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農業一口メモ

2017年12月18日 GAPについて

ニュース等で農産物にプラスチック片などの異物が混入したり、農薬が残留して、商品の回収や販売中止になったという事例を耳にしたことはないでしょうか。これらのことは、消費者の産地に対する信頼を著しく失う原因となります。
また、農作業中の痛ましい事故も毎年発生しています。
こうした農産物を生産する過程において発生する事故やトラブルを未然に防止するための手段が「GAP」です。「GAP」とは、「農業生産工程管理」と訳され、事故やトラブルを防止するための対策をルールとして定め、点検や改善を繰り返しながら、より安全で安心な農産物を生産していく仕組みです。
例えば、農薬残留防止のため、「散布後は防除記録を必ず行う」といったルールを作成したとします。栽培期間中は、このルールに従って作業を行い、その後、ルール通りに実施できたか点検します。万一、防除記録に不備があった場合には、次回改善を図り、より農産物の安全性を高めていくものです。
「GAP」は、消費者が求める安全安心の基盤を強化する取組みとして、導入する産地が増えています。是非、産地一体となって取り組んでみましょう。
詳しくは、最寄りの各総合支庁農業技術普及課までお問い合わせ下さい。
(農業技術環境課)

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2017年12月15日 青色申告を行いましょう

農業を含む自営業者の所得税申告には、青色申告と白色申告があります。近年は、パソコンを使うことで簿記の記帳が比較的容易になったことから、青色申告を行う人が増えています。
青色申告には、次のようなメリットがあります。
1つ目は、青色申告特別控除として最高六五万円を所得金額から控除できることです。2つ目は、農業に6か月以上従事する家族に支払う給与を必要経費に算入できることです。3つ目は、その年の農業所得が赤字になった場合に、その損失額を翌年以降3年間にわたり繰り越して、所得金額から控除できることです。
また、国では農業経営の新たなセーフティーネットとして、平成31年から「収入保険制度」をスタートさせることを決めていますが、この保険の加入対象は「青色申告を行っている農業者」に限定される見込みです。
新たに青色申告を開始しようとする場合は、その年の3月15日までに「青色申告承認申請書」を税務署に提出する必要があります。現在、白色申告の方は、来年からの青色申告を検討してみてはいかがでしょうか。
(農業技術環境課)

2017年12月14日 水稲直播栽培について

山形県の水稲直播栽培面積は、今年2,614ヘクタールとなり、昨年より248ヘクタール増加しました。直播栽培には、水を張ってから種子を播くたんすいじかまき湛水直播と乾いた水田に直接種子を播く乾田直播があります。
湛水直播は、県全体の直播栽培面積の87パーセントを占めています。直播技術の開発が進み、籾に鉄の粉をコーティングして播種する技術が普及し、収量も移植栽培並みに確保できることから、面積が急速に増加しています。また、乾田直播では、圃場を平らに整地して、乾燥した水田に、トラクターに装着した播種機でV字型の溝を切り、その溝に種籾を播種する不耕起V溝直播が主流となっています。素籾を播種しても、鳥のクチバシが届かない深さになるため、鳥害に遭いにくく、苗立ちも安定することから、庄内地域で多く導入されています。
直播栽培は通常の移植栽培と比べて、育苗作業がいらないため、より省力で低コストな栽培が可能となります。経営規模拡大に欠かせない技術ですので、ぜひ、直播栽培の導入を検討してみてください。
(農業技術環境課)

2017年12月13日 さくらんぼの加温ハウス栽培の準備

さくらんぼの加温ハウス栽培では、休眠打破処理を行う早期加温が、12月下旬から1月上旬にスタートすることから、ハウスの被覆・加温準備を始めましょう。
まず、暖房機の燃焼効率をあげるため、暖房機の燃焼室やバーナーノズル等の清掃・点検を必ず行いましょう。
次に、ハウスの周囲や出入り口などの隙間、つなぎ目を点検・補修し、ハウスの気密性を高めます。また、保温のためにサイドや褄面を2重被覆する場合は、保温性が高く、光の透過性が良い資材を準備しましょう。
このほか、送風ダクトの配置や穴の開け方の見直し、循環扇の導入等を組み合せて暖房効率を高め、少しでも燃料が節約できるようにしておきます。
燃料価格は、現在のところ高値水準にはないものの、生産コストの低減を図るためにも、引き続き省エネ対策に取り組みましょう。
(農業技術環境課)

2017年12月12日 マメコバチの「繭洗浄」について

マメコバチは、果樹の受粉に大きな役割を果たしていますが、近年、果樹園での生息数が減ってきており、その主な原因は、コナダニなどの寄生虫によるものと考えられています。
寄生虫の被害を防ぐには、毎年、巣の材料であるヨシを更新・補充することが重要です。その際に、繭を取り出して直接ダニを洗い落とす「繭洗浄」を行うと被害軽減効果が高いことから、その方法を紹介します。
まず、巣箱の中の古いヨシを割って繭を取り出します。次に、取り出した繭をザルに入れて、冷水を掛け流しながらザルに軽くこすりつけるようにしてダニやゴミを洗い落とします。この時、塗装用のハケを使うと便利です。洗浄した繭は、新聞紙の上に広げて乾かし、紙箱などに移して、春まで冷蔵保存しておきます。3月に繭を放飼箱や袋に入れて、巣箱内の奥側に設置します。
「繭洗浄」は、ハチが眠っている寒い時期に行う必要があるため、12月から3月始め頃までに行います。なお、詳しい方法は、最寄りの農業技術普及課にお問い合わせください。さくらんぼやりんごの結実安定のために、マメコバチの繭洗浄に取り組みましょう。
(農業技術環境課)

2017年12月11日 冬期間の野菜の貯蔵

自家用菜園で収穫したキャベツやはくさい、だいこん等は、貯蔵することで冬期間もおいしく味わうことができます。
これらの貯蔵には、凍結しない程度の低い温度が適します。キャベツやはくさいは、根をつけたまま掘り上げて、1か所に寄せて植え直し、ワラやコモ等で覆っておきます。また、だいこんは、排水の良い場所を選んで、土や砂の中に埋める方法が一般的です。
キャベツなど、多少凍結しても、解凍すれば元にもどる野菜もありますが、はくさいやだいこんは凍結に弱いので、0℃以下にならないように注意します。
一方、野菜の中には比較的高い温度で貯蔵した方が良いものもあります。かぼちゃの貯蔵適温は10℃前後、さつまいもは13℃前後、さといもは6~10℃で、これ以下の低温では傷みやすくなります。このため、温度変化が少なく寒くならない床下などで貯蔵するようにします。
(農業技術環境課)

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