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農業一口メモ

2019年11月22日 たらのめの促成までの管理について

 前日の放送に引き続き、今日はたらのめの促成までの管理について紹介します。
まずは、穂木の切断です。約2メートルの穂木1本に芽が約15個着いていますので、1芽単位に、芽の上を水平に切断します。この切った枝を駒木と呼びます。なお、作業中は安全に十分配慮しましょう。
 次に、樹液の除去です。切った駒木をすぐに水に浸漬すると、3~6時間後には切り口から樹液が出ます。駒木を取り出し、シャワーノズルでこの樹液を十分に洗い流します。樹液が促成中のカビの原因になるので、この工程は必ず行いましょう。
 次は伏せ込みです。深さ7cm程度の育苗箱に薄い板などで十字に仕切りを作り、駒木を立てて並べます。この箱を促成床に入れ、清潔な水を深さ5cm程度まで入れます。
 最後に促成管理です。伏せ込みを始めてから萌芽までは温度を20度とし、その後は15度の一定温度で管理します。萌芽するまでは切り口の樹液をシャワー等で適宜洗い流し、促成床の水も定期的に交換します。
 促成たらのめは、12月から4月まで出荷できますが、需要は3月頃から高まるため、穂木数を勘案して出荷計画を立てましょう。

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2019年11月21日 たらのめ促成栽培の準備について

 たらのめは、山菜の王様と呼ばれており、生産量は本県が全国1位となっています。露地どりでは5月頃から収穫が始まりますが、ハウスを使った促成栽培では、12月から4月までが出荷時期となります。今日は、たらのめの促成栽培に向け、ほ場で養成した穂木の採取と保管方法、促成床の作成手順について紹介します。
 まずは穂木の採取です。落葉した11月中旬から12月上旬に行います。来年の穂木養成のために2芽を残し、のこぎりで水平に切り取り、生育の揃った穂木を10本ずつ束ねます。穂木の保管は、直射日光や風の当たらない小屋等に立てかけて置きます。
 次に、促成床の作成手順です。高さ1mの台を作り、この上に幅1.2m、長さ5.4m程度のコンパネを水平に固定します。この上に高さ15cmの枠を作り、ビニールを敷いてプール状にします。そして、促成床の底面から約30cmの高さに、電熱線を互いに触れないよう、1坪当たり200ワットを目安に配線します。それらを覆うため、トンネル支柱を設置し、ビニール、保温資材、遮光資材、サーモスタットを準備します。

2019年11月20日 山形県産「そば」の振興について

 山形県の「そば」の作付面積は、約5,000ヘクタールあり国内第2位で、県内の農作物の中では、水稲、大豆に次いで第3位となっています。また、県内には、製粉・製麺から麺類飲食店まで、優れた技術力を有する、そばに関連した企業が数多くあります。
 そばは、食材としての価値だけでなく、観光資源としても大きな魅力を秘めた作物です。県内各地で開催される「新そばまつり」などには、山形のおいしいそばを味わうために、県内外から多くの観光客が訪れ、地域の活性化につながっています。
 品種は、「でわかおり」と「最上早生」が多く栽培されていますが、最近は、庄内を中心に増えている「常陸秋そば」や、大石田町の「来迎寺在来」等のように地域ごとに特色ある品種も作付けされています。また、山形県農業総合研究センターが開発した品種「山形BW5号」は、収量性が高く、大変おいしい品種で、県内各地で栽培が始まっています。
 今年も、打ち立てのおいしい山形の「そば」をたくさん味わってはいかがでしょうか。

2019年11月19日 りんごとなしの腐らん病対策

 りんごやなしに発生する腐らん病は、枝や幹を枯らしてしまう病気で、被害が広がるため、防除の徹底が必要です。
 園地で若い枝に発生する枝腐らんを見つけしだい切除し、幹部に胴腐らんを見つけしだい、病斑部周辺の健全部も含めて大きめに削り取って塗布剤を処理します。地域ぐるみで園地を巡回し、発病した幹や枝を取り除くことも被害の拡大防止に有効です。
 また、11月から3月の間は腐らん病の胞子の飛散が盛んになるため、冬を迎える前の防除が重要です。発生が見られる園地では、収穫が終わりしだい、薬剤を散布して、冬期間の感染を予防しましょう。
この病気は、剪定の切り口からも感染します。切り残し部分が長いと感染しやすくなるので、剪定の際は、枝の基部から丁寧に切り落とし、その日のうちに切り口に塗布剤を処理しましょう。
 また、適正な樹勢を維持して病気にかかりにくくすることも重要な対策です。樹勢をよく観察して、樹が弱くならないような剪定作業を行いましょう。

2019年11月18日 山形県立農林大学校の来年度入校生募集について

 県立農林大学校では、来年度の一般入校者の願書受付けを今日から始めました。
募集学科は、稲作、果樹、野菜、花き、畜産、農産加工、林業の7つの経営学科で、幅広く学べることが魅力となっています。
 修業年数は2年で、本県農林業を担うスペシャリストを目指します。
カリキュラムは、生産技術に加え、流通、加工、販売等に関する、実践的で将来に役立つ知識と技術を身に付けることが出来ます。また、多くの資格や免許の取得も可能です。
 研修制度も充実しており、アメリカ・コロラド州での海外研修では、視野を広げ、様々な経験を積むことができます。他にも、県内の先進農林業者での体験学習も行っています。
学校は全寮制で、仲間たちと交流を深め、充実した学生生活を送ることができます。
 一般入試の前期試験は12月6日で、出願期間は、本日11月18日から11月26日(火曜日)までとなっております。
 入校についての詳しいお問い合わせは、県立農林大学校、電話0233-22-1527 教務学生担当までお願いいたします。

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