[質問]

 稲の花は、どこから出てくるのか、教えてください。

[答え]

 稲は植えられてから2カ月ぐらいは、葉っぱだけを作り出し、広げていきます。

 「くき」の中の一番下に、葉っぱを作り出す場所があります。「根」と「くき」の境目あたりなのですが、ここを「生長点(せいちょうてん)」とよんでいます。葉がどんどん生まれて生長していくからです。

 稲は、昼が短くなってきたり、暑くなってきたりすると、「そろそろ花をさかせなくては」と花を作り始める性質をもっています。

 葉を広げるときは、「生長点」はいつも「くき」の一番下にあって動かないで葉を作り出していますが、花を作るときは「生長点」がだんだんと稲の「モミ」の形に変化して、「モミ」がつく「枝」もできてきて、ついには「いなほ」が完成します。

 「いなほ」ができていくときは、「くき」の一番下にあった「生長点」が、このように変化しながら「くき」の中を上に登っていきます。

 花がさく10日くらい前には、「いなほ」は「くき」の中でじゅうぶん大きくなっていて、外から見ると、「くき」がふくらんでいるのがわかります。

 いよいよ花がさくときは、「いなほ」がもっとのびて「くき」の一番上から顔を出します。それから、「いなほ」の「モミ」が割れて開花、となります。

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