前年は生育遅れ気味であったが、本年は順調な出荷ペースとなっており、中生種は10月いっぱいでほぼ終了。10月末からは「サンふじ」の入荷が始まってくるが、中生種が早めに切りあがることでスムーズなバトンリレーが出来そうである。台風によるキズ果の発生も見られ下等級品比率が高くなる可能性もあるが、前年並の数量はある見込み。食味の仕上がりは非常に良く、前年並みからやや高めの価格となろう。

西洋なし
西洋なし全体に生育自体は良好だが、台風20号・21号・24号の影響を受けている。山形産「ラ・フランス」はキズ果・スレ果の発生があり、下等級品比率が高まる見込み。新潟産「ル レクチエ」においても台風の被害があって出荷量は少なく、全体量は決して多くは無い、11月下旬においてりんご作業が終わって一時期「ラ・フランス」の出荷量が増えるだろう。

かき類
開花が早かったので、出荷の流れも前倒し気味に推移。『たねなし柿(「平核無」「刀根早生」)』の販売量は例年より少なくなり月末にはなくなると思われる。「富有柿」中心の販売になり、「次郎柿」においても上旬がピークで中・下旬には減少となる。そのため入荷減・価格高の展開になると思われる。
干し柿は、台風の影響は少なめ。生柿の出荷が早くなっているため柿の剥き作業は例年より早くから始まっている。特に山梨産が早く、出荷も早いが終わりも早くなりそうである。出荷量は各産地とも前年並みから若干多くなる見込み。

きゅうり
11月は東北産が切り上がり、関東産から西南暖地産へ徐々に切り替えが始まる。宮崎産は台風被害があり出方は遅れるが、月後半には増量見込み。見通し単価は430円で、前年よりやや安いが平年並み。

トマト
熊本・愛知・千葉産が中心の出回りとなり、各地平年並みの数量を見込む。中・下旬には熊本産の増量で相場は軟調推移の予想。見通し単価は400円で、前年よりやや安く、平年並み。

ねぎ
各地とも平年並みの出回りを見込む。中旬には北海道と東北の一部産地が終盤を迎えるため相場は上向く予想。見通し単価は360円で、前年並みだが平年比では大きく高い。

だいこん
千葉・神奈川産は台風24号による塩害の影響あるが、今後の天候次第で回復も見込まれる。上旬は北海道産と関東産との端境で相場が強まる予想。見通し単価は105円で、前年並み、平年比では大幅に高い。