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農業一口メモ

2018年10月23日 乾燥食品(干しりんご)の加工について

乾燥食品は貯蔵性、輸送性、簡便性に優れた加工品です。昔は「いろり」のある部屋の上に乾燥場所を作り、野菜や果物などを干して保存していました。今でも、「干しりんご」などはヘルシーで気軽なおやつとして人気です。乾燥方法は、太陽熱を使う自然乾燥と、乾燥機を使う人工乾燥があり、乾燥機も様々な機能のものが市販されていますので、上手に利用しましょう。
作り方はりんごをよく洗ってから芯を取り、薄切りにします。褐変を防ぐため、2から3%の塩水につけてから干すと良いでしょう。乾燥する際はなるべく短時間で仕上げるように、ザルなどに並べ、時々表裏を返すなど工夫しましょう。仕上げは元の重さの10%程度の重量になるまでとし、良く乾燥させます。
乾燥後のりんごは湿りやすいので、乾燥食品用の袋に乾燥材と共に入れて密封して保存します。りんごの品種や切り方を変えると違った味わいと食感を楽しめます。干しりんごなどは加熱殺菌の過程がないので、手を良く洗い、手袋をすることや、使う器具や乾燥場所などの衛生管理には十分注意しましょう。

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2018年10月22日 大豆の収穫について

大豆の成熟期は、葉が落葉し、茎やさや莢が品種特有の色に変化した時です。
成熟期に入ってすぐにコンバインで収穫すると、茎の汁が大豆子実の表面に付着して汚れ、品質低下の原因になります。
そのため、成熟期に達した日から1週間程度経ち、茎の水分が60%以下で、大豆と莢の水分が20%以下になった時、つまり、茎を振ると、莢の中で子実がカラカラと音をたてる状態がコンバイン収穫の適期となります。
また、収穫適期の幅は品種によって異なります。「リュウホウ」や「エンレイ」は、しわ粒や腐敗粒などが、比較的早い段階から増加する傾向にあります。また、大粒の新品種「シュウリュウ」は、収穫が遅くなると莢が裂けて収量や品質が低下します。これら「リュウホウ」、「エンレイ」、「シュウリュウ」については、成熟期に達してから20日までの間に刈り取りましょう。
一方、大粒品種の「里のほほえみ」は、成熟期に達してから30日までの間に、焦らずに十分な成熟を待って刈り取ります。
なお、雑草が多いと汚損粒の原因となるため、収穫前に必ず抜き取りましょう。

2018年10月19日 無加温ハウスを利用した冬期の野菜栽培

夏秋野菜の収穫が終わったハウスを有効に活用して、ほうれんそうや小松菜などの野菜を栽培してみませんか。
今月、種を播くことができる野菜には、ほうれんそう、チンゲンサイ、二十日大根、小かぶ、水菜、小松菜などがあります。来春の作付けに支障をきたさないように、栽培期間を考慮して、種類を選ぶことが大切です。
果菜類を作った後作の場合は、一般に土壌中に肥料分が残っているため、施肥量を減らすか、無肥料で栽培します。
播種前に灌水チューブなどを利用して、十分に土壌水分を確保しておくと、生育中の灌水はほとんどいりません。
うねの上にL字鋼などを用いて深さ5センチメートル程度のV字型の溝を作り、その底に播種すると、発芽が揃い、生育も早くなります。これを溝底播種といいます。更に、この上に不織布等の被覆資材をべたがけすれば生育が早くなり、凍害も軽減されます。

2018年10月18日 県立農林大学校の来年度入校生募集について

山形県立農林大学校では、来年4月に入校となる、平成31年度の学生を募集しています。
募集する学科は、稲作、果樹、野菜、花き、畜産、農産加工、林業の7つで、募集人員は60名となっています。
修業年数は2年間で、山形県の農林業を担うスペシャリストを目指します。学校は全寮制で、仲間たちと交流を深め、楽しく充実した生活を送ることができます。カリキュラムは、生産技術に加え、流通、加工、販売等に関する実践的な内容になっています。また、将来に役立つ知識と技術を身に付け、各種の資格を取得できます。国内先進地研修や海外研修等では、視野を広げ、様々な経験を積むことができます。入校者選抜試験は、推薦入校試験が11月9日金曜日、一般入試の前期試験が12月7日金曜日、後期試験が来年の3月15日金曜日を予定しています。なお、一般入試の後期試験は、前期試験までの合格者数によっては実施しない場合があります。
入校についての詳しい内容は、県立農林大学校、電話0233-22-1527までお問い合わせください。

2018年10月17日 下牧後の牛の管理について

春に放牧場に預けた牛が、牛舎に帰って来る時期となりました。稲刈りやワラ集めで忙しい時期ですが、放牧による牛の成長を維持するためにも、下牧後の管理が重要となりますので、基本をもう一度チェックしましょう。
まず、放牧中、牛の胃は、生草の消化に適した状態になっています。このため、下牧してすぐに濃厚飼料を与えると、胃や腸のトラブルを起こしてしまいますので、下牧直後は、生草や乾草を主体に給与し、食欲や排せつ物の状態を確認しながら、2週間から3週間かけて、徐々に濃厚飼料を増やしましょう。
次に、下牧した牛は、飼育環境が大きく変わったことでかなりのストレスを受けます。ストレス軽減のためにも、野外に出して、日光浴や運動をさせましょう。
最後に、放牧中に感染した皮膚病等の疾病が、下牧後に発症することがあります。下牧後しばらくは、牛の外観、食欲そして排せつ物などを入念に観察し、疾病の早期発見に努めるとともに、異常が認められた場合は、早めに診察を受けましょう。

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