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農業一口メモ

2019年7月17日 夏秋トマトの管理について

5月上中旬頃に定植された夏秋トマトは、収穫の最盛期を迎えています。トマトは夏の暑さで草勢が弱りやすいため、灌水と肥培管理、温度管理、株の管理が重要となります。
始めに灌水と肥培管理についてです。1日のかん水量は、晴天日で1株当たり2から3リットル程度、曇天の場合、その3分の2程度を目安にしましょう。追肥は、液肥を使って灌水と一緒に行うと効果的です。この場合、液肥はこまめに分けて使用しましょう。
次に温度管理についてです。この時期に着果を安定させ、空洞果の発生を防止するには、ハウス内の気温を上げないことが重要です。ハウスの側面に加え、妻面のビニールを開放して換気を徹底しましょう。換気扇や農業用のサーキュレーターを活用すると、さらに効果的です。
最後に株の管理についてです。株の下の方の古くなった葉は、病害虫の発生源になるので摘み取り、風通しを良くするようにします。また、長期どり栽培で行う「つる下げ」は、トマトに与えるストレスが大きいので、一度に大きく主枝を下げず、3回ぐらいに分けて少しずつ下げるようにしましょう。

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2019年7月16日 山形県立農林大学校「農大オープンキャンパス」開催のお知らせ

県立農林大学校では、入校を希望する高校生や保護者、高校の先生を対象とした農大オープンキャンパスを開催します。
農大オープンキャンパスでは、教育内容の説明、学科別ガイダンス、学生募集要項の説明、学校施設の見学等を行います。学科別ガイダンスでは、稲作・果樹・野菜・花き・畜産・農産加工・林業の7学科のうち、希望する2学科の模擬授業を受講し、農作物の栽培管理や収穫作業の体験、牛の世話の見学、農産物や加工品の試食、高性能林業機械の実演を見学できます。
1回目は7月20日(土曜日)、2回目は8月3日(土曜日)、3回目は8月17日(土曜日)に行います。参加費は無料で、昼食が付きます。
詳しい内容をお知りになりたい方は、県立農林大学校のホームページをご覧いただくか、電話0233-22-1527教務学生担当まで、お問い合わせください。

2019年7月15日 農業総合研究センター土地利用型作物部の紹介

今日は山形市にある県農業総合研究センター土地利用型作物部の取組みを紹介します。
土地利用型作物部では、水稲と、大豆等の畑作物について栽培管理技術の開発や、山形県に適した品種の選定等に取り組んでいます。
近年、農業の分野でも、ロボットやICTなどの先端技術を活用して、農作業の精密化や軽労化を図る「スマート農業」が注目されています。土地利用型作物部でも、人工衛星から撮影した画像を活用し、圃場単位で水稲の生育診断ができる技術の開発に取り組んでいます。
この研究は、生産者がスマートフォンなどで、生育診断結果が反映された圃場マップを見て、適切な追肥の判断ができるようになることで、おいしいお米の安定的な生産を実現するものです。
また、山形県主要農作物種子条例に基づき、県内の生産者が使用する水稲、大豆などの種のもとになる種子の生産も行っています。
最新の研究内容などの視察を希望される場合は、山形県農業総合研究センター(電話023-647-3500)までご連絡下さい。

2019年7月12日 大豆の中耕培土について

今年の大豆は、おおむね順調に生育しています。大豆の収量・品質を向上させるため、しっかり中耕培土を行いましょう。
中耕培土は、除草と倒伏防止を兼ねており、大豆の安定生産には欠かせない作業です。また、中耕培土を行うことで、土壌に酸素が供給され、根の発育が良くなり根粒菌の活性が高まります。その結果、養分吸収が多くなり、生育が見違えるほど良くなります。
さらに、中耕培土でできた溝は、排水溝として排水対策に大きな効果を発揮します。作業の際は、培土の効果を高めるため、出来るだけかぶもと株元まで土を寄せることが重要です。
なお、大豆の本葉の枚数が6枚か7枚になった時期に、尿素を成分とする緩効性肥料を、10アール当たり窒素成分で7から8キログラム施用してから、中耕培土を行うことで、収量の向上が図られます。  
良質な大豆を生産するため、天気の良い日に、遅れずにしっかり中耕培土作業を行いましょう。

2019年7月11日 水稲のカメムシ類防除について

斑点米は、カメムシ類が稲の穂を吸汁することで発生し、品質低下の主な原因となっています。斑点米被害を防ぐには、常日頃からカメムシ類の生息場所となる畦畔や休耕田などの草刈りを徹底し、カメムシ類を増やさないことが大切です。
今年は5月に入り、暖かい日が多かったことから、雑草が繁茂しているところでは、カメムシ類の発生が多くなっています。今後は、稲の穂が出る2週間前頃までに、畦畔や休耕田などの草刈りを一斉に行い、地域全体でカメムシ類の密度を低下させることが、特に重要です。休耕田では、耕耘による除草も効果が高く、効率的です。
ただし、8月に入ってからの草刈りは、カメムシ類を水田の中へ追い込むことになり、斑点米の発生増加の原因となる恐れがあります。やむを得ず草刈りをする場合は、草刈り後、速やかに薬剤防除を行うか、共同防除等の薬剤散布の直前に行うようにしましょう。

2019年7月10日 排水対策を万全に

梅雨の終盤は局地的な大雨が発生しやすい時期です。多くの野菜や花きでは、大雨で土壌水分が過剰になると、土壌中の酸素が不足して根が弱り、養水分の吸収が悪くなるため、生育が抑制されてしまいます。こうした湿害を防ぐためには、圃場条件に合わせた事前の対策が重要となります。
露地栽培では、畑の周囲やうね間に排水溝を掘り、降った雨が畑の外に速やかに排水されるようにしておきます。また、園地が周囲より低く、水がたまりやすい場合や、地下水位が高い畑では、できるだけ高いうねを作って植えるなど工夫が必要です。
一方、施設栽培でも、大雨による施設内への浸水は、作物に大きな被害を発生させます。浸水を未然に防ぐため、施設周囲に深く広い溝を掘り、排水路を確保して雨水がハウスなどに入らないようにします。また、排水路にはビニールや畦シート等を敷き、施設内への雨水の浸透を防止します。万が一の浸水に備え、水中ポンプを用意しておくなど、事前の排水対策を万全にしておきましょう。

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