[質問]

 暖かいところで取れるお米はおいしくないのでしょうか。
[答え]

 田んぼでイネが育つ時期を、少し細かく分けて見ましょう。

@田植えをしてから新しい根を出し、イネが元気に育ち始める時期
Aくきが増えてイネのからだが大きくなる時期
Bいなほのもとができる時期
C花がさく時期
D米が実る時期

のだいたい5つに分けられます。

 そして、それぞれの時期には、一番良い温度があり、
@平均気温13℃以上
A平均気温15℃以上、水温が昼32℃、夜15℃
B最低気温19℃以上
C平均気温25℃以上
D花がさいて実るまで40日間の
  平均気温21〜22℃
  1日の平均気温の40日の合計が800℃
  最低気温が10℃以上
となっていて、こうした条件にあてはまるところで、おいしい米がたくさんとれます。

 花がさいてから米が実るまでの時期(=D)が、あまり暑いと、米の収量にえいきょうし、とれ高が減ったり、米にでんぷんがたまるときに正常にいかず、米の中が白くなって品質が落ちることがあります。九州・四国のイネは、こうした問題をかかえています。

 暑い気候のせいで、暖かい所の品種は、寒い地方の品種に比べて、@「もみ」や「米」を作る力が小さかったり、A根っこの「はり具合」が悪いことがあります。

 でも最近になって、「ヒノヒカリ」「ユメヒカリ」といった味の良い米も登場してきたので、これからも品種改良が続けば、暑さに強く、もっと味の良い米ができるはずです。

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