[質問]

 ぼくたちは今、庄内平野の米のことを調べています。田んぼにするのに一番適した土地はどんな土地ですか。
[答え]

 お米の「とれ高」からみれば、いつも高い気温の熱帯地方よりも、気温に変化のある温帯地方が多くなります。日本国内でも、九州・四国地方と東北地方を比べた場合、お米が実る時の気温が低く、また、昼と夜の気温の差が大きい土地の方が、イネの生長には良いのです。質問集の中のなぜ庄内平野はお米作りが盛んなのでしょうか。教えてください。にも書いたとおりです。

 また、気温が低い方が、田んぼの土の中から、イネの生育をじゃまする成分が出にくいのです。さらに、つけくわえれば、台風があまり来ない土地がいいわけです。

 それから、田んぼの土をみると、土の成分は「つぶ」の大きさによって、大きい順に「レキ」「砂」「粘土(ねんど)」に分類されます。「土」というのはこうした成分が混ざったものです。「土」は粘土の成分の少ない方から順に「砂土(さど)」「砂壌土(さじょうど)」「壌土(じょうど)」「埴壌土(しょくじょうど)」「埴土(しょくど)」と呼ばれます。

 田んぼに適した土というのは、水分や栄養分をにがさないようにもっていてくれる性質があり、さらに、田んぼの下にゆっくりと水がしみこんでいくような水はけの良い土地が理想的です。

 土の性質からいえば「壌土(じょうど)」がもっとも良く、次いで「埴壌土(しょくじょうど)」です。こうした土の多いところが田んぼに適しています。

 庄内平野の代表的な土の性質は、粘土がやや多い「埴壌土(しょくじょうど)」で、栄養分豊かな土地です。ただし、庄内平野の南半分は、砂の成分が多くなり、平野全体が同じ土ではありません。

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