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作物名12月の見通し

りんご
11月中旬には各地の「サンふじ」が出揃った。
長野県産は夜温が高いことから着色・熟度が進まず、台風被害により当初より数量減少の見込み。数量は前年を下回るが、玉流れは36玉~32玉と順調。
青森県産は生育順調だが、玉伸びがやや鈍く、36玉~40玉とやや小玉傾向のため、出荷量は前年を下回る見込み。
りんご類全体では数量少ないなか、台風被害等で下位等級品の比率は前年より高く、上位等級の引き合いが強まる見込み。

西洋なし
「ラ・フランス」の出荷量は、肥大状況が良いために前年並みだが、下位等級品目も含まれる。販売は12月中下旬で終了。
新潟県産「ル・レクチェ」は、台風被害があったものの順調な生育で、販売は昨年より早い11月21日から始まっている。出荷ピークは12月から、大玉傾向で推移する。

かき類
「たねなし柿」は11月で終了し、12月は甘柿中心になる。
「富有柿」は着色遅れのため、露地物は上旬まで続く。12日以降は袋掛け中心に切り替わるが、期間が短いため出荷量自体も少ない。
冷蔵物は福岡県産・岐阜県産ともに例年どおり12月中下旬から始まる見込みだが、着色遅れのため増量ペースは緩やか。
〇干し柿
生柿の着色が遅れているため、皮むき作業が若干遅れている。
山梨県産「枯露柿」の出荷量は前年より少ない。
富山県産、福島県産は前年並み。
長野県産「市田柿」の出荷量は前年以上が見込まれる。
出荷ピークは(乾燥の状況によるが)前年に比べて遅くなる見込み。

きゅうり
高知県産は前倒し気味で入荷しているため、12月には減少する時期が出てくる見込み。宮崎県産も1回目のピークが11月で、12月下旬にかけて減少するとみられる。埼玉県、千葉県産は気温が低くなると大きく減少もありえる。相場は保合いで推移、下旬にはやや高まる見込み。

トマト
千葉県、栃木県産は台風被害で入荷量が少ない見込み。熊本県産は小玉傾向で、入荷がやや遅れている。愛知県産も着果はあるものの小玉傾向。12月中下旬にかけて熊本県産が増加し、相場の下げ気配が強まる見込み。

ねぎ
東北産から関東産に切り替わり、11月よりは全体の入荷量が増えるため、相場は緩やかに下落となる見込み。入荷量は平年並みだが、台風の影響で下位等級の割合が高くなる見込み。年末には需要高まり相場は上昇へ。

だいこん
千葉県産は台風被害後に蒔き直したものが生育順調で増量へ。神奈川県産は生育順調だが、作付け減。徳島県産は台風の影響なく、平年並みの出荷が見込まれる。
12月の販売は蒔き直した分の入荷が重なりやや軟調になるが、年末にかけては引き合いが高まる見込み。