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農業一口メモ

2021年12月3日 果樹の雪害防止

 本格的な積雪の前に、果樹の雪害対策を徹底しましょう。
 りんごなどの立ち木栽培では、枝折れを防ぐため、主枝や亜主枝などの大枝にしっかりした支柱を設置します。支柱はできるだけまっすぐに立て、枝がはずれないように結束しましょう。また、枝に積もる雪を少なくするため、混みあっている部分の枝や徒長枝を間引く粗剪定を行いましょう。
 ぶどうは積雪前に剪定を終了しますが、西洋なしなどの棚栽培でも、積雪前に粗剪定を行ない、主枝には支柱を立てて、枝が裂けるのを防ぎます。棚面が下がっている場所には支柱を追加しておきましょう。
 さくらんぼやぶどうの雨よけ施設では、雨樋の下などで支柱が不足している箇所は追加して補強します。雪が多い地域では、マイカ線は外すか、できるだけコンパクトにまとめて、なるべく雪が積もらないようにしましょう。
 このような準備を実施するとともに、積雪が多いときは雪下ろしをこまめに行うように心がけましょう。

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2021年12月2日 野菜ハウス栽培の効果的な保温管理

 冬期間の野菜のハウス栽培では、ハウスの温度をいかに確保するかが重要となります。今日は保温管理について、三つのポイントを紹介します。
 一つ目は被覆資材を複数重ねることです。被覆しない場合と比べて、内張りカーテンとトンネルの二重被覆で約2℃の保温効果、さらに不織布でべたがけをすると、そこから更にプラス1℃程度の保温効果が期待できます。
 二つ目はハウスの気密性を高めることです。被覆資材に破れや隙間があるとハウス内に冷たい空気が入り込み、保温効率が低下します。点検して破れや隙間がある場合は、速やかに補修します。さらに、内張りカーテンの裾部分をおもりや針金等で押さえ、下の隙間から冷たい空気が入らないようにします。
 三つ目は循環扇の活用です。暖まった空気はハウスの上部に集まるため、循環扇を使って空気を撹拌し、ハウス内がまんべんなく暖まるようにします。
 今年は燃油が高騰しています。これらの保温管理は、加温ハウスにおいても、省エネ効果が高いので、積極的に取り入れましょう。

2021年12月1日 園芸ハウスの雪害防止について

 12月に入り、降雪の時期を迎えます。昨年は12月からまとまった降雪があり、年明け後も断続的に豪雪の日があった等、県内各地で、園芸ハウスに大きな被害が発生しました。降雪前の雪害対策を徹底して、万全な状態で降雪期を迎えましょう。
 まず、冬期間使用しない雨よけ施設やハウスは、被覆資材を外しておきます。
 冬期間も使用するハウスは、構造を確認し、主要パイプが直径22mm以下のハウスや、補強アーチパイプのないハウスは、ハウス内に丈夫な中柱を立てたり、筋交い等で補強します。
 ハウスの倒壊は、ハウスサイドに積もった雪が屋根の雪とつながり、屋根の雪が滑落しなくなって起こるため、積雪がハウスの肩部に達する前に除雪します。除雪以外の消雪方法としては、ハウス外側にビニールなどを敷き、地下水をプール状に貯めて掛け流すなどの方法があります。なお、この場合、雪解け水がハウスの周囲に停滞しないよう、排水溝への水の流れを確認します。
 さらに、ハウス被覆資材の破損箇所は、着雪しやすく、雪が滑落しにくくなることから、事前に補修しておきましょう。

2021年11月30日 県産の美味しいお肉について

 山形県には、美味しいお肉が沢山ありますので御紹介します。
 まずトップバッターは牛肉、総称山形牛です。総称山形牛は、甘みがあり、かつ質の良い脂身と、旨味の多い赤身がバランスよく入った、きめ細やかなサシが特徴です。また、不飽和脂肪酸の割合が高い脂身は、融点が低いため、口の中に入った途端に溶け出し、脂身の甘味と赤身の旨味が広がり、大変美味しいと評価されています。
 次は、豚肉です。山形県にはいろいろな銘柄豚があります。銘柄豚は、県内各地の生産者が高品質で美味しい豚肉を作るため、品種の組合せやエサなどに工夫を凝らし、生産しています。それぞれの銘柄豚毎に独自のおいしさがありますので、是非、食べ比べてみてはいかがでしょうか。
 最後は、鶏肉です。やまがた地鶏は、赤笹シャモの雄と名古屋種の雌から生まれた交雑種を父として、横斑プリマスロックを母として生まれた肉用の地鶏です。それぞれの品種の特長を受継ぎコクと適度な歯応え、そして旨味に優れているのが特長です。
 県産の美味しいお肉を、色々なお料理で、そしてお店や御家庭で御賞味ください。

2021年11月29日 今年の米づくりの振り返り

 令和3年の米づくりが終了したところで、今年を振り返り、反省点を整理しましょう。
 まず、作業や機械の競合が無かったか、想定した収量・品質が得られたか確認し、品種構成の見直しや規模拡大に伴う省力技術の導入等を検討します。田植え機やコンバイン等の作業機や乾燥調製施設が効率的に稼働し、基本技術を徹底するための適期適作業が実施可能な来年の作付計画を立てましょう。
 また、水田ごとの稲の生育を振り返り、個別の技術について確認します。生育量や籾数が不足した場合は、移植時期、施肥の量や時期等とあわせて、土づくりや土壌の異常還元対策の取組みを点検しましょう。米の収量や品質、食味等のデータも反省点を整理するための重要な項目です。良かった点は継続し、反省点は改善策を講じて、来年の準備を進めるとともに、今後も、栽培に関する情報を収集し、知識や技術を高めましょう。
 そして、来年も、高品質・良食味米の安定生産を目指して適正な管理に努め、最高品質の米を全国の消費者に届けましょう。

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