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農業一口メモ

2020年11月27日 今年の米づくりの振り返り

令和2年の米づくりも終了したところで、今年の米づくりを振り返り、反省点を整理しましょう。
 まず、作業や機械の競合が無かったか、想定した収量・品質が得られたか確認し、品種構成の見直しや規模拡大に伴う省力技術の導入等を検討します。田植え機やコンバイン、乾燥調製施設等の効率的な稼働と、基本技術の適期適作業が実施できるよう、来年の作付計画を立てましょう。
また、水田ごとの稲の生育を振り返り、個別の技術について確認します。生育量や籾数が不足した場合は、移植時期、施肥の量や時期等とあわせて、土づくりや土壌の異常還元対策の取組みを点検しましょう。米の収量や品質、食味も反省点を整理する重要なデータとなります。良かった点は継続し、反省点は改善策を検討して、来年の作付に向けた準備を進めるとともに、今後も、栽培に関する情報を収集し、知識や技術を高めましょう。
そして、来年も、高品質・良食味米の安定生産を目指して適正な管理に努め、最高品質の米を全国の消費者に届けましょう。

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2020年11月26日 農地の集積・集約化を進めましょう

農家の皆さんは、今年の稲刈りも終了し、地域の農業のあり方を話し合う機会が多くなるのではないでしょうか。
地域の集まりでは、地域の農地や農業に関する様々な情報の交換や話合いが行われるものと思います。その際、円滑に農地が引き継がれるよう農地中間管理事業の活用を検討してみてはいかがでしょうか。
農地中間管理事業とは、離農や規模縮小を考えている農家の農地を、やまがた農業支援センターが借り入れて、まとまりのある形で担い手農家に一括して貸し付けることで、農作業の効率化を図り、農業の生産性向上につながるように取り組んでいる事業です。
経営規模拡大のため農地を借りたい、農作業効率化のため農地を集約したい。逆に、そろそろリタイアを考えており、担い手農家などに農地を貸したい、または、売り渡したい。
そんな時には、やまがた農業支援センター電話023-631-0697、または、お住いの農業委員会や市町村で随時お受けしていますので、お気軽にお問い合わせください。

2020年11月25日 年末出荷に向けた「啓翁桜」の休眠打破処理について

本県が日本一の生産量を誇る「啓翁桜」は年々人気が高まり、お正月用の花材として定着し、年末出荷の需要が非常に多くなっています。
「啓翁桜」を一斉に美しく咲かせるためには、一定期間、8度以下の低温に遭遇させてから促成する必要があります。しかし、県内の自然条件で低温遭遇時間を満たす時期は12月下旬頃であり、その後の促成に約3週間かかることから、年末の出荷には間に合わなくなってしまいます。そのため、休眠打破処理を行い、短い低温遭遇時間でも開花できるようにします。
年末出荷のためには、休眠打破処理を11月末から12月上旬に行います。方法は、8度以下の低温に500~800時間遭遇した切り枝を、40度のお湯に60分間浸漬してから、シアナミドまたはジベレリンの薬剤処理を行います。
地域ごとの低温遭遇時間や休眠打破処理の詳しい方法については、最寄りの農業技術普及課にお問い合わせください。

2020年11月24日 たらのめの促成までの管理について

昨日の放送に引き続き、今日はたらのめの促成までの管理について紹介します。
まずは、穂木の切断です。約2メートルの穂木一本に芽が約15個着いていますので、1芽単位に、芽の上を水平に切断します。この切った枝を駒木と呼びます。なお、切断作業中は安全に十分配慮しましょう。
次に、樹液の除去です。切った駒木をすぐに水に浸漬すると、3~6時間後には切り口から樹液が出ます。駒木を取り出し、シャワーノズルでこの樹液を十分に洗い流します。樹液が促成中のカビの原因になるので、この工程は必ず行いましょう。
次は伏せ込みです。深さ7cm程度の育苗箱に薄い板などで十字に仕切りを作り、駒木を立てて並べます。この箱を促成床に入れ、清潔な水を深さ5cm程度まで入れます。
最後に促成管理です。伏せ込みを始めてから萌芽までは温度を20度とし、その後は15度の一定温度で管理します。萌芽するまでは切り口の樹液をシャワー等で適宜洗い流し、促成床の水も定期的に交換します。
促成たらのめは、12月から4月まで出荷できますが、需要は3月頃から高まるため、穂木数を勘案して出荷計画を立てましょう。

2020年11月23日 たらのめ促成栽培の準備について

たらのめは、山菜の王様と呼ばれており、生産量は本県が全国1位となっています。露地どりでは5月頃から収穫が始まりますが、ハウスを使った促成栽培では、12月から4月までが出荷時期となります。今日は、たらのめの促成栽培に向け、ほ場で養成した穂木の採取と保管方法、促成床の作成手順について紹介します。
まずは穂木の採取です。落葉後の11月中旬から12月上旬に行います。来年の穂木養成のために2芽を残し、のこぎりで水平に切り取り、生育の揃った穂木を10本ずつ束ねます。穂木の保管は、直射日光や風の当たらない小屋等に立てかけて置きます。
次に、促成床の作成手順です。高さ1mの台を作り、この上に幅1.2m、長さ5.4m程度のコンパネを水平に固定します。この上に高さ15cmの枠を作り、ビニールを敷いてプール状にします。そして、促成床の底面から約30cmの高さに、電熱線を互いに触れないよう、1坪当たり200ワットを目安に配線します。更に、それらを覆うため、トンネル支柱を設置し、ビニール、保温資材、遮光資材、サーモスタットを準備します。明日は促成までの管理について紹介します。

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