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農業一口メモ

2020年7月10日 「農林大学校オープンキャンパス」開催のお知らせ

県立農林大学校では、入校を希望する高校生や保護者、高校の先生を対象とした農林大学校オープンキャンパスを開催します。
農林大学校オープンキャンパスでは、教育内容の説明、学科別ガイダンス、学生募集要項の説明、学校施設の見学等を行います。学科別ガイダンスでは、稲作・果樹・野菜・花き・畜産・農産加工・林業の7学科のうち、希望する2学科の模擬授業を受講し、農作物の栽培管理や収穫作業の体験、牛の世話の見学、農産物や加工品の試食、高性能林業機械の実演を見学できます。
今年度は、3回の開催を予定しています。1回目は来週末、7月18日(土曜日)、2回目は8月1日(土曜日)、3回目は8月23日(日曜日)に行います。参加費は無料で、昼食が付きます。参加希望の方は、各開催日の3日前までに、事前の申し込みが必要です。
詳しい内容は、県立農林大学校のホームページをご覧いただくか、電話0233-22-1527教務学生担当まで、お問い合わせください。

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2020年7月9日 排水対策を万全に

梅雨の終盤は局地的な大雨が発生しやすい時期です。多くの野菜や花きでは、大雨で土壌水分が過剰になると、土壌中の酸素が不足して根が弱り、養水分の吸収が悪くなるため、生育が抑制されてしまいます。こうした湿害を防ぐためには、圃場条件に合わせた事前の対策が重要となります。
露地栽培では、畑の周囲に明渠を掘ったり、畝間に排水の溝を切って、降った雨が明渠から排水路に停滞なく流れて排水されることを確認しておきます。また、園地が周囲より低く、水がたまりやすい場合や、地下水位が高い畑では、できるだけ高いうねを作って植えるなど工夫が必要です。
一方、施設栽培でも、大雨による施設内への浸水は、作物に大きな被害を発生させます。浸水を未然に防ぐため、施設周囲に深く広い明渠を掘り、排水路を確保して雨水がハウスなどに入らないようにします。また、排水路にはビニールや畦シート等を敷き、施設内への雨水の浸透を防止します。万が一の浸水に備え、水中ポンプを用意しておくなど、事前の排水対策を万全にしておきましょう。

2020年7月8日 果樹の仕上げ摘果と新梢管理

りんごや西洋なし、もも、かきでは、最終的な着果量に調整する仕上げ摘果の時期です。
りんごや西洋なしでは、着果が多い部分を手直しするとともに、サビ果や奇形果、傷害果を摘果します。また、りんご黒星病が見られていますので、発病果は速やかに摘果して、土に埋めるなど、適切に処分しましょう。
ももでは、核割れや生理落果を防ぐため、種が固まる「硬核期」が終わってから、仕上げ摘果を行います。「あかつき」や「川中島白桃」は、通常、7月上旬頃に硬核期が終了するので、7月中旬から、着果の多い部分や、肥大の悪い果実を摘果します。
かきでは、L級以上で食味の良い果実を作るため、8月上旬までに、20から25枚の葉に1果を残す程度に摘果を行いましょう。
この時期は、果樹全般に枝や葉が茂り、日当たりが悪くなりやすいので、新梢管理を行います。主に徒長枝の間引きを行いますが、樹勢維持や幹の日焼け防止のため、主枝の背面に発生した中程度の強さの徒長枝をところどころ残すようにしましょう。

2020年7月7日 水稲のカメムシ類防除について

斑点米は、カメムシ類が稲の穂の汁を吸うことで発生し、品質低下の主な原因となっています。斑点米被害を防ぐには、常日頃からカメムシ類の生息場所となる畦畔や休耕田などの草刈りを徹底し、カメムシ類を増やさないことが大切です。休耕田では、耕耘による除草も効果が高く、効率的です。
また、水田内に雑草が繁茂している圃場では、カメムシ類の発生が多くなっています。早めに除草対策を行いましょう。
今後は、稲の穂が出る2週間前頃までに、畦畔や休耕田などの草刈りを地域ぐるみで一斉に行い、地域全体でカメムシ類の密度を低下させることが、特に重要です。
但し、8月に入ってからの草刈りは、カメムシ類を水田の中へ追い込むことになり、斑点米被害の発生増加の原因となる恐れがあります。やむを得ず草刈りをする場合は、草刈り後、速やかに水田への薬剤防除を行うか、共同防除等の薬剤散布の直前に草刈りを行うようにしましょう。

2020年7月6日 さくらんぼの収穫後管理

さくらんぼの収穫は終盤を迎えていますが、さくらんぼの樹は、6月頃から既に来年の花芽を作り始めています。
来年の安定した結実と、大玉で美味しいさくらんぼを生産するためには、充実の良い花芽を作ることが重要です。これからの収穫後管理をしっかり行い、秋まで葉を健全に保ちましょう。
収穫後は、速やかに雨よけ資材をはずして、樹に光と雨があたるようにします。
さらに、褐色せん孔病やハダニの防除を徹底します。ハダニについては、幹回りの葉を良く観察して、発生がみられる場合は早めに殺ダニ剤を散布しましょう。
また、消耗した樹体を回復させるため、収穫直後に「お礼肥」を施用します。年間施肥量の5割から10割を目安に、樹勢の強弱や葉色を判断し、量を加減します。肥料は水分がないと吸収されにくいので、乾燥が続く場合は、施肥後にかん水を行いましょう。

2020年7月3日 「つや姫」の生育診断に基づく穂肥の実施

本県が誇るトップブランド米「つや姫」は、今年も順調な生育状況となっています。今日は、高品質で食味の良い「つや姫」に仕上げるためのポイントを紹介します。
まず、適正な籾数にすることが大切です。籾数の目安は、1平方メートル当たり3万千粒程度です。そのため、出穂35日前の7月10日頃に生育診断を行い、生育量に応じた穂肥を実施し、籾数を調整します。
穂肥の量の目安は、1平方メートル当たりの茎の数が600本以下で、葉緑素計で測定した葉色が39未満の場合は、基本どおりに出穂30日から25日前に10アール当たり窒素成分で1.5キログラム施用します。
同様に茎の数が600から650本とやや過剰な場合や、葉色が39から41とやや濃い場合は、窒素成分で1キログラムを施用します。
茎数が650本以上、または葉色が41を超えているような過剰な生育の場合は、出穂25日前までに適正葉色の36~37に低下したことを確認して、窒素成分で1キログラムを施用します。もし、葉色が低下しない場合は追肥を控えます。
最高級の「つや姫」を生産するために、生育診断をしっかり行った上で、適正な穂肥を行いましょう。

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