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農業一口メモ

2017年8月17日 大豆の病害虫防除

大豆は、花が終わり莢の中の子実が肥大する時期を迎えています。この時期は、大豆の病害虫の中で大きな被害を及ぼす紫斑病とマメシンクイガの防除適期に当たります。
紫斑病に感染すると、大豆の表面が紫色に変色した紫斑粒が発生します。紫斑病は、開花期から40日間くらいが感染期で、気温が25℃以上で多湿になると感染しやすくなります。防除適期は開花後25日から35日の間です。薬剤の散布は、莢まで付着するように行います。
マメシンクイガは幼虫が莢の中に入り、子実を食害する害虫です。大豆を連作しているところではマメシンクイガの生息密度が高まり被害が拡大しています。できるだけ連作を避けることが大切で、昨年、マメシンクイガの被害があった圃場では特に注意が必要です。防除は、1回目を8月25日頃に行い、その10日後に2回目を行うのが基本となります。
マメシンクイガの1回目の防除適期と紫斑病の防除適期は重なりますので、8月25日頃に、両方に効果のある農薬を散布すると効率的です。
この2つの病害虫は、収量だけでなく品質にも大きく影響するので、適期防除を心がけましょう。
(農業技術環境課)

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2017年8月16日 農産加工現場での衛生管理の徹底

夏場は食中毒や、虫などの異物混入が心配される時期です。農産加工事業者の方は衛生管理に十分に気をつけて安全な食品を製造販売しましょう。特に浅漬けや加熱処理しない惣菜や菓子などは気くばりが必要です。
食中毒予防には、「細菌を付けない・増やさない・やっつける」という3つの原則があります。「細菌を付けない」ためには、作業に従事する1人ひとりの体調の点検と手洗いや手指の消毒、施設や設備の清掃、調理器具類と原材料の十分な洗浄・殺菌が大切で、外部からの細菌の侵入を防ぐことです。次に、「細菌を増やさない」ためには、原材料、半製品、製造後の製品を十度以下で保管することや、作業を迅速にし、菌が増えやすい20~35度前後になる時間をできるだけ少なくすることです。最後に、「やっつける」ためには、加熱処理や高温水での消毒などを十分に行うことです。
これらの衛生管理については、記録をとり、定期的に点検・見直しましょう。徹底した衛生管理で、安全・安心な農産加工品を作りましょう。
(農業技術環境課)

2017年8月15日 稲発酵粗飼料の収穫調製作業について

稲発酵粗飼料は、実と茎や葉をまとめて収穫し、乳酸発酵させた飼料です。主に牛のエサとして使われ、嗜好性も良いことから、重要な自給飼料の1つとなっています。
稲発酵粗飼料の収穫時期は、出穂から概ね30日後の黄熟期を基本とします。この時期は、栄養成分が最も高く、また稲の水分が65パーセント程度であることから、発酵に良好な条件となります。
まもなく稲発酵粗飼料の収穫時期となりますが、収穫前は、収穫機械の作業効率を高め、また、土や砂の混入による発酵品質の低下を防ぐため、落水時期を早めるなどほ場の水管理に注意しましょう。
また、収穫時の注意点としては、雨天や降雨直後の収穫は、高水分サイレージとなり、発酵品質が低下しますので避けましょう。
更に、収穫後の良質な発酵を確保するため、梱包密度を高め迅速に密封しましょう。
良質な稲発酵粗飼料の収穫調製に努め、自給飼料の確保をはかりましょう。
(農業技術環境課)

2017年8月14日 秋出しトルコぎきょうの管理

トルコぎきょうの9月出し作型では、そろそろ頂花の発蕾期を迎えます。主茎の頂花を取り除くことにより、1次側枝や2次側枝の花蕾の発達が進み、開花揃いが向上します。頂花を取り除くときは、蕾の長さが1㎝程度になる頃までに花梗ごと摘み取ります。また、この時期に、茎の上部の葉が次第に小さくなっている場合は、灌水代わりに液肥で追肥を行います。使用する液肥はカリやリン酸成分の高いものを選び、窒素濃度で100ppm以下となるよう調製します。
一方、10月出し作型では、まもなく短日処理の終了時期を迎えます。県内平坦部における処理の終了時期は、今月15日~20日頃が目安となります。近年、開花期が目標とする時期よりも早くなる傾向にあることから、短日処理の終了時期は、過去の栽培データや気象庁から毎週木曜日に発表される1か月予報などを参考にしながら決定するようにしましょう。
(農業技術環境課)

2017年8月10日 切り花ストックの栽培管理

秋から冬に出荷されるストックは、本県を代表する切り花のひとつです。今回は、今後の栽培管理のポイントを紹介します。
栽培を始める前に、栽培ハウスへのコナガ等の害虫の侵入を防止するため、ハウスのサイドや褄面の開口部に、寒冷紗等を被覆しましょう。また、地温を下げるため、栽培開始の1週間前頃からハウスの屋根に遮光資材を被覆しましょう。
近年、普及拡大している土畑での直播き栽培は、発芽率と生育揃いを良くするため、播種後4週間頃まで、土壌水分が均一になるよう噴霧散水チューブ等を用いて1日2回を目安に灌水を行います。遮光資材は、本葉(ほんよう)が出始める頃を目安に、夕方、外します。
移植栽培の定植適期は、播種後20~25日程度、本葉が3~4枚展開した頃が目安です。定植前に、肥料切れで子葉や本葉の色が淡くなっている場合は、灌水時に数回液肥を与えます。定植作業は、根を切らないように注意し、定植後は充分に灌水を行います。
(農業技術環境課)

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