こんにちは、ゲストさん

ホーム >農業一口メモ >


農業一口メモ

2017年3月23日 春の畜舎の点検について

寒い北風の勢力も衰え、太陽のぬくもりと春の訪れを感じる季節となりました。畜舎の雪囲いや、風囲いの後片付けはもう済んだでしょうか。
冬の間、家畜はうす暗い環境の中で飼育されるため、ストレスがたまっているものと思われます。その低減を図るにも、できるだけ早く雪囲いを取り除き、畜舎内に明るい日差しと春の風が入るようにしましょう。
太陽の光は、家畜の繁殖能力を高めるために大きな役割を果たしているようです。目から入った太陽の光は、脳にある視床下部を刺激し、卵巣などの活動を促すホルモンを分泌させ、繁殖機能を高めます。
また、風が入ることにより、新鮮な空気が循環するため、畜舎内の環境が改善されます。床も乾燥しやすくなるので、病原菌の増殖を抑え、下痢等の病気の発生を減らすことが期待されます。
さらに、雪囲い等の撤去のほか、畜舎周辺を点検し壊れたところを修繕したり、清掃を行うことで、生産性の向上に努めましょう。
(農業技術環境課)

バックナンバー

2017年3月22日 「働きながら学ぶ農業入門講座」のおしらせ

山形県立農林大学校では、現在会社などに勤めていて、今後本格的に農業を始める予定の方を対象とした夜間講座「働きながら学ぶ農業入門講座」の受講生を募集しています。
この講座は、稲作、果樹、野菜の3つのコースがあり、基本を学ぶ教室での講義と屋外での現地講習を行います。
講義は、平日の午後7時から午後9時まで、現地講習は日曜日に行いますので、現在、お勤めの方も、受講しやすくなっております。
夜間講座の会場は、東根市職業訓練センターです。
受講申込み期限は、4月13日です。
詳しくは、山形県の農業情報サイト「やまがたアグリネット」をご覧いただくか、県立農林大学校研修部(電話0233‐22‐8794)までお問合せください。
(農業技術環境課)

2017年3月21日 種籾の塩水選と水漬け

いよいよ今年の稲作作業が始まります。「苗半作」と言われるように、まず、充実の良い種籾を使用して、良い苗を育てることがおいしい米づくりの第一歩です。
充実の良い種籾を選ぶためには、塩水選を行います。うるちは比重1.13の塩水で、もちは比重1.08で選別します。塩水選により発芽が揃い、その後の管理も楽になります。
次に、種籾の水漬けを行います。水漬けは発芽に必要な水分を十分に吸収させ、発芽を揃えるねらいがあります。ポイントは、網袋に十分な余裕を持って種籾を入れ、水温10~15℃の水に漬けることです。水温は高くても低くても発芽の揃いに影響するので、必ず水温を確認して水漬けを開始します。水漬けする積算温度は、「はえぬき」や「つや姫」では、120℃が目安になるので、水温10℃を保った場合は12日間水漬けします。適宜、水温を確認し、種籾に吸水むらが出ないように網袋を上下に軽くゆすります。
計画的に作業を進め、健苗を育成しながら本田作業の準備を行いましょう。
(農業技術環境課)

2017年3月20日 山形県における就農希望者・新規就農者への支援

山形県の新規就農者の数は、平成22年度以降、毎年200人を超え、平成28年度調査では、300人になりました。県では、多くの方に県内での就農に興味を持っていただけるよう、就農相談窓口を設けるとともに希望する作物や農産加工等を実習できるオーダーメイド型の短期農業体験等を行っています。
本格的に就農を目指す方については、経験豊富な農家などからの指導のもと、農作業の実践を通して、就農に必要な技術・知識を習得できるように、2年程度の研修を実施しています。また、安心して農業が始められるよう、就農開始からの5年間を支援する制度があります。
また、各地域の農業技術普及課では、新規就農者の技術や習熟度に応じたきめ細やかな指導や、栽培技術や経営能力の向上を図るための研修会や現地視察を行う等により新規就農者が経営を確立できるよう支援しています。
さらに、独自に営農費用の助成や家賃補助等の支援を行っている市町村もあります。この他にも様々な支援がありますので、最寄りの市町村、県農業技術普及課又はやまがた農業支援センターへご相談ください。
(農業技術環境課)

2017年3月17日 麦の融雪後の追肥

古くから、「稲は地力でとり、麦は肥料でとる」と言われているように、麦の栽培にとって、追肥は極めて重要な技術です。特に、融雪後の追肥は、生育や収量に影響するので早めに実施します。追肥の適期は、融雪直後の幼穂の大きさが1ミリ程度になった時で、節間伸長が始まる前に終えるようにします。
追肥量は、大麦、小麦ともに窒素成分で10a当たり4㎏を基本とします。なお、雪腐病などで生育量が少ない場合は追肥量を多くし、6㎏を目安とします。
また、麦は湿害に弱い作物なので、雪どけ時に、圃場の見回りを行い、排水溝や明きょを補修するなど、排水対策を徹底します。
経営所得安定対策では、麦を含む畑作物は収量の増加や品質の向上が交付金に反映される仕組みとなっています。平成28年産の10a当たり収量は、小麦が281kgで東北平均の255kgを上回りましたが、大麦は123kgで、東北平均の300kgを大きく下回っています。適切な追肥を行い、麦の収量・品質の向上に努めましょう。
(農業技術環境課)

2017年3月16日 「たらのき」の育苗について

山菜の「たらの芽」は、促成栽培で11月から出荷され、山形県は出荷量日本一の産地となっています。今回は、「たらの芽」を生産するための効率的な「たらのき」の増殖方法について紹介します。
「たらのき」の増殖には、根を使用します。増殖に使う根は、1年生株で、病気が発生していない畑のものを使用します。
まず、株を掘り起こし、鉛筆程度の太さの根を選び、長さ約5センチ前後に切り分けます。切り口を乾かしてから、清潔な培養土を入れた育苗箱に横向き一列に寝かせて並べ覆土し、地温20℃で芽出しを行います。
10日程度で芽が出始め、芽の長さが1~2センチになったら鉢上げします。鉢上げ用の鉢は直径が10.5センチのポリや紙製のポットを用います。紙製のポットは、そのまま定植でき、植え傷みの心配がありません。
芽出しは、早い時期に開始することで大苗を作ることができ、定植後の生育も良くなります。育苗した苗は、晩霜のおそれが無くなる5月下旬頃に定植を行います。
(農業技術環境課)

ページの先頭へ