ホーム >一口メモ >
一口メモ
2010年3月18日 あずきの効用
お彼岸のお供えものとして、ぼた餅やおはぎがあります。これは、もち米を炊き、軽くついて丸め、あんこやきな粉をまぶした家庭料理です。牡丹の花が咲く春から初夏に作るのが「ぼた餅」で、萩の花が咲く秋になってから作るのが「おはぎ」と呼ばれ、作る季節によって呼び名が変わるとも云われています。
もちのまわりにつけるあんこの原料のあずきには、ビタミンB1やサポニン、食物繊維が多く含まれています。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働きがあり疲労回復に役立ちます。皮に含まれるサポニンには優れた利尿作用や、コレステロールの低下作用があり、食物繊維も非常に豊富です。
次に、あずきの上手な煮方をご紹介します。たっぷりの水とともに洗ったあずきを強火にかけ沸騰したらゆで汁を捨てます。新しい水を入れて強火で加熱し、沸騰したら弱火にして約1時間煮ます。柔らかく煮たあずきを潰すか濾すかして、砂糖を数回に分け入れ、火にかけ15分ほどよくこねます。最後に塩を少し入れて出来上がりです。ご家庭で手づくりのあんこはいかがでしょうか。(県生産技術課)
バックナンバー
2010年3月17日 果樹の防霜対策、準備は万全ですか?
今年の冬は、比較的暖かく雪が少ない傾向で経過しましたが、果樹が休眠から醒めるのに必要な低温には十分遭遇しています。このため、三月に気温が上昇してくると、果樹の生育進度は早まることが予想されます。せん定作業を計画的に進めて、春先の作業の準備に取りかかるようにしましょう。
生育が進むと、春先の凍霜害(とうそうがい)の発生が心配されます。果樹の場合、芽が動き出すと低温に対する抵抗力が弱まります。例えば、発芽から一週間を過ぎるとマイナス五℃、発芽から一〇日過ぎるとマイナス三℃程度の気温でも被害が大きくなります。
寒河江市にある農業総合研究センター園芸試験場のデータでは、さくらんぼ「佐藤錦」の平年の発芽期は三月二八日となっております。
ただし、生育の早かった平成二一年には三月二〇日と平年より八日早まったこともありますので、防霜資材の準備は余裕を持って早めに準備するようにしましょう。
2010年3月16日 採草地と放牧地の施肥管理の違い
雪解けが進み、草地に緑色が戻ってくる季節となりました。牧草地はその利用目的によって、採草(さいそう)用草地と放牧用草地に区別できます。利用目的の違いによって、その草地管理の方法も大きく異なります。
採草用草地は単位面積から最大の収量を得ることを目的としています。牧草は春に「スプリングフラッシュ」と呼ばれる急激な生育を示します。採草用草地ではこの性質を利用して、年間の収量を最大にするような施肥管理を行います。採草利用においては、融雪後早めに追肥を行い、牧草の初期生育を確保しましょう。
一方、放牧用草地は、牛を放牧している期間に安定した草の量を確保し、家畜の増体量を最大にする管理を行います。つまり、「スプリングフラッシュ」を抑え、牛が移動した後に追肥するなど長期的に利用するための施肥管理が必要となります。利用目的に応じた適切な草地管理を行い、効率的な自給飼料生産を心がけましょう。(県エコ農業推進課)
2010年3月15日 「たらのき」の育苗について
山菜の「たらの芽」は、促成栽培で11月から出荷されており、山形県は出荷量で日本一の産地となっています。今回は、「たらの芽」を生産するための効率的な「たらのき」の増殖方法について紹介します。
「たらのき」の増殖は根で行います。増殖に使う根は、一年生株で病気が発生していない畑のものを使用します。
まず、株を掘り起こし、鉛筆程度の太さの根を選び、長さ約5cm程度に切り分けます。切り口が乾いたら清潔な培養土を入れた育苗箱などに一列に並べて覆土し、地温20度で芽出しを行います。
およそ10日程度で芽が出始めますが、芽の長さが1から2cmになったら鉢上げをします。鉢は直径が10.5cmの紙ポットを用いれば、ポットのまま定植することができます。
芽出しは、なるべく早い時期に開始すると大苗が生産でき、定植後の生育も良くなります。定植は晩霜のおそれが無くなった時期に行います。(県生産技術課)
2010年3月12日 果樹の休眠期防除
果樹の病害虫には、枝や幹で越冬するものが多く、病害虫の発生密度を下げるためには休眠期防除は欠かせない作業です。
今年は積雪が少なく、暖冬傾向で推移しています。早めの防除を計画し、温暖で風のない日を選んで防除を行いましょう。
特に、西洋なしでは、昨年は輪紋病の発生が例年になく多い園地がみられました。発生の多かった園地では、生育期の薬剤防除だけではなく、いぼ皮の削り取りを行って病原菌の密度を減らし、その後に休眠期防除を実施しましょう。
また、近年、胴枯病の発生が目立つ園地が増えています。休眠期防除剤は、この病気にも効果がありますので、胴枯病の多い園地では必ず防除を行いましょう。(県生産技術課)
2010年3月11日 水稲もち品種「こゆきもち」について
水稲のもち品種「こゆきもち」は、農業総合研究センター水田農業試験場が育成した山形県オリジナルの品種です。「真っ白な雪」をイメージした名前にふさわしく、「餅の白さ」が際立ち、高品質・良食味が特徴です。
成熟期は「ヒメノモチ」より遅く、「でわのもち」よりやや早い中生の品種です。米の粒がやや大きく、収量は「ヒメノモチ」よりやや多くなります。
餅にすると、「ヒメノモチ」、「でわのもち」より白く、食べた時の味が良く、舌触りもなめらかで、おいしい餅になります。また、つきたての餅はふわふわとした柔らかさがあり、固くなりにくい特徴から、大福餅などの加工にも適しています。
栽培適地は県内の平坦部から中山間部で、昨年から徐々に作付面積も増えてきています。
本県オリジナルのもち品種として期待されている「こゆきもち」に、ぜひ注目してください。(県生産技術課)





