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農業一口メモ

2019年1月22日 気象変動に負けない米づくり

昨年は、大雨や高温乾燥などの気象災害の発生や台風の襲来など、気象変動の激しい一年でした。米の作柄は、登熟期の日照不足などの影響で「やや不良」となりました。
近年は、気象変動の大きい年が多く、米の収量や品質、さらに食味への影響が心配されます。
気象変動に対応して高品質・良食味米の安定生産を行うためには、基本技術を徹底することが重要です。昨年の稲作を振り返り、取り組めなかった点を改善しましょう。初期生育は確保できましたか?適期に適量の追肥ができる稲でしたか?登熟期間の水管理は適切に行えましたか?初期生育が確保できなかった人は、健苗育成、土づくり、耕起の深さ、移植時期、土壌の還元対策などを点検しましょう。
また、作付けする品種の特性をよく理解して栽培、管理することも重要です。
山形県の米づくりは、気象変動に対応した取組みにより、収量・品質・食味が安定していることで高い評価を得ています。今後も安定した米づくりを維持していくために、基本技術を徹底し、適期移植による初期生育の確保、生育に応じた、きめ細やかな管理を行っていきましょう。

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2019年1月21日 除雪作業の安全確保について

気象庁の3か月予報では、1月から3月の期間の降雪量は平年並と予想されています。雪害対策を万全に行うとともに、除雪作業時は安全第一を心掛け、事故を防ぎましょう。
施設の点検時や除雪作業時は、急な倒壊の恐れがないか、作業する場所に危険はないか安全を十分に確認してから行いましょう。屋根などに積雪がある場合は、落雪にも注意が必要です。また、園地の確認や除雪作業等は、万一の事故に備え、複数名で行いましょう。
除雪機を使用する際は、周囲の安全に気を配りながら、機械操作に十分注意し、事故防止に努めます。特に、雪などがつまった場合は必ずエンジンを切りローターが止まってから取り除くなど、十分に安全を確保し、作業を行いましょう。
毎年、一般の除雪作業で転落事故や除雪機のローターに巻き込まれる事故が発生しています。事故防止のための安全管理を徹底しましょう。

2019年1月18日 特別栽培を始めませんか

皆さんは、スーパーや直売所などで、「特別栽培農産物」と表示された商品を見かけたことはありませんか。  
特別栽培農産物とは、環境への負荷を抑えるため、化学合成農薬と化学肥料を、地域で使用する量の半分以下で栽培した農産物のことです。
本県では、およそ8,500戸の生産者が、15,000ヘクタールを超える面積で取り組んでいます。品目は、「つや姫」や「雪若丸」を始めとする米や、大豆、野菜、果樹など多品目にわたります。
県内では、個人の生産者だけでなく、生産者団体や地域規模での取組みも見られ、環境への負荷を抑えた栽培であることをピーアールし、販売につなげている事例が数多く見られます。
山形県では、「公益財団法人やまがた農業支援センター」と「鶴岡市」が特別栽培農産物の認証機関になっています。認証の手続きなど、詳しくは、認証機関または最寄りの農業技術普及課に御相談ください。

2019年1月17日 畜産における経営計画の作成について

新しい年が始まりました。この機会に気持ちを新たにして、畜産における今年一年間の経営計画を立ててみてはいかがでしょうか。
経営計画を立てるには、まず昨年の状況を把握する必要があります。昨年の収支の状況を整理し、損益計算書や貸借対照表などにまとめましょう。また、乳量や分娩間隔といった生産技術についても整理しましょう。
昨年の状況をまとめたら、次に、販売額や経費等が前の年と比較してどのような状況であったかを確認します。経費が多くかかった科目や家畜1頭当たりの収益性を把握し、経営や生産技術における課題を見つけることが出来ます。
最後に、見つかった課題に対する対応策を検討し、新たな経営計画を作ります。
子牛価格や資材等の高い状況が続いています。資金繰りも含めて無駄な経費を削減し、生産性向上に努めるとともに、安定した経営になるよう着実に実行していきましょう。

2019年1月16日 野菜の育苗について

これからの時期は、果菜類を中心に育苗作業が本格化します。「苗半作」という言葉があるように、良い苗を作ることは収量確保への第一歩です。育苗の省力技術としては、セル成型育苗が普及しており、セルトレーと呼ばれる専用の容器に直接播種しますが、乾燥しやすいので、こまめな灌水管理が必要です。
果菜類の育苗は、比較的高い温度で管理する必要があるので、低温期に育苗する場合は、農業用の電熱線で地温を確保します。電熱温床に使う電熱線は、1平方メートル当たり60ワットから80ワットを目安とし、温度ムラがないように配線して、品目に応じた発芽適温を保ちます。電熱線のワット数が少ないと、実際の地温が設定した温度まで上がらない場合があるので注意が必要です。また、温度確保と電気代節約のため、温床の床や側面に、発泡スチロール板などの断熱資材を使うことも重要です。
温度や水の管理を徹底して、丈夫な苗作りを心がけましょう。

2019年1月15日 果樹の剪定

近年は気象変動が大きく、果樹の作柄に影響を及ぼす場合が多くみられます。天候に左右されず、品質の高い果実を安定して生産するためには、日当たりが良く、作業しやすい樹をつくる剪定が基本になります。
剪定を始める前に、昨年の品質や収量を思い出しながら園地をよく観察し、最初に混み合っている部分の間伐や縮伐を行い、樹と樹の間隔を十分にとります。その後、一本一本の樹の剪定を行いますが、樹勢に応じて剪定量を加減しましょう。樹勢が強い樹は、生育が旺盛な徒長枝を整理しながら結果枝を多めに残すなど、剪定量を少なめに抑えます。樹勢が弱い樹は強めの枝を残し、花芽だけになり枝が伸びなくなった部分をこまめに切り取り、樹勢回復を図りましょう。
なお、寒さの厳しい時期に剪定を行うと、リンゴでは腐らん病の感染が増える傾向があるので、早い時期は粗剪定程度にとどめ、切り口には必ず癒合剤を塗布しましょう。
モモも厳寒期に剪定すると、凍害が発生しやすくなり、機の枯死が増加します。厳寒期での剪定は行わず、寒さが緩んでから実施しましょう。

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