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農業一口メモ

2021年1月25日 冬期間の子牛の管理について

畜産農家の皆さん、寒さが厳しくなる季節となりました。気温が下がると家畜の体力消耗が大きくなり、疾病に対する抵抗力が低下します。特に子牛は寒さに弱いので、次の対策を講じて出来るだけ病気を防ぎましょう。
 一つ目は寒さ対策です。まず、すきま風が入らないようにしましょう。そして、不衛生で濡れた牛床は、子牛に過度のストレスを与えますので、敷き料を濡れたままにせず、こまめに交換し、衛生的で温かい環境を整えましょう。ただし、保温を重視するあまり換気が不足すると、呼吸器疾患を誘発しやすくなりますので、日中は出来るだけ換気しましょう。
二つ目は栄養対策です。元気な子牛に育てるためには、哺乳期の栄養が大切です。そのため授乳する母牛に十分な飼料を与える必要があります。分娩の2月(ふたつき)くらい前から母牛の餌を増やし、病気に強い子牛に育てましょう。
この他、離乳による移動や群飼、密飼いなどはストレスの原因となります。日頃から気を付けて観察し、病気による生産性の低下を防ぎましょう。

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2021年1月22日 「やまがた紅王」の生産者募集について

県が育成したさくらんぼの大玉新品種「やまがた紅王(品種名:山形C12号)」は、本県の果樹では初めて、生産者登録制度を導入しており、事前に登録した生産者に限って、苗木を配布しています。
今年の秋に配布する苗木については、現在、各JA、苗木販売業者などで申請を受け付けており、2月12日金曜日が締め切りとなっています。
新たに登録を申請される方については、5本以上の苗木を購入し、本人が栽培することを条件としています。なお、既に登録を受けている方は、1本から追加の申請が可能です。
購入した苗木や穂木等は、登録生産者以外への譲渡は固く禁止されており、違反した場合は罰則が設けられていますので、十分ご注意ください。
 詳しくは、県園芸農業推進課(023―630―2319)までお問い合わせください。

2021年1月21日 山形県立農林大学校の令和3年度入校生募集について

県立農林大学校では、令和3年度の一般選抜試験後期の入校生を募集しています。
出願期間は、令和3年3月1日月曜日から3月8日月曜日まで、試験日が3月15日月曜日です。
募集学科は、稲作、果樹、野菜、花き、畜産、農産加工、林業の7つの経営学科で、修業年数は2年です。
農林大学校の学習における大きな特徴は、圃場や牛舎、演習林等で実践的に学ぶことが主体で、授業の約60パーセントを実習が占めていることです。
県内の先進農林業者の元で行う体験学習では、農業経営の実態を学ぶとともに、農林業への広い視野と豊かな人間性を身に付けることが出来ます。
また、将来の中核的な担い手として活躍できるよう、「GAP」や「スマート農業」などの新しい農業技術についても学び、無人ヘリコプターやドローンの技能認定など卒業後に活かせる様々な資格取得も可能です。
一般選抜試験の詳しいお問い合わせは、県立農林大学校、電話0233-22-1527までお問い合わせ願います。

2021年1月20日 「特別栽培」を始めませんか

皆さんは、スーパーや直売所などで、「特別栽培農産物」と表示された商品を見かけたことはありませんか。  
特別栽培農産物とは、環境への負荷を抑えるため、化学合成農薬と化学肥料を、地域で使用する量の半分以下で栽培した農産物のことです。
本県では、8,100戸の生産者が、約15,000ヘクタールの面積で取り組んでいます。品目は、「つや姫」や「雪若丸」を始めとする米や、大豆、野菜、果樹など多品目にわたります。
県内では、個人の生産者だけでなく、生産者団体や地域規模での取り組みも見られ、環境への負荷を抑えた栽培であることをピーアールして、販売につなげている事例が多く見られます。
山形県では、「公益財団法人やまがた農業支援センター」と「鶴岡市」が特別栽培農産物の認証機関になっています。認証の手続きなど、詳しくは、認証機関または最寄りの農業技術普及課に御相談ください。

2021年1月19日 県産種雄牛「美結喜」号について

県では、総称山形牛のブランド力向上と県内肉用牛経営の安定化を図るため、遺伝的に優れた能力を持つ雄牛と雌牛を計画的に交配し、高い評価の枝肉成績が期待できる種雄牛を造り、その凍結精液を供給しています。今日は、先月御紹介した「冬景21」号と一緒にデビューした「美結喜」号を御紹介します。
「美結喜」号は、肉質で評価の高い但馬系種雄牛「安福久」号を父に持つ本県トップクラスの優秀な雌牛に、増体に優れた気高系の代表的種雄牛「百合茂」号を交配して作出した種雄牛です。
「美結喜」号の特長は、肉質と肉量の両方で高い能力を持つことです。肥育試験では、上物と呼ばれる肉質等級4等級以上の割合が95パーセントと歴代県産種雄牛の中で最も優れた成績でした。更に、脂肪交雑は8.6で歴代2位、枝肉重量は524キログラムで歴代3位と、非常に優れた成績となりました。
肉質と肉量両方の改良が期待されますが、母牛の血統や体型に合わせて御利用ください。
「美結喜」号の凍結精液の購入については、山形県家畜改良協会までお問い合わせください。

2021年1月18日 低温期の育苗における温度の確保について

「苗半作」という言葉があるように、良い苗を作ることは収量確保への第一歩です。これからの時期は、果菜類を中心に野菜の育苗が本格化します。今日は低温期の育苗における温度の確保について紹介します。
まずは、農業用の電熱線で地温を確保します。育苗床の周囲にコンパネなどで高さ10センチ程度の枠を作り、床面にはあらかじめ発泡スチロール板などの断熱資材を置き、その上に電熱線を配置すると、温度を確保しやすく、省エネにもつながります。電熱線は1平方メートル当たり80ワット程度を目安に配線して5センチ程度覆土し、十分に水で湿らせてからポリなどで被覆します。
次に、トンネル支柱を設置してビニールで被覆し、必要に応じて保温資材を追加して保温性を高めます。
最後に、土を入れたポットを入れて温度計とサーモセンサーを刺し、目標温度まで上がることを確認してから育苗を始めましょう。
なお、日が差すとトンネル内の気温が上がるので、換気などのきめ細やかな管理を徹底しながら、丈夫な苗作りに努めましょう。

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