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作物名12月の見通し

りんご
中生種は一部産地で雨や日照不足による出遅れも見られたが、概ね11月上旬で終了となって中旬には各地の「サンふじ」が出揃ってきた。数量的に不足感はなく、前年よりも価格がこなれていることからまずまずの販売となっている。12月上旬にかけてはギフト需要で引き合い強まり、中旬以降も相場は堅調推移。今後中心となる青森県産は糖度も高く食味の充実は例年以上、小玉果の比率が高そうなので袋詰めなど様々な企画販売も可能で消費の裾野拡大も期待できる。

西洋なし
山形産「ラ・フランス」、新潟産「ル レクチエ」ともども12月のギフトシーズンには数量はあり、販売期間においても十分に対応が出来る環境である。しかし、「ラ・フランス」が若干年内早く終了するので注意が必要である。また「ラ・フランス」が小さく「ル レクチエ」が大きいのでこれにも注意が必要。

かき類
これは干し柿に関するコメントです。
開花時期においての柿の着荷状況は良かったものの10月の台風の影響が少しづつではあるが加工作業が始まってから傷果や軟果が見え始め加工用が取りずらく一部減少傾向にあり、また昨年に比べ小玉でもある。

きゅうり
10月中旬以降の天候不順の影響を受け、関東産の作柄はやや不良。西南暖地産は現状、生育遅れ気味も天候回復と加温により増量に向かう。総体の予想入荷量は関東産の入荷が伸び悩み、年比98%とやや減。価格は前年よりやや高く、ほぼ平年並み。年末需要に向けて下旬は上げ気配強まる見通し。

トマト
各産地とも直接的な台風被害はないものの、10月中旬以降の天候不順の影響が長引き、玉伸び鈍化、着色遅れ等により現状、出方は鈍い。12月に向かい樹勢は回復基調に向かうも、花飛びの段も散見され、だらだら出荷が見込まれる。一時的な急増はあるも、総体の予想入荷量は少なかった前年並み。前年の高値反動もあり、価格は前年比安も平年を上回る。総体に不足感ある中、年末に向かって相場上昇の見通し。

ねぎ
関東産は台風21、22号の強風で倒伏、葉折れ等の被害あり。下位等級品の発生が例年より大幅増加となるが、量的には大きな減少はなく、予想入荷量は前年並み~やや減。正品は品薄高顕著、下等級品も堅調価格の見込みから、高値となる見通し。東北・北海道産も切り上がり上旬は強めの展開、下旬も年末に向かい上げ気配強まる見通し。

だいこん
千葉、神奈川産の沿岸地域は連続した台風により、塩害の被害大。出荷の中心はLサイズとなり太物の発生は例年より少ない。徳島産も肥大は鈍く、総体では小ぶりの仕上がりが予想される。総体の予想入荷量は前年比90%と平年を下回る。価格は前年、平年比でも高く、過去5ヵ年の最高値。全体に不足感がある中、年末に向かうにつれ相場の基調は上向く見通し。