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農業一口メモ

2020年4月7日 ラ・フランスの摘芽・摘蕾とももの摘蕾

果樹の摘芽・摘蕾は、摘果作業の省力化や大玉生産を図るために重要です。
ラ・フランスの摘芽の程度は、樹勢や花芽の量により加減が必要ですが、花芽が十分多い樹であれば、概ね50パーセントを目安に実施します。発芽期頃までに、樹の上部を主体に、枝の真上や真下に着いた花芽や小さい花芽、長果枝先端の花芽などを摘芽しましょう。
また、摘蕾する場合は、開花前の蕾同士がまとまっているうちに、上から指で押すようにすると軸が簡単に折れて、効率的に摘蕾ができます。
ももの摘蕾作業は、花芽が丸く膨らみ先端の赤みが見え始めた頃から花びらがやや膨らむ頃までに行ないましょう。
「あかつき」など、花粉があり結実が安定している品種は、50~70パーセントを目安に摘蕾します。「川中島白桃」など花粉がない品種は弱めに摘蕾し、実止まりがわかってから予備摘果を行うようにしましょう。

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2020年4月6日 水稲の播種計画について

水稲の播種時期は、田植え時期から逆算して決めます。田植えの適期は、庄内地域で5月10日~20日頃、内陸地域で5月15日~25日頃です。育苗する日数は、育てる苗の種類によって変わります。例えば平坦部で一般的な稚苗の場合、箱当たり150~180グラムの種籾を播き、20日~25日間で育苗します。最上地域や中山間地では中苗が多く、箱当たり80~120グラムの種籾を播き、約30日間かけて育苗します。育苗期間が長くなり過ぎないよう、計画的に播種します。
また、一平方メートル当たりの株数を20株前後、植え込み本数を100本程度確保するために必要な箱数は、稚苗で10アール当たり25枚程度、中苗で30枚程度です。余裕をもって必要な育苗箱数を準備します。
なお、ハウス育苗を行う場合、特に「無加温育苗」では、育苗ハウスを早めに準備して苗床の地温を十分に暖めてから苗箱を並べるよう、計画的に作業を進めましょう。

2020年4月3日 「啓翁桜」の春の栽培管理

本県の特産品である「啓翁桜」は、来シーズン以降の収穫量や切り枝の品質を向上させるため、4月から5月にかけて、施肥や病害虫防除が重要な管理作業になります。 
樹勢が弱くなってきた園地も多くなっていることから、雪の消えたこの時期に、施肥を行って樹勢の確保と枝の再生に努めるようにします。施肥量は窒素成分で10アール当たり5~10キログラムを目安とし、樹勢が弱い園地や、株を養成している園地は多めにする等、樹勢や地力に応じて加減するようにしましょう。 
また、幼果菌核病の防除時期は、開花始期から満開期で、例年4月頃になります。
今年の冬は、少雪で気温が高く経過してきたことから、開花が例年よりも早まることが予想されますので、早めに準備を整えるとともに、生育状況をよく観察し、適期防除を行いましょう。

2020年4月2日 りんご黒星病防除の徹底について

昨年、りんご黒星病が多く発生しました。効果的な防除を行い、黒星病を撲滅しましょう。
黒星病は、カビによる病害で、葉や果実に黒い病斑が発生します。
黒星病の伝染は、前年の落葉から胞子が飛んで、発芽後の葉に感染するのが、その年の始まりです。このため、落ちた葉っぱを集めたり、堆肥で地面を被覆することで伝染源を減らすことが、黒星病の発生を抑える第一歩です。前年発生が多かった園地では、ぜひ取り組んでみましょう。
また、胞子は次から次に飛んで感染するため、開いた葉っぱに殺菌剤を予防的に散布して病原菌から葉を守ります。この葉を保護する防除のスタートは展葉期からです。今年は暖冬少雪の影響でりんご樹の生育が早まっていますので、防除時期が遅れないように防除しましょう。もし、防除予定日に雨が降りそうな場合は、前倒しで降雨前に防除をしましょう。

2020年4月1日 果樹の防霜対策

果樹は、春に芽が動き出すと、低温に対する耐性が弱くなるため、晩霜による被害が心配されます。
今年は、暖冬で経過したことから、果樹の生育が早まっています。さくらんぼでは、平年より10日程度早く発芽し、すでに低温に弱い時期になっていますので、早めに霜害防止対策をとることが重要です。
果樹は、雌しべが伸びるに従って低温に弱くなり、さくらんぼでは、発芽10日後頃から花が咲くまでが霜害に遭いやすい期間となります。発芽10日後頃では、マイナス3度程度の低温で大きな被害を受けますが、開花直前になると、マイナス1度でも被害が発生するようになります。特に、樹勢が弱い樹では、より早い時期や短時間の低温でも被害が発生する場合があるので注意してください。
防霜対策は夜間の作業となりますので、農作業事故に十分注意しながら実施しましょう。

2020年3月31日 野菜畑の準備と定植

3月も終わりを迎え、露地野菜を定植する時期が近づいてきました。この時期は畑を早めに乾燥させ、圃場に入れるように準備を行うことが重要です。明渠や排水溝を掘り、できるだけ速やかに排水し、畑が乾燥してから堆肥散布や施肥、マルチ張りなどを行います。圃場の準備は、遅くとも定植の一週間前までに終わらせ、地温の上昇を促します。
今年は、暖冬傾向で経過しています、無理な早植えを避け、前年までの作業日誌を参考に定植日を決めましょう。定植は、地温が15度以上であることを確認して、暖かく風のない日を選んで行いましょう。
生育を早めるためにトンネルを設置した場合は、生育状態や気象条件によって、日中のトンネルの換気量を調節します。なお、農ポリや農ビのトンネルだけでは、低温や霜に対応できないので、ホットキャップやべたがけ資材などの保温資材を活用して、霜害等の低温障害などを防止しましょう。

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