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作物名
野菜類
 
病害虫名
ミカンキイロアザミウマ
 
写真
ミカンキイロアザミウマによるきゅうりの葉の被害 ミカンキイロアザミウマによるきゅうりの葉の被害  
ミカンキイロアザミウマによるトマト果実の白ぶくれ症状 ミカンキイロアザミウマによるトマト果実の白ぶくれ症状  
ミカンキイロアザミウマ雌成虫(×40倍)体長:1.5mm ミカンキイロアザミウマ雌成虫(×40倍)体長:1.5mm  
 
症状
1.生 態
(1)成虫の体長は雌が1.5~1.7mm、雄が1.0~1.2mmで、体色は橙黄色であるが、雌成虫は冬季などの低温条件になると褐色の個体が増える。
(2)卵は、葉や花弁などの組織内に1個ずつ産み付けられる。
(3)ふ化した幼虫は、花弁、新芽、新葉を吸汁加害する。
(4)幼虫は、第1蛹の時期が近づくと地表に移動し、土中で第1蛹および第2蛹を経て成虫になる。なお、蛹期でも歩行移動が可能であるが、摂食活動はしない。
(5)1世代に要する期間は、15℃で約44日、20℃で約22日、27℃で約14日で、成虫の寿命は30〜45日である。
(6)雌成虫は羽化3日後頃から産卵を始め、1頭当りの産卵数は150〜300粒である。

2.被 害
(1)きゅうり、トマト、いちご、きく、ピーマン、なす等、50科200種以上の植物に寄生し被害を生じる。成幼虫が花弁や葉、果実を吸汁加害することにより、加害部が奇形や‘かすり状(シルバーリング)’になったり、産卵痕が‘白ぶくれ症’になる。
(2)この虫はトマト黄化えそウイルス(TSWV)を永続的に媒介するため、ナス科やキク科の植物ではさらに被害が大きくなりやすい。
 
発生要因
1.虫が寄生した苗の移動などによる持ち込みにより発生地域が拡大している。
2.収穫後の被害植物の処分が遅れると、次作での発生源となる。
3.ほ場およびほ場周辺の雑草にも寄生して増殖し、農作物を加害する。
 

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